ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

私の推しの定義の話

みなさん、今日も楽しく「推し事」してますか!!

以前、ブログで

概念というか便宜上「推し」とか「推す」っていう言葉を使ってるんだけど、自分の中でイマイチこれが腑に落ちてなくて。スタンスとしては「応援したいな」「お芝居観続けたいな」って思ってる人のことを「推し」と呼んでいます。

っというお話をしたのですが、今日はここを掘り下げたいなと…。

 

多分自分は世の中の言う「DD(誰でも大好き)」に近いんだろう*1と思います。

自分の応援スタイル*2からして「推し」という言葉を使うことに違和感ありまくりなんですけどね、ええ…。

そもそも、対象がアイドルであれば特に気にすることもなかったんだろうけど、あくまで私が好きなのは「役者」なんですよ。そこがそもそも引っ掛かりなのかもしれないけど。

でも「推し」って言葉、便利じゃないですか?
だって「応援してる役者の●●さん」とか長いじゃないですか。
あと「推し」って書くと名前が簡単に伏せられるという利便性もある*3 *4

 

numan.tokyo

もともと「推し」という言葉はアイドルファンの流れから来ていて「イチオシのメンバー」である「推しメン」という言葉をさらに短くしたものだそうです。
ジャニーズ界隈でいう「担当」、ヅカ界隈で言う「ご贔屓」、K-POP界隈で言う「ペン」ですかね。

でも「推し」という言葉は今、アイドルの現場以外でも広く使われるようになり、2次元キャラに対しても「推し」という言葉を使うようになったり「推し活グッズ」なんてものも取り扱われるようになってきました。

 

ちなみに「DD」は「誰でも大好き」という言葉の略であるからして蔑視するような意味合いが強いです。

なので暗黙的なルールで「推し=1人(単推し)」が推奨されているような雰囲気があるし、たしかに印象的にも「●●さん推してます~!」と言いながら「××さんと、▲▲さんと、■■さんも推しです~」ってなったら、「で、結局誰が一番好きなんです?」ってなるもんね(耳が痛い)。

まぁ、推される側からしても一途な方が嬉しいんだろうなって気がするけどな(」゚Д゚)」!!!!!!!!スマネェ!!!!

 


ちなみに「ファン」と「推し」の違いってなんぞ?と思って検索したらこんな記事が出てきました。

www.oricon.co.jp

確かに「推し」っていう方が対象に対して書いて字のごとく「推し出す」というニュアンスが強いし、大概「推し」とする時は周囲に「この人めっちゃ良いの!みんな知ってよ!」という気持ちも含まれる、のかもしれない*5

あと「成長見守り型」の界隈の場合、その人を応援し続けることでステップアップしていく様を見届けることになるので「(売れるように)推す」という気持ちが強いのもあるかなと。

そこから発展して「推し」とする場合、「ファン」以上に「金銭的支援」的なニュアンスが強くなるなって思いました(全通、プレ、物販積む、個イベetc.)。
なんかもはや「貢いでる」って方が近いかもしれない(したことないけど)。

一応、毎月ブロマイド買ったりカレンダー出た時は買ったり、ファンクラブ入ったり、最近は舞台も最低でも2回必ず観るようにしてて*6、出演した作品の円盤は必ず買ってと、まぁ、私もそこそこ出費はしてるんだけどあくまで「推しのため」というより「自分がしたいから/欲しいから出来る範囲でしてるだけ」って感じではあるんだよね(支援感はない)。

 

なので私が「推し」という言葉を使っているのは、単純に「応援してる●●さん」ということを端的に説明出来る語句として「推し」を使ってる、というお話です。(もちろんその先を見届けたいから応援したい、「推したい」っていう気持ちも含む)

