ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

歴タメLIVE

歴タメLIVE 第3弾@EXシアター六本木
9/9 マチネ公演を観てきました!


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DVDでは何度も観てたけど、生で観るのは“はじめまして”な歴タメLIVE!
「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」は義輝の時から観ていてとても素敵なコンテンツだなぁ~と思っているのですが、歴史小説をもとに上演される劇は濃密に、LIVEは気軽に面白おかしくできるのが本当に魅力的だなぁと思ってます。

この企画をしてる方が、かの有名な「戦国鍋」のプロデューサーさんなので、面白さは折り紙付きです(ご本人の負担になるだろうか…笑)



個人的に歴史が大好きで、教科書に載らないようなことが「演劇」「エンタメ」として楽しめるのが本当に面白いし最高だと思っていて。

自分が歴史の先生だったら生徒たちにこれ見せるだろうなって思うんです。

年表だ単語だって、歴史ってどうしても「暗記科目」になりがちで苦手な人、興味がない人って大勢いると思うんですね。
でも、面白おかしく学べると興味を持ちやすいし、「もっと知ってみたいな」って思えるんじゃないかなぁと思ったり。


そんな楽しみ方ができる「歴タメ」シリーズって本当に最高ってお話です

 

ちなみに、今回のコントはもうバックにテレ朝ついてるからこそのネタだったなとww
ものすごく詳しいレポをnumanさんが載せていらっしゃるのでぜひご覧ください!

numan.tokyo




あと今回のコントが上手いこと流行り(TikTok、Youtuber、U.S.A.)を取り入れた内容で
「舞台なのにこれはTV的なエンタメコンテンツ作る人っぽい!!!面白い!!!」

って思いました。

 

役者さんのお話

今回は本っっっっ当に、自分が気になる役者さんばかりで、めちゃくちゃ気になってた!!!本当に!!!!(熱弁)
別のお芝居観て、「もっとこの人のお芝居観てみたいんだよなぁ~」って人ばっかりだったのです。
しかもそれが歴タメだから絶対違う一面見れるだろっていう期待を込めて(笑)


・前ちゃん(前山剛久さん)
グッズのビジュアル見た時から「やべーなんだこの私の好みど直球に来てるキャラ」って感じだった(笑)



MARU4の森蘭丸としてアイドルしてるのも素敵だったし、サイコパス水戸黄門も面白かったんだけど、「じゃない方将軍※」の括りで出てた時が一番だった。
※徳川将軍の中であまり有名じゃない将軍についてピックアップしたコント

あのね、あのツッコミというかガヤのテンポが絶妙すぎて、思い出しただけで笑える(笑)そこが前ちゃん上手いな~って思ったポイント。
おちゃろく(御茶ノ水ロック)の奈良くんの時もテンポ良かったけど、こういうお芝居映えるなぁと思いました。

 

え、もう少し前ちゃんについて語って良い?(笑)


いや、最後の挨拶聞いた時「本当に真摯な人なんだなぁ~」というのが伝わってきて。
芝居に対しても観に来た人にもとにかく真摯、真面目。
私が前ちゃん知ったのがおちゃろくだから、まだ他の作品をあまり見れてないし、どんな人なのかも知らないけど、おちゃろくのバクステで話してことも合わせて、私のイメージは本当に芝居に真っ直ぐ向き合う人だなって思ってるんです。
今回のお芝居は総じてコミカルなんだけど、なんていうかそういう芝居の姿勢が出てたからあんなに笑える良いお芝居だったんじゃないかなぁって思うんです。
うん、好きすぎかな(笑)


・高野くん(高野洸くん)
もう周りに高野くん大好きな人が多くて、刀ミュ(ミュージカル刀剣乱舞)の膝丸を映像で観てた以外、他のお芝居観たことない私の期待値も大だった(笑)
とにかくセリフが聞き取りやすい!そしていい声!!笑
コミカルな演技も上手でこれからの伸びしろに期待してます!!
あとMARU4の時のダンス、さすがでした。めっちゃキレッキレ!側転がきれい!
お見送りの時の笑顔が素敵だった。これはお姉さまたちを落とすやつや…。
ちなみに今回高野くんが演じたのが源義経で、膝丸は義経に縁のある刀でもあったので、「なんて運命なんだ…いや意図的か!?」って思ったのはここだけの話(笑)


