ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

りさ子のガチ恋♡俳優沼

りさ子のガチ恋俳優沼」@新宿シアターモリエール 4/24 ソワレ観劇

小説版読んでからずっとずっと楽しみにしていた再演!

26歳、彼氏なし、会社員の私が観てきたよ!!!


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GW前で仕事めちゃくちゃ忙しかったけど同僚たちに「すみませんっ!!」って頭下げて職場から駆け出した女です。

いや~本当に「よくここまで切り込んだな」って作品でした!
小説読んでるから内容分かってたけど、これ初演で観に行った人の衝撃は計り知れない。でも「推し」がいる人ならきっと避けては通れない「ファンと芸能人の関係」を考え直す機会にもなる作品なのかなって思いました。

 

ガチで沼ってる人は多分恐怖だと思うし、「沼ってる~」と言いつつこれを観てダメージを受けない人は多分まだ大丈夫なんじゃないかな(笑) 

 

以降ネタバレ配慮はなしです~
以前小説版については別途記事に書いているので作品の雰囲気を掴みたい方はこちらをご一読ください。

hitoiro.hatenablog.com

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あなたの推しはどこから?私は○○から

残業続きでついに体調くずしました、どーも(笑)
仕事中に漁ってたらたまたまこんなお題を見つけたので早速やってみる。
 
お題「あなたの推しはどこから?私は○○から」


テンプレはお題に回答している方のをお借りしました~
ちなみに恥ずかしいけど推しの名前は伏せません!!笑


俳優さんの名前は?

染谷俊之さん(染さん)

前山剛久くん(前ちゃん)


その俳優さんを好きになってどれくらい経った?

染さんは2~3年?
前ちゃんは1年未満かな!

実は染さんも前ちゃんきっかけは「刀ステ」でした!

好きな作品とオススメの作品を教えて!

・染さん
剣豪将軍 義輝~星を継ぎし者たちへ~
終盤の100人斬りのシーンがすごい。その前後から物語の展開的に涙ドバドバなんですけど、このシーンが私の涙腺の最高潮でした!
六本木からあんなに目を腫らして帰ることになろうとは…(笑)
あとやっぱり前編と合わせてシリーズ“初座長”の作品でしたからね。
前編はまだまだ成長過程の義輝を描いているのでヤキモキするんですけど、後編は「将軍」としての義輝がそこにいて、「うわ~演じてる人一緒なのに全然雰囲気違うすご~!!」って思ったのをよく覚えています。

ジーザス・クライスト・レディオスター
円盤化されてないんだけど本当に面白くて、演じてる染さんも自身も楽しそうだから!!あまり複数回入らない私が3回観に行きました(笑)
タバコ吸うシーン、ほんの少ししかないんだけど毎回ガン見してた(かっこいい)
あまりにも周りが自由すぎて思わず笑ってセリフ言えないところとか微笑ましく思いながら観てました(笑)

・前ちゃん
御茶ノ水ロック
過去作全然観れてないからピックアップできるものが少なくてごめんね。。。
まじで何回でも言うけど奈良くん好き!見ていて元気になる!
観に行った当時はDICのプロデューサー単推しだったからライブシーンで手を挙げなかったけど今なら自信を持って「奈良悠介」で挙手します。

※ちなみに初見が奈良くんだったせいか、最初前ちゃんのイメージが「チャラい人」だったのはここだけの話(笑)

舞台 機動戦士ガンダム00
つい最近のだけどグラハム楽しそうに演じててよかった~!
ガンダムへの愛が2階席まで伝わって来たよ。
グラハムとしての愛も、前ちゃんのガンダムに対する愛も存分に受け取った作品。(ぜひ…続編を…!)

(あと前ちゃんは廃盤になっててDVDは見れないんだけどDステの「お気に召すまま」ゲネ映像見た時に仕草がちゃんと女性で「すごい…!」って思った)


オールメール!Dステ19th『お気に召すまま』公開ゲネプロをチラッと見せ | エンタステージ

どんなところが好きなの?