かといって「好き」=「推し」になるかと言われるとそれはちょっと違って、私が「推し」と称する人は、「好き」にプラスして「特別応援している(というより特別追いかけてお芝居観たいな)と思ってる人」であって、単に好きだなぁって思う人に対して「推し」は使わないし、「推し」と自分の中で位置づけたのなら「毎作品観に行く!」って心に決めた人しかそう呼ばないという自分ルールがあります*7

 

 

ちなみに推しと呼べる人が3人いても「好き」って気持ちはほぼフラットです。誰かが突出して「めっちゃ好き!」ってなったらその時点で「最推し」「二推し」って違いが出るからね*8

もちろん舞台観に行って一番ホットなタイミングだったり、その人のお芝居にめっちゃ心打たれた時にはしばらく脳内その人で占めてるよ(笑)

あと全員同時期に出会ったわけではないので個々に応援している期間に違いがある分、やっぱり長い方が思い入れや思い出も多いかな。でも基本は同じくらい好き。

う~ん、それでも正直3人が同時に「推す」限界だなって思う…!
単純にこれ以上は追いきれない(金銭的にもスケジュール的にも)。

 

単推ししてる人からはあまり印象が良くないと思いますが、「推し」が複数にいることにもメリットがあって、それは「一人に固執(執着)しないからメンタルが安定する」ってことなんだよね(オタク、病みやすい問題)。

一人をひたむきに追い続けることが出来るのって正直本当にすごいなと思うんだけど、「その人がすべて」になりやすい側面もあって、わりと病みやすいと思うんですよね(経験済み)。

決して自分のメンタル保つために複数人推しを作ってるわけではないのですが、一人に集中していた時より推し事関連で病むことはなくなったなと。

 

 

そんな私でも複数人推す中でなるべくしないようにしてることがあって…。

それは「現場をはしごしない」ってことなのね。

単純に自分の体力がないっていう理由が大きいんだけど(笑)その人の現場の前後は、やっぱりその人のことで頭をいっぱいにしたい気持ちがあるし、頭や心の切り替えをスパッとして余韻を楽しめないのが自分としては寂しいので、現場ははしごしません。「土曜日は●●さん、日曜日は××さん」くらいならあるけど。

  

 

ちなみにキティさん…あ、いや“キティ先輩”曰く、「推しは変えずともね 増やしていい 推しの数だけハッピーも増えるよ!」だそうです(懐が深いっていうかこの動画初めて見たんだけどサンリオさん懐がマリアナ海溝レベルで深すぎて偉大なコンテンツ)。

 


感謝の気持ち、届け!【ハローキティのコメント返しVol.3】

 

 

みんなご存知「あくにゃん」の記事にもDDに関する内容があって「なるほどな~」ってなったのでリンク貼っておきます。

あくにゃん的には「1グループに2人以上推しがいるのはなし!」だそうで。まぁ、それは分からなくもない…(特にアイドルの現場はメンバー横並びで接触になることが多いと思うので掛け持ちバレる)。

そう考えると各界隈に1人は推しがいても良いけど同じ界隈に複数人の推しはやっぱり「う~ん」ってなるよねぇ。俳優の場合、共演はあっても個人イベントはゲストに来ない限り兼任だってバレることはなさそうだけど(気持ち的な問題)。

suits-woman.jp

 

3人を平等に推せるように今日も今日とて社畜をしている限界オタクからは以上です(笑)

*1:現時点で追いかけたいと思う人が3人いるから

*2:基本的に「役者」としての現場だけ、個イベ行かない、全通もしない

*3:bioに書いてたら伏せてないも同然

*4:3人いると文脈上で察してとなる

*5:ガチ恋は除く

*6:単に作品をよく味わいたいから

*7:「推すか推さないか」微妙なラインにいる時、脳内で「準所属」っていう言葉を使ってるのはここだけの話 笑

*8:私がTwitterとかで「推し」って表現した時とか、「Tmmさんって●●さん好きなんだよねぇ」って一番に「あの人のことかな?」ってまわりが思い浮かべる人が恐らく自分にとっての「最推し」なのかなって思ったりもするけど