ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

“推し”を推すきっかけ的な話

数多いる役者さんの中で「この人、追いかけたい!」ってなる基準って何なんだろうなってたまに思うんですよね。

 

外見が好み?性格?ファン対応の良さ?


ということで共通項を探るべく、今、私が特別いいなって思う役者さんをピックアップして考えてみました。

 

ちなみに私、概念というか便宜上「推し」とか「推す」っていう言葉を使ってるんだけど、自分の中でイマイチこれが腑に落ちてなくて。スタンスとしては「応援したいな」「お芝居観続けたいな」って思ってる人のことを「推し」と呼んでいます。

複数人の名前を列挙してると「お前、DDじゃん!」って思われそうですが、やめて石は投げないでっ!!!!
接触は宗教上の理由()でほぼ参加していませんが出演してる舞台とか作品はちゃんと全部観に行ってるから!!!!!!ブロマイドも写真集も買ってるよ!!!!!

 

 

染谷俊之さん

刀剣乱舞の舞台(初演)で観たのが初めて。
この時演じていたキャラクターが自分の2次元の推しだったということもあったのかも。
初めて観た時はまだ刀剣乱舞のアニメも放送されてなかったのに「あ、鶴丸だ!」って感じるくらい鶴丸だったのに惹かれたのが多分きっかけ。あとアドリブがめっちゃ上手い人だなぁというのが最初の印象だったかも。
そうしているうちに「剣豪将軍 義輝」のチケット取ってた(笑)

義輝観た時も実はそこまでのめり込む要素ないんじゃないかって思ってたのに、気づいたら「グランギニョル」のチケット取って、その次の「剣豪将軍 義輝(後編)」も取って…を繰り返し今に至る。

染さんについては本当に明確に「ここ!」っていう落ちたポイントがあまりないんだけど、1つあるとしたら「剣豪将軍 義輝」の前編のバクステ映像で千秋楽の挨拶があって、座長としてカーテンコールで1人舞台に立って挨拶している時に感極まって嗚咽漏らして泣いてる姿にすごく胸を打たれたってことがあって。
今思えばあの時に「あ、この人めっちゃ熱い人だ」って思って、もっとこの人のお芝居観続けたいなぁって思ったのかもしれないな。

ラジオとか、雑誌とか、色々追いかけていく中で、あまり表に出さないけれど役者をやる上で一つ芯の通ったものを持っているところが好きってなった。
あと楽しんでくれるなら身体を張ることも厭わない、やや芸人魂があるところも好きです(無理はしないでほしいけど)。

仕事への姿勢とかもすごく尊敬していて、自分も実生活で「そういう気持ちで取り組みたい」って思わせてくれる人。

 

前山剛久さん

刀剣乱舞の舞台で鶯丸観てから「追ってみよ」ってなったんだけど、実はその前に「御茶ノ水ロック」の舞台を観ていたんだから、どこで落ちるか分からないってこういうことだなぁと思う。
具体的にいうと鶯丸が「まぁ、細かいことは気にするな!」っていって首をコテンってしたところで見事に落ちた。が、今思うとものすごく謎(笑)
当時、友人へのLINEで「うぐちゃんやばい!!歴タメLIVEのチケット取った!!」とかいう突然の報告をして驚かせたりもした。

その後、「御茶ノ水ロック」のバクステを観て、作品とか役に対する考えや想いに触れて「これだけ熱い想いを持っている人の他の舞台をもっと観たい」って思うようになった。

そんな感じで、前ちゃんは熱い気持ちをストレートに出してくるところが好き。
その作品に対する意気込みとかブログに書いてくれるのも好き。
めちゃくちゃ貪欲で向上心の塊みたいな人だなぁと思っているので、作品ごと・公演ごとに色んな姿を見ることが出来るのも良いなと思う。

 

梅津瑞樹くん

刀剣乱舞の舞台(またか!!!)で長義をやるってことで初めて知った役者さんだった。今まで2.5次元舞台への出演があまりなくて、どんな人なのかも分からなくて、とりあえずブログを読んだ時にその語彙力の豊かさに圧倒された。
「えええええこんなしっかり文章書ける人いる!?」って。
あと鴻上さんの劇団にいるっていうのもポイントだったかも。

実際のお芝居を観たらすっごい何?めっちゃ長義だなって感じだったし、とにかく「すごい!」ってなった(語彙力のなさ)。

前ちゃんが出るGOZENにも出ていたんだけど、観る前までは「あ、共演していた梅津くん、同じ作品なんだ~。どんな感じなんだろ~。」って感じだったのに実際に観たら雷に打たれたような衝撃だった。
いや、長義とは違うことは大前提だったんだけど、振れ幅!!!!

