ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

極上文學『桜の森の満開の下』~孤独~

極上文學『桜の森の満開の下』~孤独~新宿FACE 12/14 ソワレ観劇


f:id:hitoiro260:20191216072529j:image

「このチケ代でこれ観て良いの?」ってくらい充実感が凄かったです。
原作未読だったのでストーリーの理解にはもうちょい時間がかかりそうなので今回ストーリーに関する詳細は記載しません。
ニュアンスとしては掴めているなって感覚があるんだけど、それをまだ言葉に落とし込むことが出来ていないんです。
(あれは多分原作読むだけじゃなくて坂口安吾の他の作品も読むことで初めてちゃんと理解できると思うんですよ)

もう1回くらい観られたら良かったな!そうしたらストーリーに対してもうちょっと自分の解釈を持てたかもしれないし、特に組み合わせが変わる作品は他の人が同じ役をどういう解釈で演じるのかとか、相手が違うことによる芝居の化学反応とか含めて複数回観る楽しさがあるじゃないですか。

実はこのチケット、「エヴリィBuddy!」の大阪公演が台風で行けないかもしれないと思った時に行き場のない思いをぶつけた先だったから1回しか入れてなくて(笑)
当日券が出ていたのは知っていたのですが、なぜかちょうど仕事が立て込んで当日券ダッシュすることも出来ず…本当に悔しい…!毎日21時近くまで職場にいたのが悔やまれる…!(社畜)

 

さて、そんな前置きをしつつ、以下感想文です。

 

朗読劇なんだけどめっちゃ動くよ!
動くし魅せ方が“芸術的”って感じでした。気がついたら物語の世界に入り込んでるって感じ。あんなに舞台の世界観に入り込んだって思えたの久しぶりだったかもしれません。

今年観た「百合と薔薇」も、朗読劇と言いつつ立ち稽古くらい動くような演出ついていてびっくりしたのですが、それを上回るものでした。
「朗読劇」ってただ単に本を手に持って読むだけじゃないんだなぁ…。

360度舞台でどの席にいても楽しめるような演出だったなと思います。
それにしても360度どこにいても照明の当て方が上手くて本当にキレイだった。どの位置に役者が立っても顔にキレイに当たってるの!あれはすごい(すぐ照明の話をする)。思わず途中で天井見上げて照明位置とか確認しちゃったよ(笑)
色味とかもシーンを彩るのにピッタリだった。すごい。

あとね。感動したのは「台本の使い方」。
普通の朗読劇だと台本は「読むもの」として常に手元にあるものなんだけど、この作品では「小道具」や芝居の「表現の一部」にもなるのね。
時に刀に、時に命が尽きることの比喩に…。
台本を持たずに芝居しているシーンとかもあったなぁ。
互いに台本を見せあって読むシーンも良かった。シーンも相まってとても美しかった。朗読劇なのに見所が多い!!本当に魅せ方が上手い。

あと演出といえば首を切るシーンね。
北と南だったかな?客席最前列に首もとくらいまで黒幕を張ったシーンがあったんだけど、あれ、客席を首に見立てたのよね(って思っているんだけど間違えてたらごめんなさい…)。
他にも劇中のアイテムを開演前にお客さんに持っておいてもらうっていうの面白いなって思いました。客席まで含めて舞台の世界を作っているのが本当にすごい(語彙力なさすぎて「すごい」しか言っていない)。

今回の作品には欠かせない「桜」も、天井から吊るされていたり、足元に積もっていたり、上からヒラヒラと落ちたり、下から吹き上げたり…非常に印象的な舞台美術&演出だったなぁ。美しかった。組んである足場(舞台)はすごくシンプルなんだけどね。

新宿FACEは以前ライブで1回来たことがあって、その時も面白いかたちをしているハコだなぁと思ってはいたのですが、舞台になるとああいう使い方が出来るんだなっていう新たな発見でした。ちなみに新宿FACE、格闘技のイベントもやる場所なのですよ!笑

会場と言えば、暗転中の移動もすごかった。狭いのによくあれだけ動けるなって思った(見るところ違う)。

 

開演前まで具現師さんたちが盛り上げてくれていたのも良かったです。
みなさん面白くてフレンドリー!
その時に「パイプ椅子、つらいわよ!」的な話をされたけど、まじで90分間パイプ椅子ってしんどかった…小劇場のあの背もたれがない椅子より全然マシだけど(笑)

それと開演前に「春一番」を歌ってくださったんですけど、あれを聴いたら春が待ち遠しくなってしまいました。まだ冬が始まったばかりなのにね!ついでに恋もしたいです(どさくさ)

 

さて、ここからは役者さんのお話!私が観た時はこのような組み合わせでした(敬称略で失礼します)。

鼓毒丸…梅津瑞樹

ツミ夜姫…田口 涼

ミレン/アコガレ…山本誠大

語り師…ランズベリー・アーサー

いや、とりあえず先に言って良い??梅津くん、田口さんを台本持ちながら片腕でおんぶしてたぞ??すごいね???
しかもその状態で場内ぐるっとほぼ1周するし階段も昇り降りするんですよ??
成人男性をおんぶするだけでもなかなか大変だろうに…すごい(そして思い出すインスタの投稿)。
あとね抱き締める時の表情がめっちゃ良かった!!切なさと色っぽさを含んだ表情な!!薄桜鬼にそういうシーンがあるかは分からないけどめっちゃ期待が高まってしまった。

田口さん、間近で見たら綺麗すぎて死んだ(笑)なぜそんなに女装が似合う???妖艶で、残酷で、言葉では表し難い雰囲気を見事に表現されていてとても魅力的でした。

山本さん初めましてだったけど可愛いし、なんかミレン(アコガレ)が愛おしくなってしまった。ミレンの時は健気でアコガレの時はどこか掴みどころがなくて。なぜそんなに女装が似合う???(パート2)

ランズ兄やん、画面越しでしかお声を聴いたことがなかったんだけど、めっちゃ声聞き取りやすい~さすがだわ~と思いつつ、本当に良いお芝居でした。苦悩する感じとか、こう言い表わせないんだけど、言葉の1つひとつが身体に染み込んでくるような感じだったなぁ。

 

男性が女性を演じるたびに思うんですけど、なんで男性が女性を演じるとあんなにキレイなんですかね?顔面が整った方が演じていらっしゃるということもあると思うんですけどね。
あまり“男らしい/女らしい”という言葉は使わないようにしているのですが、女の私が演じるより絶対“女らしい”と思うんですよ。私ががさつなだけかもしれませんが(笑)

それは当事者である女の私よりも客観的な「女性性」を演じることで、観る側に「女性っぽさ」を感じさせるのかなって思ったり…。

今回、オールメイルでやったわけだけど、自分がツミ夜姫ないしミレン(アコガレ)をやったらどんな感じになるのかなぁってことも実は帰り道に考えていたのですが、あんな艶っぽさ、出ない気しかしないな、うん…。艶っぽさってどこから来るんだろう…? 