・陳内さん(陳内将さん)
TRUMPで観た時から「この人の他のお芝居めっちゃ観たいんじゃ~」って思いながらA3!をスルーしてまさかの歴タメではじめまして。
やっぱコメディになっても上手い。なんというか上手いんだ(語彙力)
そしてお顔が整いすぎてて本当に男性に言っていいのか分かんないけど美人!!!
しかもお見送りの時、しっかり目をあわせてくださって、そういうとこだぞ!!!!!!!!(また他の舞台観に行きます!!!!!!!)

 

 

 

実は接近イベントが大の苦手で、今一番応援してる染さん(染谷俊之さん)でさえ個人イベントに行ったことないのに


「キャストによるお見送りあります」というアナウンス…。


え、無理じゃない??これ死ぬやつじゃない?????
そういうことは事前に言って!!!!
(メイクと服装手抜きじゃなくてよかった!!!)
※でもお見送り希望しない人で出ていくのもあれなので、その場に留まった(笑)


しかも私、一人で観に行ってたんですね。
友達がいればかろうじて緊張を分かち合ってキャストさんにも「ありがとビーム!」できたし、うちわ手にして本人の前に行けただろうけど、すみません小心者だったので「(最高に面白い舞台を)ありがとうございました!!!」って言うのが精一杯だった、むしろ両手振りながら(出来てたか分からないけど)笑顔だった私を全力で褒めてほしい。

でも役者の皆さん、1本終わって疲れてるだろうに笑顔で目を見て挨拶してくださって本当に素敵な方たちだなって思いました。
皆さんしっかり目をあわせてくださったんですけど(私が合わせられねぇ!)、中でも陳内さんの破壊力が強すぎて、あぁもう、本当に、ありがとうございます…!!

 

 

 

こちらの記事でちょっと出てたお話しなのですが

rekijin.com

 

もっと歴史を深く知りたくなるシリーズって、座間さんと長く一緒にお仕事をされていて、このシリーズにもずっと出演されている俳優の山崎樹範さんが

戦国鍋TV」の時に知り合った若い俳優さんたちが、主に2.5次元の舞台で活躍しだしたんですが、間口が広がったぶん、消費されていくスピードが早いことに危機感を感じたんです。彼らが今後、俳優を続けていくためにも、ちゃんとお芝居ができる場があったほうがいいですよ、座間さん!とお声がけしたんです。 

2017年10月20日 歴人マガジンインタビューより引用

って座間さんに持ちかけたのがきっかけの1つだったらしいんです。

たしかにマンガやアニメが原作になった2.5次元は近年ものすごいブームになっていて、若手の役者さんが次々と出てきて、長く役者を続けていくのも一苦労だと思うんですね。
それに若いうちはその見た目で勝負ができても、歳を重ねるとそれでは立ち行かない部分が出てくるはず。

2.5次元がいわゆる“普通”の舞台より下とか、そういう考えはないけれど、役者を続けていくのであれば、もっと色んな芝居が出来なければいけないんだろうなって私も思っていて。偉そうなことを言うのであれば2.5次元だけで終わってほしくないなって思うんです。

私はもっとあなたの色んな表情(演技)が観たいんだ!!!

これまで舞台もテレビも色んな作品に出演してきた山崎さんが後輩を想ってこういった話を持ちかけてくださったことを知って、なんかすごく嬉しかったです。

 

 

某アニメで「笑うとNK細胞※が活性化する」ということを学んだのですが、笑うならぜひ歴タメLIVEを!!みんな歴タメLIVE見て健康な生活送りましょう!!
※がん細胞やウイルスと戦うリンパ球

 

ちなみに私は体調を崩して今日点滴を入れてきました☆

 


【歴タメLive】 PRダイジェスト

 

気になった方はこちらからDVDご購入いただけますので、ぜひ!(宣伝は基本)

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