・染さん
あまり表に強く出さないけど、お芝居に対してまっすぐなところ。
「悲しい場面で自分が芝居することを楽しんでしまったら自己満足になってしまう」って言うくらいストイックなところ。
「剣豪将軍 義輝」の前編のバクステ映像だったかな?千秋楽の挨拶で嗚咽を漏らしながら泣いてる姿見て「あぁ、熱い人なんだな」って思って、その時から彼に対する印象が変わったかも。そして私も映像見ながらボロボロ泣いてた(笑)
あと“なんでもやる”精神 雑学たっぷり しゃべると面白いお兄さん!!
いつも癒やしをありがとー!!
ブログも観点がすごく独特で読んでて面白いw

・前ちゃん
お芝居に対して人一倍熱い想いを持っているところ。ブログとかバクステとか、前ちゃんの作品に対する考えだったり姿勢だったりが本当に好きで。
芝居に対して貪欲な前ちゃんが好きなので、ぜひそのままの熱い想いで色んな場にチャレンジしてほしい。
あと「愛」を持ってまわりの人やファンや作品に向き合っているところ。
ファンの人のことを大切に思ってくれているであろうってところが見えるのも好き。
「お金と時間をかけて来てくれる」って、結構ズバッとした言い方だと思うけどそういう気持ちを持って接してくれてるのが良い。


それだけかって??
身も蓋もないこと言うけど
顔がきれいな人好きなんです、私!!!!!!!!!!

あとベクトルは違うけど二人とも「頭良いんだろうなぁ」って感じるところがちょいちょいあるのも共通点かもしれない。

応援してて良かったって思う時はある?

なんだろ?どんなことであってもご本人が「やりたい」とか「目標にしてた」ってことにたどり着けて、嬉しそうにしている姿を見るのは嬉しいし、舞台を観に行っていつもとは違う側面が見れたり、お芝居に心震えた時はやっぱり「この人のこと応援しててよかったなぁ」って思うかな。
まだまだ応援し始めての時間が短いので「応援してて良かった~!」って思えることがこれからたくさんあったら良いなって思います!


好きな俳優さんにどんな役をやってもらいたい?

・染さん
アホな役とか、気弱な役とか
お顔が整ってるので二枚目の役が多くなっちゃうと思うけど、その見た目を覆すような役をやってほしい。
悪役も似合うと思うんだけど、もっと根本的から覆す感じのがいいなー。

・前ちゃん
自信満々の高飛車な役とか、ちょっと狂ってる役
きれいなお顔なのでそれを存分に活かしていただきたいってのと個人的なイメージとしてちょっとおかしい役やったら映えるんじゃないかと思ってる節がある(笑)
なんか「え?これ前ちゃん??」みたいな役が来るといいなぁーって思ってます。

 

2人に対してまったく間逆なことを言ってるような…?笑


推し以外に好きな俳優(純粋に気になる、気が向いたら追ってる程度でOK)はいる?

・赤澤燈くん
何度かお芝居観てるんだけど、「うめぇ…」って言葉しか出てこない(笑)
なんだろ、純粋に燈くんのお芝居好きだなって感じる。
板の上に立ってる姿がほんと生き生きしてるなってイメージ。

陳内将さん
陳内さんも「うめぇ…」って言葉しか出てこない(パート2)
スクール出身者なだけあって芝居の基礎がしっかりしてるイメージ。
あと1回だけお見送りしていただいたことがあったんだけど、その時しっかり目を見てくださった印象が強い!(眼力に圧倒された…笑)

 

あなたにとっての推しとは

「憧れ」かな。あと「原動力」。
自分自身、学生時代の部活レベルだけど演劇をやっていた経験があって、出来ることならそのまま芝居の道に行きたいと願っていた身としては、お二人ともそれぞれ役者として尊敬できると思える人。
結局芝居の道を選ばなかったのでこうして応援しているけど、現場でその背中を見ながら勉強したいなって思える人かも。

正直お芝居が上手い人って他にもいると思うんだよね。
でも自分が「あ、この人のお芝居もっと観たいな」「この人の他の姿が観てみたいな」って思ったのが、たくさんいる役者さんの中でこのお二人だった。