 

 

そして最後に梅津くんのお話。

梅津くんのお芝居は本当にすごいと思います。観るたびに引き込まれる。
確かに「巧い」んだろうけど、私はそれ以上に彼から芝居や演劇が好きだという熱い思いを感じるのです。

彼にとって芝居は「表現」の手段の1つだと思うけれど、「表現をする」ことに対する追究がすごいのだと思うのです。

決して楽しいことだけじゃない。ここまで来るのにたくさん悩んでたくさんの努力を積み重ねてきたはず。でもその原動力は彼の芝居への想いだと思うんですよね。

彼は彼の魅力がある。これからも色んな芝居を観るのが楽しみな役者さんだなと改めて思いました。

けれど彼が同期にいたら尊敬すると同時に嫉妬の嵐かもしれない。あんな才能の塊、傍にいたら気が狂いそう(笑)

梅津くんのミレン/アコガレも観たかったなああああ!!!!
来年どういう配役になるのか分からないけれど、とても楽しみです。


f:id:hitoiro260:20191216072546j:image

 

ちなみに本作のパンフレットにも記載されていた「あなたにとって“孤独”とは」って質問項目について自分でも考えてみたんですけど、「心が通わない」ことなのかなってぼんやり考えていました。
私自身はどちらかというと一人の方が落ち着くタイプなのですが、物理的に一人でいることに対してはあまり「孤独」を感じないけれど一緒にいても心が通っていないなと感じた時にはどうしても「孤独」を感じてしまうんですよね。
まぁ、よくよく考えると「孤独」って他者がいるから(または他者の存在を感じるから)生まれる感情であって、人っ子一人いなければ恐らく「孤独」っていう感覚も生まれないんじゃないかとも思うのですがね…。

カ○フェティのDMタイトルが面白い件

突然ですがチケットサイト「カ○フェティ」のDM、受信してますか??

実はある時から「ヲタク語録」と化しているのは皆さんご存知でしょうか。

f:id:hitoiro260:20191128231248j:plain

Twitterで見かけた風にやってみたけどフォント数が少ないし配置センスないしで死んだ

 

実際のメールのタイトルがこんな感じ。

f:id:hitoiro260:20191128232226p:plain

ちなみにDM本文とは無関係です(笑)

ちょっと気になりすぎるから本文にミニコラムくらい書いてくれ(笑)

 

これまで受信してるやつは全部ストックしてあるのですが、今回はその中でもお気に入りをいくつかご紹介したいと思います。

ちなみに2019年12月2日時点でストックは179個ありました…いや担当者がすごい。
(私のカウントが間違ってたらごめんなさい!)

 

 

 

推しが顔面で世界を救い、顔面でオタクを殺す

癒やされもするし、SNSにアップされた瞬間に心臓握りつぶされることもあるので、生殺与奪の権利はすべて推しが握っている説

美しさまさにナーリー↑↑

これ、台風6号の時のDMと記憶してるんだけどまさか台風まで推しネタに変換されるとは思わなかった(笑)

推しと同じ身長の人と並んで、身長差を楽しむ遊び

お前は私か!!!笑

いつもメルマガを見てくれている皆様の推しはどなたですか?

からの

気になるので暇なときにSNSでつぶやいてね

まさかのDM受信者に対する投げかけ文。
(ちなみにTwitterで「カ○フェティ」って正式名称でつぶやくと「いいね」されるぞ気をつけろ)

オタクあるある:グッズ販売所の前に立つと偏差値が3になる

あるあるすぎた

全部私にファンサくれるじゃん、沸いたぁ~!

お前はよしえか!!!!

推しと同時期に風邪引いたけどこれは実質接触イベ

限界オタク過ぎるから早く寝て風邪を治してください(笑)

悲鳴をあげるのは私じゃない、財布だ

推しのために働いて残業続きの私の身体も悲鳴をあげている(定時退勤とは)

 

 

という、ただただDMのタイトルに突っ込みを入れたいだけの記事でした(笑)

 

カ○フェティさん、もうオタク語録として出せば良いと思うの

私の推しの定義の話

みなさん、今日も楽しく「推し事」してますか!!

以前、ブログで

概念というか便宜上「推し」とか「推す」っていう言葉を使ってるんだけど、自分の中でイマイチこれが腑に落ちてなくて。スタンスとしては「応援したいな」「お芝居観続けたいな」って思ってる人のことを「推し」と呼んでいます。

っというお話をしたのですが、今日はここを掘り下げたいなと…。

 

多分自分は世の中の言う「DD(誰でも大好き)」に近いんだろう*1と思います。

自分の応援スタイル*2からして「推し」という言葉を使うことに違和感ありまくりなんですけどね、ええ…。

そもそも、対象がアイドルであれば特に気にすることもなかったんだろうけど、あくまで私が好きなのは「役者」なんですよ。そこがそもそも引っ掛かりなのかもしれないけど。

でも「推し」って言葉、便利じゃないですか?
だって「応援してる役者の●●さん」とか長いじゃないですか。
あと「推し」って書くと名前が簡単に伏せられるという利便性もある*3 *4

 

numan.tokyo

もともと「推し」という言葉はアイドルファンの流れから来ていて「イチオシのメンバー」である「推しメン」という言葉をさらに短くしたものだそうです。
ジャニーズ界隈でいう「担当」、ヅカ界隈で言う「ご贔屓」、K-POP界隈で言う「ペン」ですかね。

でも「推し」という言葉は今、アイドルの現場以外でも広く使われるようになり、2次元キャラに対しても「推し」という言葉を使うようになったり「推し活グッズ」なんてものも取り扱われるようになってきました。

 

ちなみに「DD」は「誰でも大好き」という言葉の略であるからして蔑視するような意味合いが強いです。

なので暗黙的なルールで「推し=1人(単推し)」が推奨されているような雰囲気があるし、たしかに印象的にも「●●さん推してます~!」と言いながら「××さんと、▲▲さんと、■■さんも推しです~」ってなったら、「で、結局誰が一番好きなんです?」ってなるもんね(耳が痛い)。

まぁ、推される側からしても一途な方が嬉しいんだろうなって気がするけどな(」゚Д゚)」!!!!!!!!スマネェ!!!!

