舞台 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生 Re:Build-
「舞台 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生 Re:Build-」@日本青年館ホール 2/16 ソワレ観劇
アニメ見たのが10年以上?前、観劇前に見直しもしなかったので「何となく」しか覚えてなかったから原作と比べてどうか~ってことは言えない。
ので演出が面白かったという話!
ガンダムといえばやっぱりMS(モビルスーツ)なんですけど、“舞台上でどうやって表現するのか”ってのが気になるところだと思うんですよ。
答え:コックピットを可動式の座席(やぐら?トロッコ?)にしてアンサンブルさんがガンガン走らせるという演出方法でした!!!
舞台上が2段に分かれていて、フロアと2段目を使いながら戦闘シーンを描くのですが、フロアの人たちはやぐら状の乗り物をアンサンブルさんが走らせる。2段目は可動式の椅子を役者自身が動かすって方法でした。
ちょっと文章だと分かりづらいので、演出の松崎さんがTwitterで画像を上げてくださってたのでご覧ください!
三位一体で色んな技術的な処理を一度にこなしながら演技をし続けた俳優達や、最強のアンサンブル12人。
— 松崎史也 (@fumiya326) 2019年2月26日
驚異のきっかけ数に特殊なSE、サラウンド音響を実現してくれた天野くん率いる音響チーム、ビームライフルやGN粒子まで担ってくれた大波多さんの照明班、#ダブステ pic.twitter.com/KVtkLoW0Lh
模型で作り
— 松崎史也 (@fumiya326) 2019年2月26日
初号機で動いてみて
模型に戻り
また動き。
レバーの可動域や位置。見え方なんかも一緒に考えて。
とにかく彼らとじゃなければ出来得なかった。プリステとクジ砂を足して2で割らず更に載せるアンサンブルの動きも、共有してきたからこそ。
船木と阿瀬川、賢祐と高久、すごいんです。 pic.twitter.com/mzLHkeFP4w
てっきり映像とか使うのかなって思ってたので、斬新だった上に面白かった。
慣れない人が観るとチープかもしれないけど、演劇は目に見えるものが全てじゃないしこちらの想像力に委ねられる部分もあるしね。
ほら、ハンドル持って走ればペダルだって見えてくるじゃないですか!!笑
表現方法として純粋に面白いって感じました。
しかもあれ、座席同士微妙に高さ変えてあるんですよ!あの高さの違いがあるから戦闘シーンがより良い感じに見えるんだと思う。(語彙力なくてごめん、でも言いたいこと伝われ!!!)
それとスピード感もそうなんだけど、役者がコックピット上で身体を使って芝居してるのが良かったなあ。さすがに攻撃受けた時の衝撃とかはコックピット動かすだけじゃ表現出来ないし…。
ビームサーベルが弾き飛ばされる演出とかはアンサンブルさんが下でキャッチして走って捌けるってのがすごかった。本当にすごかった。
カーテンコールで一番拍手が大きかったの、アンサンブルさんだと思うよ!!本当にお疲れ様でした!!!
敢えて映像で補完しないでコックピットと照明・音響演出でやりきったのも挑戦だった気がする。(あと今思い出すと音響めっちゃ良かった)
こういうところに“演劇の可能性”をまた1つ感じるなぁと思うのでした!
私、ストーリーが面白いとか原作のこういうところをこうしてて面白かったって感想じゃなくて、「演出」としての面白さしか言ってないんだけど、原作好きでこの舞台観た人はどんな感想だったのかな?気になる!
記憶の限り良く言えばテンポが良いけど、「間の取り方」はもう少しあっても良かったのかなぁと感想ツイート読みながら。
いかんせん、「超忙しい人向けガンダム00 1stシーズン(ちょっとストーリー展開が違うよ)」なので、駆け足な印象になってしまったかも…。
でも2時間半でまとめるにはあれがベストだったかもしれないとも思います。
それとね、前ちゃんのグラハムがグラハムで非常に良い。
前ちゃん、ああいう役柄映えると思うんだよね。もっとやってほしい。
気持ち乗ってた!生き生きとしてた!
ただ単に私が観たいだけかもしれないけどちょっと頭のネジ何本か飛んでそうな役やるの上手そうだなって。笑
あと女性キャストがみんな可愛いし美しいし原作に忠実すぎて最高でした!
余談だけど客入れの音楽でUVERworldの「愛が愛を~♪」って流れた瞬間に懐かしすぎて「んぬおおおおお」って変な声出しそうになりました(笑)
www.gundam00.net
↑観れなかったYO~って人はBlue-ray&DVDの発売がありますのでよろしければ!(7月が待ち遠しいぜ…)