あと、舞台はもちろん、ブログだったりラジオだったりインタビューだったり、色んなところで頑張る姿を目にして「自分も頑張ろ」って思わせてくれる存在です。
ド緊張して対面がダメなタイプなのでお渡し会とか一切行ってないんですけど(笑)
でも応援している気持ちに変わりはないので、いつか、心の、準備が整ったらひょっこり行こうと思います。

 

最後にその俳優のことを軽くプレゼン

こう言われると何も出てこない!笑
お二人とも、それぞれに「お芝居」に対して熱い想いを持っている素敵な役者さんなので!機会があったらぜひ観てください!!!!!(THE 雑)

舞台 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生 Re:Build-

「舞台 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生 Re:Build-」日本青年館ホール 2/16 ソワレ観劇


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アニメ見たのが10年以上?前、観劇前に見直しもしなかったので「何となく」しか覚えてなかったから原作と比べてどうか~ってことは言えない。

ので演出が面白かったという話!

ガンダムといえばやっぱりMS(モビルスーツ)なんですけど、“舞台上でどうやって表現するのか”ってのが気になるところだと思うんですよ。

答え:コックピットを可動式の座席(やぐら?トロッコ?)にしてアンサンブルさんがガンガン走らせるという演出方法でした!!!

舞台上が2段に分かれていて、フロアと2段目を使いながら戦闘シーンを描くのですが、フロアの人たちはやぐら状の乗り物をアンサンブルさんが走らせる。2段目は可動式の椅子を役者自身が動かすって方法でした。

ちょっと文章だと分かりづらいので、演出の松崎さんがTwitterで画像を上げてくださってたのでご覧ください!


てっきり映像とか使うのかなって思ってたので、斬新だった上に面白かった。

慣れない人が観るとチープかもしれないけど、演劇は目に見えるものが全てじゃないしこちらの想像力に委ねられる部分もあるしね。

ほら、ハンドル持って走ればペダルだって見えてくるじゃないですか!!笑

 

表現方法として純粋に面白いって感じました。
しかもあれ、座席同士微妙に高さ変えてあるんですよ!あの高さの違いがあるから戦闘シーンがより良い感じに見えるんだと思う。(語彙力なくてごめん、でも言いたいこと伝われ!!!)

それとスピード感もそうなんだけど、役者がコックピット上で身体を使って芝居してるのが良かったなあ。さすがに攻撃受けた時の衝撃とかはコックピット動かすだけじゃ表現出来ないし…。

ビームサーベルが弾き飛ばされる演出とかはアンサンブルさんが下でキャッチして走って捌けるってのがすごかった。本当にすごかった。

カーテンコールで一番拍手が大きかったの、アンサンブルさんだと思うよ!!本当にお疲れ様でした!!!

 

敢えて映像で補完しないでコックピットと照明・音響演出でやりきったのも挑戦だった気がする。(あと今思い出すと音響めっちゃ良かった)
こういうところに“演劇の可能性”をまた1つ感じるなぁと思うのでした!

 

私、ストーリーが面白いとか原作のこういうところをこうしてて面白かったって感想じゃなくて、「演出」としての面白さしか言ってないんだけど、原作好きでこの舞台観た人はどんな感想だったのかな?気になる!

 

記憶の限り良く言えばテンポが良いけど、「間の取り方」はもう少しあっても良かったのかなぁと感想ツイート読みながら。
いかんせん、「超忙しい人向けガンダム00 1stシーズン(ちょっとストーリー展開が違うよ)」なので、駆け足な印象になってしまったかも…。
でも2時間半でまとめるにはあれがベストだったかもしれないとも思います。

 

 

 

 

それとね、前ちゃんのグラハムがグラハムで非常に良い。
前ちゃん、ああいう役柄映えると思うんだよね。もっとやってほしい。
気持ち乗ってた!生き生きとしてた!
ただ単に私が観たいだけかもしれないけどちょっと頭のネジ何本か飛んでそうな役やるの上手そうだなって。笑

あと女性キャストがみんな可愛いし美しいし原作に忠実すぎて最高でした!