 


ちなみに「ファン」と「推し」の違いってなんぞ?と思って検索したらこんな記事が出てきました。

www.oricon.co.jp

確かに「推し」っていう方が対象に対して書いて字のごとく「推し出す」というニュアンスが強いし、大概「推し」とする時は周囲に「この人めっちゃ良いの!みんな知ってよ!」という気持ちも含まれる、のかもしれない*5

あと「成長見守り型」の界隈の場合、その人を応援し続けることでステップアップしていく様を見届けることになるので「(売れるように)推す」という気持ちが強いのもあるかなと。

そこから発展して「推し」とする場合、「ファン」以上に「金銭的支援」的なニュアンスが強くなるなって思いました(全通、プレ、物販積む、個イベetc.)。
なんかもはや「貢いでる」って方が近いかもしれない(したことないけど)。

一応、毎月ブロマイド買ったりカレンダー出た時は買ったり、ファンクラブ入ったり、最近は舞台も最低でも2回必ず観るようにしてて*6、出演した作品の円盤は必ず買ってと、まぁ、私もそこそこ出費はしてるんだけどあくまで「推しのため」というより「自分がしたいから/欲しいから出来る範囲でしてるだけ」って感じではあるんだよね(支援感はない)。

 

なので私が「推し」という言葉を使っているのは、単純に「応援してる●●さん」ということを端的に説明出来る語句として「推し」を使ってる、というお話です。(もちろんその先を見届けたいから応援したい、「推したい」っていう気持ちも含む)

かといって「好き」=「推し」になるかと言われるとそれはちょっと違って、私が「推し」と称する人は、「好き」にプラスして「特別応援している(というより特別追いかけてお芝居観たいな)と思ってる人」であって、単に好きだなぁって思う人に対して「推し」は使わないし、「推し」と自分の中で位置づけたのなら「毎作品観に行く!」って心に決めた人しかそう呼ばないという自分ルールがあります*7

 

 

ちなみに推しと呼べる人が3人いても「好き」って気持ちはほぼフラットです。誰かが突出して「めっちゃ好き!」ってなったらその時点で「最推し」「二推し」って違いが出るからね*8

もちろん舞台観に行って一番ホットなタイミングだったり、その人のお芝居にめっちゃ心打たれた時にはしばらく脳内その人で占めてるよ(笑)

あと全員同時期に出会ったわけではないので個々に応援している期間に違いがある分、やっぱり長い方が思い入れや思い出も多いかな。でも基本は同じくらい好き。

う~ん、それでも正直3人が同時に「推す」限界だなって思う…!
単純にこれ以上は追いきれない(金銭的にもスケジュール的にも)。

 

単推ししてる人からはあまり印象が良くないと思いますが、「推し」が複数にいることにもメリットがあって、それは「一人に固執(執着)しないからメンタルが安定する」ってことなんだよね(オタク、病みやすい問題)。

一人をひたむきに追い続けることが出来るのって正直本当にすごいなと思うんだけど、「その人がすべて」になりやすい側面もあって、わりと病みやすいと思うんですよね(経験済み)。

決して自分のメンタル保つために複数人推しを作ってるわけではないのですが、一人に集中していた時より推し事関連で病むことはなくなったなと。

 

 

そんな私でも複数人推す中でなるべくしないようにしてることがあって…。

それは「現場をはしごしない」ってことなのね。

単純に自分の体力がないっていう理由が大きいんだけど(笑)その人の現場の前後は、やっぱりその人のことで頭をいっぱいにしたい気持ちがあるし、頭や心の切り替えをスパッとして余韻を楽しめないのが自分としては寂しいので、現場ははしごしません。「土曜日は●●さん、日曜日は××さん」くらいならあるけど。

  

 

ちなみにキティさん…あ、いや“キティ先輩”曰く、「推しは変えずともね 増やしていい 推しの数だけハッピーも増えるよ!」だそうです(懐が深いっていうかこの動画初めて見たんだけどサンリオさん懐がマリアナ海溝レベルで深すぎて偉大なコンテンツ)。

 


感謝の気持ち、届け!【ハローキティのコメント返しVol.3】

 

 

みんなご存知「あくにゃん」の記事にもDDに関する内容があって「なるほどな~」ってなったのでリンク貼っておきます。

あくにゃん的には「1グループに2人以上推しがいるのはなし!」だそうで。まぁ、それは分からなくもない…(特にアイドルの現場はメンバー横並びで接触になることが多いと思うので掛け持ちバレる)。

そう考えると各界隈に1人は推しがいても良いけど同じ界隈に複数人の推しはやっぱり「う~ん」ってなるよねぇ。俳優の場合、共演はあっても個人イベントはゲストに来ない限り兼任だってバレることはなさそうだけど(気持ち的な問題)。

suits-woman.jp

 

3人を平等に推せるように今日も今日とて社畜をしている限界オタクからは以上です(笑)

*1:現時点で追いかけたいと思う人が3人いるから

*2:基本的に「役者」としての現場だけ、個イベ行かない、全通もしない

*3:bioに書いてたら伏せてないも同然

*4:3人いると文脈上で察してとなる

*5:ガチ恋は除く

*6:単に作品をよく味わいたいから

*7:「推すか推さないか」微妙なラインにいる時、脳内で「準所属」っていう言葉を使ってるのはここだけの話 笑

*8:私がTwitterとかで「推し」って表現した時とか、「Tmmさんって●●さん好きなんだよねぇ」って一番に「あの人のことかな?」ってまわりが思い浮かべる人が恐らく自分にとっての「最推し」なのかなって思ったりもするけど

