ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

推しに初めて手紙を書いた話

ちょっと前の話になりますが、人生で初めて「ファンレター」なるものを書きました。

これまで歴代に「推し」と呼んでいた人が数名いる中でも多分初。
おそらく初。
周りの人たちが書いているのを横目にしながらも書く勇気がなかったんです。

 

昔推してた人にはラジオにメールだしたりFCの掲示板にコメント書いてたくらいでファンレターは出さなかったんじゃないかな。
(もう10年以上前のことで記憶が曖昧)
(出す勇気がなくて本人に宛てたつもりで書いたエアファンレターならきっと山程ある)


いつか書こう

そのうち書こう

でも字が下手くそだからペン習字やってからね(笑)

なんて冗談で友人に言っていたので私が手紙片手に現場に行ったら「え??まじで??」みたいな反応されました(笑)デスヨネー


そんな私がなんで手紙を書こうと思ったのか。

A. 推しのお芝居にめっちゃ感動してちゃんと伝えたいって思ったから


ただこの一言に尽きた。

今までTwitterやらブログやらで色々観劇の感想を流していたので関係者がエゴサしていたら自分のツイートも目に入ってるんだろうなぁなんて思ってたんだけど、やっぱり自分の手で直接本人に向けて言葉を伝えるって大事だなって思って。
(もちろん、アンケートも大事だと思うので制作サイドへ伝えたいことがあればアンケートに書いた方が良いかも)

とにかく何がなんでも「あなたのお芝居にとっても心が動かされたんです」ということを伝えたかった。

 

「このお芝居に心動かされた」「こういう部分が良かった」「こういう部分が励みになっている(好き)」って書くことが変に負担になったりしたら嫌だしって色々思うこともあったけど、私も推しもこの先、何があるか分からないんだからちゃんと自分の言葉は伝えられるうちに伝えたいなって。

正直、こういうのって重いかなぁって思った。

考えすぎかもしれないけれど好意的な言葉でも相手の負担になるんじゃないかって思ったりもした。

でも少なくとも自分は歌ったりお芝居してた時に「良かった部分」を伝えてもらったのはすごく励みになっていたし、それまで辛かったことも「頑張ってよかった」って思えたので、少しでも自分の言葉が届いたら良いなって思って書いてみることにしました。

手紙なんて書きなれてるはずなのに、いざ「書こう!」とした瞬間に「で、どうすれば良いんだっけ?( ゚д゚)」ってポンコツ具合でしたが(笑)

便箋買いに行く時に、どんなデザインが良いかなぁとか、ペンはどれにしようかなって売り場で1時間さまよったりとか(笑)

手紙の内容の下書きを3回ぐらい文章校正したりとか(笑)

1通書くのに1週間かかったし、いざ書こうとするとバカみたいに緊張して手が震えたりとか。

何歳の純情乙女なんだ。

(親にも「そんなに緊張しないと書けないもの?」的なことを言われた。いやめっちゃ緊張しません??私だけ???)


でも、なんかこういうのって良いなって。

もはやラブレター書いてるような緊張具合だったんだけど、推しへの手紙ってある種ラブレターみたいなもんだよね、なんて思いつつ…。

 

今は電子の文字ですぐ伝えられるし、Twitterやっていたらリプで簡単に気持ちを伝えることができる。
でも手紙はそれを書くまでにたくさんの想いがこもっていて、その人にしか伝えられない言葉があって、手紙ならではの良さってあるんじゃないかなと思います。

 

 

それでも最終的に手紙って書く側の自己満みたいなものもあるし、読んでもらえるかも分からないじゃないですか。

正直たくさんお手紙をもらってると思うし、忙しいだろうから全部に目を通してもらうのは難しいだろうなって思うんですけど、でも少しでも自分が感じたこと、思ったことが伝わったら嬉しい。

私自身、へこんだり自信がなくなった時は卒業の時に部活の後輩や同期からもらった手紙とか寄せ書き読んで元気もらったりするんです。
だから推しが辛いと思った時にも自分が伝えた言葉が少しでも背中を押したり、支えたりしていたら良いなという願いをこめて…。

※あくまで自分がそういうタイプなだけであって推しがそうとは限らない

 


だからみんなもお手紙書こう!というお話でした。

(上手くまとまらないこの感じ 笑)



ちなみに参考としてこちらのエントリーを読ませていただきました!
(封筒自作とか高度なことは出来なかったけど 笑)

kansoubn.hatenablog.com

 

「書いてみたいな」って人は他にも色んな人がブログでファンレターの書き方とかまとめているのでそれぞれ参考にしてみると良いと思います!

 

<余談>

たくさん推しに伝えたいことがあったはずなのに、実際に書いたら2枚で収まってしまうくらいにはものすごい簡潔な手紙になったのはここだけの話(笑)

1回書いちゃえばあれほどの緊張感はなくなるかなと思いつつ、1通書くのにものすごい体力と精神力を使ったので次書く予定は未定だよ(成長しろ)