余談だけど客入れの音楽でUVERworldの「愛が愛を~♪」って流れた瞬間に懐かしすぎて「んぬおおおおお」って変な声出しそうになりました(笑)


UVERworld 『儚くも永久のカナシ』

 

www.gundam00.net
↑観れなかったYO~って人はBlue-ray&DVDの発売がありますのでよろしければ!(7月が待ち遠しいぜ…)

君はSixTONESを知っているか

みなさん、唐突ですが「SixTONES(ストーンズ)」ってグループを知っていますか?

そうそう、「SixTONES」。YouTubeのアーティストプロモーションで動画再生前に広告が頻繁に入るようになっていたので「聞いたことある!」って人も多いかもしれないですね。
かく言う私もそのうちの一人だったのですが…

SixTONESはいいぞ

 (つい最近知ってハマりかけてる人間の雑な感想文です)

まぁ、とりあえずMVを見ておくれ

 


SixTONES(ストーンズ) - JAPONICA STYLE [Official Music Video]

 

曲調がとにかく自分好みだったのが大きかった!!
ジャニーズって結構王道ポップス歌うイメージが強かったので、こういう曲もやるんだっていうことにびっくりしました(ジャニーズ界隈は不勉強なものですみません…)。
ちょっとK-POPみを感じるテイストなので、きっとK-POP好きな子は好きになりやすいかも。

 

大変失礼な話なのですが、これまで男性アイドルだとK-POPばかり聴いてきたというバックグラウンドがあって、日本の男性アイドルって王子様系のキラキラ系が多いなぁ~もっとスタイリッシュなカッコいい方に振り切ってるグループいても良いのになぁとか、ダンスと歌のレベルがもうちょい欲しいんだよなぁとか思ってたのですが!

なんだこのグループめっちゃダンスも歌もレベルが高ぇ…!!

衝撃的な出会いでした。(正直下に見ててすまんかった…)
メインボーカルのジェシー京本大我くんの歌唱力がすごい。
音程を取れる=歌が上手いわけではなく、惹きつける表現力があるところが「この子たち上手いなぁ」と感じるポイントなんだと思います。
(決してメインの2人以外が上手くないという意味ではないよ!!!)

しかもジャニーズにしては高身長のグループなんですって。
手足長いとダイナミックな振付のダンスとか映えて良いよね!!!
SixTONESのダンスの振付って(YouTubeの公式で上がってる動画しか見てないので他が分からないけど)細かいものよりもその体躯を活かしたムーブの大きいものが多くて、それがまた映えるんです。

とにかくJAPONICA STYLEにドハマりしたので音源欲しいなぁ~と探したら、なんとデビュー前…だと…!?

ということでこの曲を知ってからほぼ毎日のようにMVを回す日々です(笑)

音源早く欲しいで~~~~~~すっ!!!!!

 

でも実は


SixTONES【KYゲーム】空気が読めないのは誰だ!

 

この動画見てから「このグループめっちゃ良いじゃん!」ってなったんですね(笑)
K-POPだとSuper Juniorが好きな時点でお察しいただきたいのですが、私バラエティに強いグループを好きになる傾向があるようでしてww
やってることはシンプルなのにめちゃくちゃ面白い。
ただカッコよく歌って踊れるだけのお兄さんたちじゃなかったことを知ってますます好感度が上がった!!笑

もうそっから過去の動画全部見て回りました!
手軽に見れる長さの動画なのに濃くて面白くて満足度が高い!すごい!!
しかも6人全員がちゃんとバランス良く個性を出しているのが良いなって思います。
誰も埋もれる人がいない!!!