自己紹介

そういえば過去の記事をいくつか非公開にした関係で自己紹介ページがなくなったので改めて!(とってもいまさら)

 

名前

Siki

 

出身地

東京

 

どんな人

2.5次元というか若手俳優というか演劇沼に生息している普通の会社員
(推しのためにひたすら働く社畜)

中学時代は軽音部でボーカル&キーボードを担当、
高校時代は演劇部で制作、照明、役者、
大学時代はアカペラサークルにいた
わりと人前に立つことが多かった人

極稀に演劇のワークショップとか行ったりしてるよ

 

趣味

実は「カメラ」写真撮るのが趣味。
最近観劇に全ステータスを振り切ってるけど、もともとの趣味は「カメラ」です。
相棒は「OLYMPUS OM-D E-M10」と「Nikon D5600」
風景写真が主。

あと旅行も趣味かもしれない(マイナーどころを攻める旅行)

 

好きなもの

・音楽
→聴くのも歌うのも好き。休日朝イチでヒトカラ行ってる。

・ダンス
→アイドルのカバーとかヒップホップとか。

・ファッション&メイク
→推しに出会って覚醒したけど、もともと洋服は好き。
 自分に似合うファッションを日々研究中。
 (基本的に人とかぶりたくないので特殊なデザインを開拓しがち)

・鶏肉
→唐揚げめっちゃ好き。何も考えなくてよければ毎日食べたい。
 あ、どうでも良いんですが卵焼きは出汁派です(砂糖はいらない)。

・辛いもの
→喉のためにも控えたいけど辛いものが好き。

・京都
→プライベートで年4回くらい通うこともある。
 最近地元のように歩くので同行者に引かれる。

 

演劇について

便宜上、「推し」という言葉を使っているけれどニュアンスとしては「特別応援している人(ご贔屓さん)」。

「推し」についてはこちらのエントリーをご参照ください。↓ 

hitoiro.hatenablog.com

ミュージカルから小劇場まで、気になるものを観に行きます。
でも時間もお金も有限なので、基本的には推しが出る作品優先。
もうちょい余裕があったら開拓したい。

  

演劇をやったきっかけ

もともと「声優」に憧れて、「お芝居やるならまずは演劇部だ!」という、ものすごく短絡的な考えで入部したのがきっかけ。
しんどくなって離れて今はやってないけど、色々話すと「本当に演劇が好きなんだね」と周りから言われるので多分めちゃくちゃ演劇が好き。

 

 

 

このブログはそんな私が推しのこととか、観劇記録とか、推し事に関することを自由気ままに書いていく場所です。

 

↓おすすめの劇団、役者、作品があったら箱に投げてほしい↓
熱いセールスをお待ちしてます。(なるべく色んなものに触れていたい)

その他、匿名で質問したい方なども下記の箱に投げてくだされ~

https://peing.net/ja/riiin_stage?event=0

 

接触イベントに行かない話

あまりにも病みすぎてググったら同じような人がいて安心した(面倒くさいオタク)

 

推しのことは好きです。めちゃくちゃ応援してるし舞台も映像も見ます。

でも、接触*1に行かないんです。

細かく言うと、「役者」としての現場以外にもあまり行きません。

このことを話すと大体は「え?なんで??」って不思議がられるし「珍しいね」とも言われます(笑)

この前も某所で推し語りをしに行った時にこの話をしたら「え??」みたいな反応されて逆にみんなそんな積極的に行くの??ってなったわ!!!笑

こんなこと言ってると自分自身「私、ライトなオタク*2なのでは!?」と思ってしまうのですが…。

友人には「チェキ撮れるのなんて今しかないよ!?今よりもっと人気になったらチェキなんて撮れなくなるよ!?」って言われるんですけどね…。そも、私にとって推しは天上人*3なので今がまだ売り出し中だろうがなんだろうが関係がない。あと推しの顔が良すぎて隣に私が並ぶ需要がない。

 

最初は対面すること自体「緊張するから」って自分自身思ってたし、たしかにお見送りある舞台とかでもガッチガチに緊張してはいたんだけど…。

でもよくよく考えるとそうじゃないんだなって最近思うことがあって。

 

ということで今回はそんな私の中の脳内整理用記事として書いていきます。

もし同じようなことで悩んでいる人がいた時に、このエントリーが何かの役立てばいいな!

 

■なぜ接触(個人)イベントに行かないのか?

とりあえず自分が接触イベントに行かないのか、理由を書き出してみました。

  • 本人を目の前にすると緊張して見つめ合うと素直にお話できない
    (緊張してる姿を見ると「かわいいって思う」という推しは罪)
  • 推しの隣に立てるほどの容姿ではないし、推しとツーショ撮ることに対して自分自身の需要がないと感じている
  • 声優界隈はチェキ文化がなく、握手会とお渡し会、トークショーくらいしかなくて免疫がない
  • 普通に作品とか役者として話をしてくれるトークショーとかには都合がつけば行く
  • 同担拒否ではないけど、空気感がなんとなく苦手な気がする
  • お金は落としたいが他で落とすからごめんよ
    (というか、「お金を落とす」って考え自体がちょっと傲慢に感じてしまう。売上が大事なのは重々承知してる。あくまで行動原理は「自分が行きたいから行く」でいたい。)
  • いつか行けたら良いなとは思ってる(行動力がない)
  • でも言うほど「接触」に興味がない(お芝居見れるだけで満足している)
  • 認知についても特に興味がない
  • 直接伝えたい気持ちはあるけど口下手なのでお手紙でお伝えしたい
  • 全部の現場を追うと死にそうになるというわりと現実的問題
  • ハマりすぎるとヤバいことを知っている(過去記事参照)

とりあえず私が「行かない理由」ってこんな感じ。

 「こんなことで悩まなくてもいいのに」なんて思いつつ、同じような人がいるのかなとググっていたら「まさにこれ!」というものがありまして。

 

mag99stac.hatenablog.com

magさんの文章の中に

まとめると、私が好きになったのは「舞台(またはテレビや映画など)で演技をする彼」であって、「私個人に対応してくれるときの彼」が見たいわけじゃないからあまり接触に行こうとは思わないのかなと思いました。

 

ってあって「こ、これだ~!!!!」って思ったんですね。

そう、私に対して何かアクションしてくれる推しを見たいって欲求が自分にないんだ!って。

これに対して「違う!もとよりファンサを求めているわけじゃない!推しに会いたいから会いに行くだけだ!」ってご意見もあると思うけど、それはそう。全然良いと思います。目的はそれぞれだし。

ちなみに個人イベントで「推しにお金落とさなきゃ」ってやつも良く聞くし、慈善事業ではないのでちゃんと目に見えるかたちでリターンしたいんだけどちょっとこれはまた別の話なので一旦置いておきます。

あと個人的に役者にアイドル性を求めていないってのもある*4

 

flatfaceslove.hatenadiary.com

沼のイチカさんの「会いに行く」じゃなくて「見に行く」っていう感覚も近くて首がもげそうなくらい頷いた。

 

「推しのことは全部知っていたい、だからどんな現場でも漏れたくないし、どんな情報も漏らしたくない」っていう気持ちはめちゃくちゃ分かる。かつての私がそれだった。
でも結局自分のキャパシティ超えちゃって追うの疲れて自然と降りちゃった過去があったので、無理しないが一番だなと(笑)
 

そんな中で自分が推しに一番求めてるのって「板の上でのお芝居」なんだよね。
もちろん活躍の幅が広がって歌っても良いと思うし、他のことやっても良いと思う。
でもあくまで私の中では「役者」であることがベースなので、逆を言うと板の上の推しに納得出来なくなったら、離れるということもあるかもしれない。

 

「推し事」って“コレ”ってものがないと思うんです。
足繁く推しの現場には全て駆けつける人もいれば、自分ができる範囲で応援する人もいると思う。
現場にたくさん通ってる人からしてみるといわゆる「茶の間」なのかもしれないけれど、「推し事」は義務でも強制されてやるものでもなくて、自分が楽しくできる範囲がちょうど良いんだって最近思います。

まわりからのマウントだのTOだの認知だの…そういうので疲弊しきってる人をたくさん見てきて、最終的に好きだった人のことを好きでいられなくなることが一番悲しい。

だから「行く現場は選んで良い!接触行かないから推してないってわけじゃないんだぜ!」ってことを言いたかった。

 

と、いうのが今までの私だったのですが…

 

この前とある作品で初めて至近距離でファンサを受けた時(※推しではない)に、初めて「あ、こういうのいいな」って思ったんです。

あくまでその時は役としてのファンサだったからかもしれないけど。今まで頑なにハイタッチ会とか避けてたけど「行ってみたいな」って思うくらい嬉しかったし、案外緊張しないんじゃね?って思った自分がいました。

これ私にとってはだいぶ大きな出来事で、自分の心境変化に正直戸惑った(笑)*5

 

私、ハマるとのめり込みやすい性格なので、その人に一生懸命になっちゃうし、きっとその先まで進むとそのうち「認知してもらいたい*6」に繋がるんだろうなって。そういう意味で自制も込めて接触を控えている部分もあったのかもしれないと。

 

この手の話題でたびたび「りさ子」の話を出すのですが、相手に「~してほしい」って思い出した時点でアウトなんだよね。りさ子みたいな過激派ではありませんが(笑)

私が「オタクのバイブル」と崇めている「りさ子のガチ恋♡俳優沼」に関する詳細は過去に書いた以下のエントリーをご参照ください。

 

hitoiro.hatenablog.com

 

hitoiro.hatenablog.com

色々御託を並べて「接触イベントに行かない」理由づけをしてたけれど、こうやって考えると「自分って結構欲深い人間」なんだなぁというところに帰結します。

めっちゃドロドロした感情を、きれいな言葉でくるんで隠してるだけみたいな。

色々隠して「善良なファン」でいたいだけみたいな(推しに迷惑はかけたくない。)

これが生身の人間を推すことの難しさだろうなって。

 

やっぱり自分が憧れている相手に覚えてもらったり、優しく対応してもらったら嬉しいじゃないですか。あくまでファンと役者という関係性であっても、自分の存在を知ってもらえるって嬉しいじゃないですか。

でも多数 対 1の関係なわけで。そこで線引きをしておかないと1 対 1だと勘違いしそうになるんですよね。

これが自然に認識できる人は良いんですけど、私みたいな欲深い人間はそれこそ「りさ子のガチ恋♡俳優沼」よろしく、どんどん深みにハマっていく予感しかしないんです。
これをちゃんと自分で自覚しているから良いものの、これに気づけなかったら多分やばいことになってるんだろうなってたまに思う(笑)

ゆえに推しと距離をとることで線引きをするという方法を、無意識的に選択しているのかもしれないというのが最近の自分の中での考えです。

 

最初は確かに緊張しいで羞恥の気持ちが強くて接触行かないという主張だったんだけど、色々考えるうちに実はそれだけじゃなくて

自分が推しの隣りに立つ需要がない・自分にファンサしてくれる推しを見たいわけじゃない
自分にファンサしてくれる推しを見たら多分舞い上がって「もっと自分を知ってほしい(認知)」に進むのでは?という気持ちがなんとなく自分の中にあることに気づいたんですね。

 

多分自分の中にも「りさ子」はいる。

この作品に出会って半年以上経ちますが、改めてヒヤッとしました*7*8
 

だから私としては、「私のことは2次元(手紙)でなんとなく存在を知ってもらえたら嬉しい、3次元(実体)での認知は不要です」ってスタンスでいたい。

もちろん自分が気持ちよく推し事できるように無理をせず、「行く現場は選ぶ」っていうのは変わらず自分の中であります。

 

 

ゆえに周囲の人に話してるほど最近は「接触苦手で行けない!(>_<)」って状況ではないんだ(笑)
追いかけて時間が経ち始めたことや、追い始めた時より自分自身痩せたりメイク頑張ったりして外見的に前よりもちょっとだけ自信を持てるようになったのも大きいかもしれないけど*9
それでも多分行ったら行ったで緊張しいなので死にそうになってる気がしてならない(笑)

そんな私でもちゃんと自分の気持ちが整って推しに会いに行くことができたら、その時はまた「実際に会ったらこうだったわ!」ということをここに書いてるかもしれません。

 

まぁ、何がって推しとは適度に距離を保って楽しい推し事したいよね!って話でした♪
(私の今後の心境の変化に乞うご期待)