YouTubeで公開されている曲の中では「Jungle」が一番好きでヘビロテしてます。


SixTONES「Jungle」(「ジャニーズJr.祭り 2018」単独LIVE in 横浜アリーナ)

あぁ~カッコいい~
私、あまりワイルド系に流れないんだけど、このグループのワイルドさは好き。
でも衣装はあまりゴテゴテじゃない方が似合うんじゃないかなぁと思わなくもない!笑 

YouTubeのコメントでもたまに男性からのコメント見かけるんだけど、男性が好きになる男性アイドルって感じだなって思います。
個人的に北斗くんが一番男性に人気出そうな気がするんですけど実際のところどうなんですかね??

SixTONESの動画は毎週金曜日にジャニーズJr.チャンネルで更新中です!

 

 

ちなみに、刀剣乱舞やってる人しか分かってもらえないと思うんですけど北斗くんって豊前江に似てませんか?(主に髪型)
友人とも「いや~豊前江の既視感は松村北斗だわ…」って言ってました(誰か分かって)

MANKAI STAGE「A3!」~AUTUMN & WINTER 2019~

「MANKAI STAGE「A3!」~AUTUMN & WINTER 2019~」

@日本青年館ホール 2/10 マチネ 観劇

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MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~ メインテーマ「The Show Must Go On!」

 

SHINDOIカンパニぃぃぃぃ(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

 

イケメン役者育成ゲーム「A3!」が原作の舞台。
作中の劇団 MANKAIカンパニーは春組、夏組、秋組、冬組に分かれていて昨年の春組&夏組公演に続く秋組&冬組公演でした。

春夏は現場に行かなかったので映像で観たのですが、冬組に好きなキャラがいるので今回の公演は観たい!ということでチケット取りました!
(1枠だけ入れて当たるというなんというミラクル…2階席だったけど)

 

感想

ビジュアルだけ見ると「派手な集団だな…」って感じもしますが、舞台上では自然だし、想像してたよりもクオリティが高かったし、MANKAIカンパニーのみんながそこに存在してるって思える舞台でした。

舞台がキラキラしていて眩しいよ…!イケメンばっかかよ眼福…!
そしてタオルが涙でしみていく…。笑

 

実は原作ゲームをやっていて一番泣いたのが冬組だったと記憶しているのですが、舞台は秋組がしんどすぎて涙が止まらなかったです…。「人生最大の後悔」というテーマでそれぞれが一人芝居をやるんですけど、もうしんどすぎる(語彙力)

あと成長してからの万里まじやばいな!!頼れるリーダー感…!!


という話はさておき。秋組、冬組それぞれに乗り越えなければいけない“テーマ”みたいなのがあって、特に「ここ!」って思ったのは冬組リーダー紬のトラウマ克服の部分。

自分の芝居を否定されて自信がなくなったって過去がある彼が、とある一言で彼らしい芝居が出来なくなるんですね。

それを見ていることが心にグサッてきて辛かったのもありつつ、誰か一人でも「あなたの芝居が好きだ」と言ってくれる人がいたら、その人の心が折れることもなかったのかなぁと思うと、「好きなところ」を伝えることって、とても大切なんだなと改めて思ったんです。

紬って“華”がある役者ではないんです。
ただ誠実に丁寧に積み重ねていくタイプの役者さん。

どうしてもお芝居は華がある人に注目が集まりやすいけれど、華があるだけが役者じゃない。
個性のある役者が集まって1つの舞台ができる。
そして大人になった今だからこそ人生経験が役者として生きてくることがある。

そういうことに気づかせてくれるお話でもありました。

 

あ、あとゲームの中でも劇中劇を「観劇する」という機能があるんですけど、ああやってリアルに劇中劇を観られることに本当に感動して!
秋組の〈なんて素敵にピカレスク〉とか幕が開いた瞬間鳥肌が立ってしまった…!