*1:いわゆる「お渡し会」とか「握手会」「チェキ会」みたいな、推しと直接会って話せる機会のこと

*2:ライトなオタクはより良い観劇環境を求めて遠征しない

*3:舞台と客席との境界がしっかりある相手

*4:アイドルはアイドルで好きなので独自の線引きがあるように思われる

*5:終演後、友人から「苦手なタイプの作品じゃない?大丈夫だったの?」と言われるくらいにはその手のものが苦手

*6:繋がりたいとか彼氏にしたいとかそういうわけではない

*7:オタクのヒヤリハット

*8:地味にりさ子の販促ブログになってしまった 笑

*9:それでもまだ目標にたどり着いてないので自分磨きは継続中

ミラクルステージ『サンリオ男子』 ~ハーモニーの魔法~

「ミラクルステージ『サンリオ男子』 ~ハーモニーの魔法~」品川プリンスホテル クラブeX 11/9 マチネ


f:id:hitoiro260:20191112003805j:image

 

それはそれは幼い頃は私もサンリオショップによく行ってたし、サンリオのグッズにも大変お世話になっていたのですが、成長するにつれてファンシーな世界が似合わない方向に成長してしまったがゆえに、しばらくご無沙汰していたサンリオの世界。

9月にGOZENで梅津くんのお芝居を観て、「他のお芝居ももっと観たい!え?次サンリオ男子出るの?まぁ、お試しで1枠入れておくか!」って感じで入れたらまさかの当選。

という完全にノリと勢いで初めての「サンリオ男子」を観てきたお話。
※いつもより2~3倍テンション高くお送りします。


結論:めっっちゃくちゃ楽しかった!!!!!

なんだろう、先週隣りの会場で色相濁らせまくってたせいか*1、ものすごいメンタルセラピーを受けた感じ(笑)

当日券増やしたくてしょうがなくて今頑張って自分を制御してるから土曜日マチソワ完売してくれ~~~!!!そうじゃないと私が軽率に追いチケしちゃうよ~~~~!!!って思ってたら土曜日当日引き換え完売してた!!おめでとう!!!

 

 

原作の「サンリオ男子」についてはTwitterでちょっと見てた&アニメも少し見てたってくらいほぼ予備知識なしで行ったのでとっても不安かつ、ファンシーな雰囲気だろう世界観に自分が溶け込めるかの不安しかなかったんだけど、頭すっからかんにしてペンラ振ってた自分がいたし、なんなら途中ちょっとうるって来てしまう感じで本当に良かった!

今年見た作品の中でこんなにハッピーな気分になった作品はあっただろうか、いやない(予定)

 

これまでファンサがあるような作品ってあまり観に行くことがなかったし、なんなら「舞台なのになぜペンラを振るんだ!?」って感じの硬派なストプレ派*2だったんだけど、初めてああいう世界に触れて、みんながハマる理由が分かった気がしました。

楽しいね!!!(とっても単純)

会場もクラブeXだったから距離が近いし、2階のバルコニー席だったんだけど全然双眼鏡とかなくても十分見れる!
でも正直バルコニー席だから客降りとかは1階中心なんだろうなって思ってたら

バルコニー席にも来たあああああああ!!!!!!!

(バルコニーもあるよって事前情報は得ていたがしかし)ま、まじか…こんな小さい部屋にまでまじか…

 

ちょうど自分の席がバルコニーの中でも4席しか入らない小さい部屋だったんだけど気づいたら後ろに糸永役の大崎くんがいた(笑)
扉開いたことさえ気づかなかったんだけど、さながら某格付けチェックのような気持ちだよね。

ハンギョドンのぬいぐるみじゃなくてごめんね、思いっきりうすだいだいのペンラ振っててごめんねと思いつつ見ていたら、抱えていたキティさんのぬいぐるみを撫でてもらうという人生初のファンサを受けて
「優しいかよっ!!!」と心の中で叫んでしまった。
(年下にファンサされて沸く単純なオタク)

 

えぇ、そうです。サンリオ男子の舞台、物販で売られてるぬいぐるみを抱えて観劇可なんですよ!すごくない??


f:id:hitoiro260:20191112002855j:image

 

当日までに友人とのやりとり

f:id:hitoiro260:20191112002429j:image

当日物販での友人とのやりとり

f:id:hitoiro260:20191112002438j:image

 

ちょろいぜ自分

 


ストーリーはほぼコメディなのに正直うるっと来てしまった…。涙腺やばかった。
主人公の康太がとあることで悩んでいて、それが解決されていくって流れだったんだけど、わりとオタクあるあるというか、熱心になっているものがある人にはものすごく刺さる内容だったと思う。

さすがサンリオ、出てくる人みんなが優しい。
笑ってちょっとうるっと来て最高だなぁ。

圧 倒 的 多 幸 感

 

あと、会場内に電飾がセットされているのですが、それがとあるシーンでキラキラして、上から見てると本当に夢の世界にいるみたいな感じだったんです。
電飾がある舞台ってあまり見たことがなかったからすごく感動した!
それにクラブeXが円形というのもあって天井にめぐらせてた電飾が本当にきれいだったの!!(語彙力が来い)

 

そして九州サンリオ男子たちの方言が可愛い!
もともと九州の方言って可愛いってイメージがあったんだけど、サンリオ男子たちが話すとさらに良い!あと九州の地元ネタみたいなのも結構入ってたので、九州出身の人は楽しいかもしれないです。

 

梅津くん演じる梅崎くん(ややこしいな…笑)はヤンキーなんだけど、どことなく頭良さそうなインテリヤンキー感。抜けてるけどバカではなさそう。それにしても梅津くん声が良い。めっちゃお腹から声出てる。

世古口くん演じる古賀くんは純朴そうな男子高校生。こぎみゅん好きそうだなって感じが全身に溢れてる。っていうか世古口くん歌上手くない??九州歌い始めた時、「ん??なんか歌上手い子いるな??」って思ったんだけど!!

大崎くん演じる糸永くんキャラが濃すぎる(笑)やばい。ビジュアルだけだと分からなかったやばさ。前回大崎くんのお芝居観たのが刀ステの前田くんだったので「ギャップ!!」ってなった。

武子くん演じる緒方くん、オラオラヤンキーなのにマイスウィートピアノが好きというギャップがやばいし、いい子だし愛すべきおバカな感じが愛しい。

(九州の曲めっちゃ元気になるから音源をどうか…お願いします…!!!)