秋組のメンバーがそこにいるぅぅぅぅ!!!ってめっちゃ興奮しました(推しは冬組の月岡紬の私)

 

ただのイケメン作品じゃない「A3!」

A3!ってただみんなで「演劇やろうぜ!」っていう作品じゃなくて、それぞれのバックグラウンドがあって、その中で1人ひとりが演劇に向きあい成長していく姿が描かれているところが魅力だなぁと思っています。

よく、演劇をやる人って「丸裸になれ」って言われることが多いと思うんですが(もちろん物理的ではなく…笑)
偽りの心を持っていたり、中途半端なものって何故か舞台でもそれが出てしまって、観ている人の心も、相手役の人の心も動かすことが出来ないんだから不思議ですよね。
だから、観ている人の心が動いて、一緒に演じる仲間の心も動いたら、それはきっと「自分の心がしっかりそこに“在る”」ということなんだろうなぁと思います。
演じるということは、そのキャラクターになりきると思われがちですが、最終的には演者の「心」なんだろうなぁ…なんて!

A3!は、ただのイケメン役者育成ゲームじゃなくて、そういった演劇に関わる人の心にもしっかり届くような、芝居の本質みたいなところも突いてくる奥深い作品です。

 

そんな真面目なことを堅苦しく書いていますが、なんか久しぶりに「夢を見せてもらった気分」って感じです!
大団円のラストも華やかで素敵でした。 

キャストさんが客降り(客席に来ること)する舞台ってあまり観た経験がなかったんだけど間近で観て「ほんっっと顔が良いな!!!!」って感想しか出てきませんでした(笑)
神様はどうしてあんな顔の造形の良い人たちを生み出したんだ…。

 

しかも当日は「観劇の日」だったそうで、演劇をテーマにした作品を「観劇の日」に観ることが出来たのも奇跡!


第1部、第2部あわせて3時間強くらいの上演時間だったんですが、飽きずにあっという間に時間が過ぎていくような楽しい舞台でした!
久々に見終わったあと「ん~ハッピーだなー!!」って思えたかも!

 

余談

(以下、真面目モード終了/オタク向け文章です)

すっごくどうでも良いけど誉さんのソロ曲「ミ、ミ、ミ、ミ、ミラクル~不思議なルーペ♪」が仕事中もず~~~~~っと脳内で流れてるから「敦盛2011」並に中毒性あるなって思いましたw


それと特段、役者さんに推しはいなかったけれど記念ということで、ランダムブロマイドを私服10、カレー10で買ったんですけど
1枚も月岡紬来ませんでした!!!!!!!!!!
一応キャラ的には紬推しなんだけどなぁ…なんでだろうなぁ…。

でも個ブロ(個人ブロマイド)はちゃんと買ったから良しとしよう

個ブロは確定ガチャ、いいね??

 

個人的MVP

・左京役の藤田さん
とにかく 歌 が 上 手 い。

ネタ曲でも歌唱力が高くて感動する。

・太一役の赤澤くん
ダ ン ス の キ レ が や ば い
実はいっちばんキラキラしてたのが太一だなって遠くから観てて思いました。


4月からは春組単独公演も決定しているということで、チケットがまた争奪戦な気がしますがご縁があれば観に行きたいなぁと思っております!
ではでは、日付変わりましたが今週末はまた青年館ホールに赴き「機動戦士ガンダム00(ダブステ)」を観てきます└( ゚∀゚)┘

妖怪アパートの幽雅な日常

妖怪アパートの幽雅な日常」@紀伊國屋サザンシアター1/20 昼公演観劇してきました!


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原作未読だし、本当に何も前知識なしで行きました(ごめんなさい)

ものすごい華やかさとかはないけれど、観終わった後に心が温かくなる作品だなと思いました。

 

「普通」「当たり前」ってなんなのかとか、自分が過ごす「日常」について考えさせられる作品だし、元が児童小説だからあの年頃の未熟で不安定な年代の子が「未来に向かって歩みを進めていく」というところもテーマなのかな…原作知らないから断言出来ないけど(なーんて言えちゃう年齢に自分もなちゃったんだなぁとしみじみ…笑)。 

 

自分が夕士の立場だったらどうなってたかなって想像してものすごい胸が苦しくなったし、クリのくだりで夕士が感情を吐露するところ、もうこっちの胸がいっぱいになっちゃった。

そしてこの作品は脇をかためる役者さん方の演技がすごい。
特にクリの母親をやってた人の演技が圧倒的すぎてもう胸が張り裂けそうだった。

 

2.5の括りかもしれないけど、2.5だと思って観ると「?」となる可能性があると思うなというのが率直な感想かな。
というのは表現の仕方とかがとっても“THE 演劇”だから。色んな演出の工夫があって私は大好きだけど!