 

あとね、すごく印象的だったのは役者さんたちとってもキラキラしてたこと
なんか月並みな言葉だけど「すごいな」って思った。

間近に来てファンサしてくれた時、ステージ上で歌って踊ってる時、パフォーマンスが笑顔いっぱいで、こっちも笑顔になって、そういう誰かを笑顔に出来るお仕事をしている人、誰かを笑顔に出来る力を持っている人ってすごいって思ったんです。


今回梅津くん目当てで観に行った作品だったけど、役者追いかけて色んな舞台に行くメリットは「自分が触れてこなかったジャンルの舞台にも出会うことができる」ってことだなぁと改めて思いました。
梅津くん、ありがとう。
そしてキラキラした空間に1人は無理!って言って付き合ってくれた友人にも感謝(笑)

 

梅津くん固定カメラする余裕がなさすぎたんだけど、最後の方でキティさんと並んでる時にめっちゃ良い笑顔だったことは忘れない(笑)

彼にとって恐らく初めてに近いであろう客降りありの作品。インスタにこんなことを書いてくれていたのも嬉しかった(そして相変わらず言葉のチョイスが独特)。

 

 

自分も初めてこういう作品に触れたので「意外に楽しいんだな」って発見があって面白かったです!今度からはビビらずに行けそうだ!笑

あと終わった後からジワジワと「楽しかったぁ…」っていう気持ちが出てきてDVD会場で予約してくるの忘れたというあんぽんたん具合を発揮しました。あとでポチッときます(笑)

 


【#九州サンリオ男子】ミラクル☆ステージ『#サンリオ男子』~ハーモニーの魔法~公開ゲネプロ/ねとらぼエンタ

 

こぼれ話

検索したらわりとガーリーな格好の人が多いイメージだったので、「やばいそんな服うちにはない!!!」と焦り、ニットを新調し、かろうじてあったチェックのスカートと合わせました(笑)
メイクも普段濃いめが多いので、ピンク系のアイシャドウを購入。
当日大崎のGift Gate行ってキティのヘアアクセまで購入してめっちゃ気合い入れて行った!!!
ここまで頑張る必要があったかは分からないけど私のテンションが上がったので良しとする(笑)

*1:PSYCHO-PASS

*2:友人には「ミュージカルと歌唱に対して求める基準が高すぎる」とよく言われる。

“推し”を推すきっかけ的な話

数多いる役者さんの中で「この人、追いかけたい!」ってなる基準って何なんだろうなってたまに思うんですよね。

 

外見が好み?性格?ファン対応の良さ?


ということで共通項を探るべく、今、私が特別いいなって思う役者さんをピックアップして考えてみました。

 

ちなみに私、概念というか便宜上「推し」とか「推す」っていう言葉を使ってるんだけど、自分の中でイマイチこれが腑に落ちてなくて。スタンスとしては「応援したいな」「お芝居観続けたいな」って思ってる人のことを「推し」と呼んでいます。

複数人の名前を列挙してると「お前、DDじゃん!」って思われそうですが、やめて石は投げないでっ!!!!
接触は宗教上の理由()でほぼ参加していませんが出演してる舞台とか作品はちゃんと全部観に行ってるから!!!!!!ブロマイドも写真集も買ってるよ!!!!!

 

 

染谷俊之さん

刀剣乱舞の舞台(初演)で観たのが初めて。
この時演じていたキャラクターが自分の2次元の推しだったということもあったのかも。
初めて観た時はまだ刀剣乱舞のアニメも放送されてなかったのに「あ、鶴丸だ!」って感じるくらい鶴丸だったのに惹かれたのが多分きっかけ。あとアドリブがめっちゃ上手い人だなぁというのが最初の印象だったかも。
そうしているうちに「剣豪将軍 義輝」のチケット取ってた(笑)

義輝観た時も実はそこまでのめり込む要素ないんじゃないかって思ってたのに、気づいたら「グランギニョル」のチケット取って、その次の「剣豪将軍 義輝(後編)」も取って…を繰り返し今に至る。

染さんについては本当に明確に「ここ!」っていう落ちたポイントがあまりないんだけど、1つあるとしたら「剣豪将軍 義輝」の前編のバクステ映像で千秋楽の挨拶があって、座長としてカーテンコールで1人舞台に立って挨拶している時に感極まって嗚咽漏らして泣いてる姿にすごく胸を打たれたってことがあって。
今思えばあの時に「あ、この人めっちゃ熱い人だ」って思って、もっとこの人のお芝居観続けたいなぁって思ったのかもしれないな。

ラジオとか、雑誌とか、色々追いかけていく中で、あまり表に出さないけれど役者をやる上で一つ芯の通ったものを持っているところが好きってなった。
あと楽しんでくれるなら身体を張ることも厭わない、やや芸人魂があるところも好きです(無理はしないでほしいけど)。

仕事への姿勢とかもすごく尊敬していて、自分も実生活で「そういう気持ちで取り組みたい」って思わせてくれる人。

 

前山剛久さん

刀剣乱舞の舞台で鶯丸観てから「追ってみよ」ってなったんだけど、実はその前に「御茶ノ水ロック」の舞台を観ていたんだから、どこで落ちるか分からないってこういうことだなぁと思う。
具体的にいうと鶯丸が「まぁ、細かいことは気にするな!」っていって首をコテンってしたところで見事に落ちた。が、今思うとものすごく謎(笑)
当時、友人へのLINEで「うぐちゃんやばい!!歴タメLIVEのチケット取った!!」とかいう突然の報告をして驚かせたりもした。

その後、「御茶ノ水ロック」のバクステを観て、作品とか役に対する考えや想いに触れて「これだけ熱い想いを持っている人の他の舞台をもっと観たい」って思うようになった。

そんな感じで、前ちゃんは熱い気持ちをストレートに出してくるところが好き。
その作品に対する意気込みとかブログに書いてくれるのも好き。
めちゃくちゃ貪欲で向上心の塊みたいな人だなぁと思っているので、作品ごと・公演ごとに色んな姿を見ることが出来るのも良いなと思う。

 

梅津瑞樹くん

刀剣乱舞の舞台(またか!!!)で長義をやるってことで初めて知った役者さんだった。今まで2.5次元舞台への出演があまりなくて、どんな人なのかも分からなくて、とりあえずブログを読んだ時にその語彙力の豊かさに圧倒された。
「えええええこんなしっかり文章書ける人いる!?」って。
あと鴻上さんの劇団にいるっていうのもポイントだったかも。

実際のお芝居を観たらすっごい何?めっちゃ長義だなって感じだったし、とにかく「すごい!」ってなった(語彙力のなさ)。

前ちゃんが出るGOZENにも出ていたんだけど、観る前までは「あ、共演していた梅津くん、同じ作品なんだ~。どんな感じなんだろ~。」って感じだったのに実際に観たら雷に打たれたような衝撃だった。
いや、長義とは違うことは大前提だったんだけど、振れ幅!!!!