個人的に春から夏へ季節が移り変わる時、ダンサーさんが桜の枝を持って踊るんだけど、揺れるたびに花びらが落ちて青葉になっていくんですよ。
その表現の繊細さが「あああああすごいいいい」ってなった!!(細かい)


あとね、舞台美術が超キレイ!
隠れがちだったんだけど窓の装飾とか素敵だったなぁ。
場転が多いの大変そうだったけど、ちゃんとシーンを象徴するものが舞台上にあったから分かりやすかった。

 

あとさ、あとさ、龍さんの美しさとか優しげな声に思いっきり胸を撃ち抜かれたことをここにご報告しておきます(どうでも良い)

それと貞子っぽい幽霊さんが大変キュートだったので、あんな幽霊だったら一緒に暮らしたいなぁって思いました(笑)

他の人たちも個性豊かで、本当にここで暮らしたら楽しそうって思った!

 

「普通」じゃないかもしれないけれど、その人たちにとっては「普通」っていうのは、自分たちの日常生活にもあって、それが表立って見えることもあれば、そうでないこともある。

私個人としては大多数の人に共通することを「普通」とするのかな?なんて思ってたけど、そうじゃないんだろうなーとこの作品を観てなんとなく考えるのでした。

 

物語のラスト、「おかえり」って言う場面があるんですけど、いつも自分が言っている、そして言われている言葉がこんなにも温かいものなんだということを改めて感じました。

「映画 刀剣乱舞」が気になるあなたへ

1月18日に公開された「映画 刀剣乱舞さっそく観てきました!
※ここではネタバレしませんのでご安心を!

今回は「行こうか迷ってるんだよね~」とか「ちょっと気になってるんだよね~」という人向けに書いてます。
本当に表面をさら~となぞるような文章なのであまり期待しないでね(笑)

touken-movie2019.jp

 
まず審神者の皆様におかれましては
普段2.5次元を見ない人もどうか安心して観ていただきたい。
刀剣乱舞とキャラクターへのリスペクトが詰まっている作品です。
個人的には「刀剣乱舞 入門編」ですが、一切手抜きのないしっかり練られたストーリー・演出になっています。
皆さんそれぞれの“本丸”があるかとは思いますが、映画には映画の本丸があります。
これもまた「とある本丸」の物語。

次に特撮が好きな方へ
小林靖子さん、お噂はかねがね聞き及んでおりましたが本当にすごい方ですね!!
この作品は女性比率が高いでしょうが「時代劇アクションもの」として楽しめると思いますので、1回観ていただきたい。感想が聞きたい。

そして「刀剣乱舞」を知らない方へ
最近何かと「刀剣」の話題がニュースになっていることがありますね。
2018年の紅白歌合戦にはミュージカルから「刀剣男士」が出演していて「なんだこれ?」と思われた方もいるかもしれません。
今回はまた違った人たちが出てきますが「刀から見た歴史」って興味ないですか?
あと見目麗しいイケメンたちに興味ないですか?(笑)
この作品は刀剣乱舞の知識がなくても普通に楽しめる作品なので、「なんか映画観たいな~」という人の選択肢になると嬉しいです。


今回の題材は“本能寺の変
そして織田信長

これまで信長も本能寺の変も多くの作品で描かれてきていて、様々な描写がされてきました。信長は「残酷な人物」として描かれることも多々あるかと思いますが、それでも後世の人間がこれだけ信長に惹かれる理由って何なんでしょうね?