この役者さんはこういう役もできるんだ!ってすごく心が震えた。
友人にも思わず「梅津くんやばいんだが!!」というLINEをしていた(すぐ友人に報告する人)。

しかも同い年、演劇部出身という自分と近しい環境にいた彼が気になってしょうがないし、彼が書く文章もすごく好きなので、「よし他の作品も観に行くぞ」と、今、片手に「サンリオ男子」のチケット握っているところ(笑)

 

 

という感じで、他にも「いいな」って思ってる役者さんはいるけれど、今、特別追いかけたいなぁと思う3人をピックアップしてみました。
(どうしても2.5次元だと刀ステきっかけが多くなってしまうな…)

というか、こうやって振り返ると明確にポイントがないまま落ちたの染さんくらいなのでは?(笑)

 

でも私の場合、基本的にお芝居を観て、「この人の他のお芝居も観てみたいな」って思うのがきっかけなのかもしれないなと最近思います。

容姿が整ってる人とか、雰囲気が自分好みの人とか、お芝居が上手いとか、ファン対応良さそうとか、そういう人はたくさんいるけれど、色んな条件に当てはまる人の中でもさらに「もっとその人のお芝居が観たい」と思うかどうかって、完全にフィーリングというか自分の感性(好み)にぴたっと来る人だから、ある意味「究極の自分好み」なのかなって思ったり…。

だってお芝居上手い人なんてたくさんいるじゃないですか!!!お芝居上手いだけだったら推しになる人多すぎて追いかけきれんわ!!笑

上手いと思う中でもぐっと引き込まれる人とか、魅力的だなと思う人が私にとっての「推し」という存在になりやすいのかなとも思ったりする。
※もちろん役者さんなので外見が好みかどうか、っていうのも重要だとは思っている。

 

お芝居に対して一本筋の通ったものを持っていたり、役に対する姿勢だったり、役者という職業に対しての考えだったり、そういう部分に共感できる人を好きになる傾向は強いかな?

あと私、熱い人が好きなんです。

それを表に出していようと、出してなかろうと役者という仕事に対してプライドを持ってる人。向上心がある人。そして「お芝居が好き」っていうのが伝わってくる人。そういう人ってついつい応援したくなっちゃうので。

 

ちなみに2.5次元舞台においては、原作キャラクターがいるので「キャラが好き=キャラを演じてくれた役者さんも好き」っていうことも起こりうると思うんだけど、2.5次元でのキャラをキャラとして見ていることって正直私の場合ほぼなくて、完全に「役者」を意識しているので、特定のキャラを演じてる時は好きだけどそれ以外には興味がないってことがないというのは1つ、自分自身の線引きポイントなのかなと思います。

 

あと、舞台の若手俳優って映像中心の役者さんよりファンとの距離感近いじゃないですか(チェキだ、サイン会だ、バイべだ…)。
イベントに行ったら会えるみたいな。

もちろんファンを大事に想ってくれているんだなって人はとても素敵だと思うし、そういう機会をたくさん持とうとしてくれるのも本当に良い人だなって思うんだけど、私個人としてはやっぱり一番に「芝居で魅せてほしい」って気持ちがあって。

だからぶっちゃけ推しにファンサービスは求めてないんです(応援してくれてる人たちがいるんだなぁということだけは心に留めておいてほしいけど 笑)

そういう意味で「ファン対応の良し悪し」は私の中で推しにするにあたってあまり基準のうちに含まれないのかなぁとも思ったり。いや、そりゃ対応良いと嬉しいけどそこは「推すか推さないか」の足切りの基準にはならないなって。
(もちろん人間としてクズだなっていうのは論外なのでクズバレしたらどんなに推してても下りると思う)

 


そういえば以前、体験でお世話になった演劇教室のコラムにこんな内容のものがありました。

entryact.jp

もしかしたら私が魅力的だと感じた役者さんにもこういう部分があったから「もっと観たい」って思ったのかなぁとか思ったり…。

というかここのコラムは「演劇」とか「お芝居」に興味を持ってる人はぜひ読んでほしいことばかり書いてあるし、何だったらワークショップ行けばいいと思うのでぜひご一読ください!!(突然の宣伝)

 

えー、みんなは何がきっかけで「推し」のことが好きになったんだろ??めっちゃ知りたいわ。

知りたいのでぜひブログ持ってるひとは同じようなテーマで書いてほしい!読みに行くので!!!!

 

ちなみに俳優追っかける前は声優畑にいたのですが、俳優さんに対しては「声」で好きになるっていうのが今のところないんですよ。声オタだったのに。

声優さんはどうしても聴覚から入ってくる情報が多いのでそちらに意識がいくのですが、俳優さんは視覚情報が主なのであまり声に意識がいかないのかも。

染さんの声も良い声だなぁと思うのですが、如何せん私の好みは石川界人くんのような声なので(笑)
みんな「凪のあすから」見てほしい…界人くんが演じる紡が最高にイケメンだから見て…。

 

 

ということで、私的「推しを推すきっかけ」は「この人の他のお芝居も観てみたいな」という部分にあり、お芝居への熱い思いを持ってる人を好きになる傾向にある、と一旦結論付けようと思います。

あと重要な外見要素は無骨な人よりキレイ系がタイプです

 

多分、これって外見要素で共通項探した方が好きになる系統が分かりやすいのでは…?笑