という話はさておき。あらすじ

西暦二二〇五年、歴史の改変を目論む歴史修正主義者によって、過去への攻撃が始まった。
時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者さにわは、かつての刀剣を目覚めさせた。歴史修正主義者が送り込む、時間遡行軍と戦うために。人の形をとったそれらを、“刀剣男士”という。
天正十年六月二日 京・本能寺。
明智光秀織田信長を襲撃した“本能寺の変”に、歴史改変の魔の手が迫っていた。
燃える寺から信長を逃がし歴史を変える、そんな時間遡行軍の計画は、刀剣男士たちの活躍により打ち砕かれた。
ところが、無事任務を終えて帰還した彼らに届いた「織田信長生存」の一報。
本来の歴史に戻すため、刀剣男士たちは織田信長暗殺を目的に再び過去へと出陣するのだった。
どうやって信長は生き延びていたのか、怪しい動きをする影、そして立て続けに歴史介入をしてくる時間遡行軍。彼らの本当の狙いに気付いた三日月宗近は…
正しい歴史とは何か。“守るべきもの”を守る戦いが、今始まる!

公式サイトより引用

 


「映画刀剣乱舞」特報

 

「歴史」を描いた作品が数多ある中で、「刀剣乱舞」だからこそ出来るものって『刀から見た歴史』だと思うんですね。
人ではなく、長い歴史を「物」として見てきた刀剣だからこその観点で歴史を見ることが出来るって、「刀剣乱舞」が出てくるまでありそうでなかったんじゃないかなと。
信長役の山本さんも触れていますが「三日月宗近(刀)という存在があることで信長がまた違って描かれている」ので、もしかすると信長に対する「コレ!」というイメージを持っている人にはまた違った信長像が楽しめるかもしれません。

もちろん話の根幹である

「歴史を守る」とはどういうことなのか?

何を正とし何を誤とするのか?

というところも見どころです。
この物語でどういった答えが出ているかはぜひ観てからのお楽しみということで。


何かと「マンガ」や「アニメ」の実写化が流行りをみせる昨今。
その時に言われるのが「有名タレントだけ起用して原作改悪されて、そんな実写化ばっか」ということ。

でもこの「映画 刀剣乱舞」は原作ファンである自分も十分に楽しめる、完成度の高いものでした。
それだけでなく「歴史エンターテインメント」「時代劇」「特撮」、いろんな要素が含まれているので純粋に1つの映画として面白かったと思います。
上映時間101分なのに濃い…とにかく濃い…。

織田信長役に大河ドラマ新選組!」で土方歳三、「真田丸」で石田三成を演じた、ある意味、時代劇常連の山本耕史さん、豊臣秀吉役に多くのドラマや映画で活躍される八嶋智人さんがキャスティングされていますが、メインの刀剣男士を演じるのは普段“2.5次元”と呼ばれるマンガやアニメ原作の舞台を中心に活躍している若手俳優陣がほとんど。(日本号役の岩永さんは特撮にも出演されてますね)

決してこれまで実写化されてきた作品に出ていた役者さんたちに愛がないとは言いませんが、2.5次元の作品に出ている役者さん方は「キャラクター」に対する愛や追求がものすごいんです。
そんな彼らが演じるキャラクターが中途半端なわけないじゃないですか!
映画もその愛のまま、とっても丁寧に作られていたなという印象です。

如何せん見た目のインパクトがすごいので「コスプレ映画か!?」と思われそうですが、そんなことないよ!!!笑

 
あと個人的に、この映画に出てくる秀吉がとっても好きでした。
「秀吉、こういうとこあるよね~」って思った(笑)

 

どんな作品においても、全員が「素晴らしい!」「超最高!」と言うことってほぼないって私は思っています。
誰かが納得すれば、誰かが納得しない展開だってあると思っています。
「めっちゃ最高だったから観て!!」とおすすめして期待を上げ過ぎて、観た結果「なんか言うほどでもないんじゃない?」ということだって絶対あると思うんです。
だからあえて私は「絶対観て!」とは言いません。でも気になっているなら観てほしい。

 

あ、あと観た人みんな口を揃えて言っていますが
どうか、どうか
ネタバレを読まずに聞かずに観てください!!
ほら話の展開的にね…。ミステリーだし(笑)
「いや、僕私はネタバレウェルカムです!」という人もいると思うけれど、この映画を120%楽しみたいならネタバレは避けることを推奨します。

 

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