この役者さんはこういう役もできるんだ!ってすごく心が震えた。
友人にも思わず「梅津くんやばいんだが!!」というLINEをしていた(すぐ友人に報告する人)。

しかも同い年、演劇部出身という自分と近しい環境にいた彼が気になってしょうがないし、彼が書く文章もすごく好きなので、「よし他の作品も観に行くぞ」と、今、片手に「サンリオ男子」のチケット握っているところ(笑)

 

 

という感じで、他にも「いいな」って思ってる役者さんはいるけれど、今、特別追いかけたいなぁと思う3人をピックアップしてみました。
(どうしても2.5次元だと刀ステきっかけが多くなってしまうな…)

というか、こうやって振り返ると明確にポイントがないまま落ちたの染さんくらいなのでは?(笑)

 

でも私の場合、基本的にお芝居を観て、「この人の他のお芝居も観てみたいな」って思うのがきっかけなのかもしれないなと最近思います。

容姿が整ってる人とか、雰囲気が自分好みの人とか、お芝居が上手いとか、ファン対応良さそうとか、そういう人はたくさんいるけれど、色んな条件に当てはまる人の中でもさらに「もっとその人のお芝居が観たい」と思うかどうかって、完全にフィーリングというか自分の感性(好み)にぴたっと来る人だから、ある意味「究極の自分好み」なのかなって思ったり…。

だってお芝居上手い人なんてたくさんいるじゃないですか!!!お芝居上手いだけだったら推しになる人多すぎて追いかけきれんわ!!笑

上手いと思う中でもぐっと引き込まれる人とか、魅力的だなと思う人が私にとっての「推し」という存在になりやすいのかなとも思ったりする。
※もちろん役者さんなので外見が好みかどうか、っていうのも重要だとは思っている。

 

お芝居に対して一本筋の通ったものを持っていたり、役に対する姿勢だったり、役者という職業に対しての考えだったり、そういう部分に共感できる人を好きになる傾向は強いかな?

あと私、熱い人が好きなんです。

それを表に出していようと、出してなかろうと役者という仕事に対してプライドを持ってる人。向上心がある人。そして「お芝居が好き」っていうのが伝わってくる人。そういう人ってついつい応援したくなっちゃうので。

 

ちなみに2.5次元舞台においては、原作キャラクターがいるので「キャラが好き=キャラを演じてくれた役者さんも好き」っていうことも起こりうると思うんだけど、2.5次元でのキャラをキャラとして見ていることって正直私の場合ほぼなくて、完全に「役者」を意識しているので、特定のキャラを演じてる時は好きだけどそれ以外には興味がないってことがないというのは1つ、自分自身の線引きポイントなのかなと思います。

 

あと、舞台の若手俳優って映像中心の役者さんよりファンとの距離感近いじゃないですか(チェキだ、サイン会だ、バイべだ…)。
イベントに行ったら会えるみたいな。

もちろんファンを大事に想ってくれているんだなって人はとても素敵だと思うし、そういう機会をたくさん持とうとしてくれるのも本当に良い人だなって思うんだけど、私個人としてはやっぱり一番に「芝居で魅せてほしい」って気持ちがあって。

だからぶっちゃけ推しにファンサービスは求めてないんです(応援してくれてる人たちがいるんだなぁということだけは心に留めておいてほしいけど 笑)

そういう意味で「ファン対応の良し悪し」は私の中で推しにするにあたってあまり基準のうちに含まれないのかなぁとも思ったり。いや、そりゃ対応良いと嬉しいけどそこは「推すか推さないか」の足切りの基準にはならないなって。
(もちろん人間としてクズだなっていうのは論外なのでクズバレしたらどんなに推してても下りると思う)

 


そういえば以前、体験でお世話になった演劇教室のコラムにこんな内容のものがありました。

entryact.jp

もしかしたら私が魅力的だと感じた役者さんにもこういう部分があったから「もっと観たい」って思ったのかなぁとか思ったり…。

というかここのコラムは「演劇」とか「お芝居」に興味を持ってる人はぜひ読んでほしいことばかり書いてあるし、何だったらワークショップ行けばいいと思うのでぜひご一読ください!!(突然の宣伝)

 

えー、みんなは何がきっかけで「推し」のことが好きになったんだろ??めっちゃ知りたいわ。

知りたいのでぜひブログ持ってるひとは同じようなテーマで書いてほしい!読みに行くので!!!!

 

ちなみに俳優追っかける前は声優畑にいたのですが、俳優さんに対しては「声」で好きになるっていうのが今のところないんですよ。声オタだったのに。

声優さんはどうしても聴覚から入ってくる情報が多いのでそちらに意識がいくのですが、俳優さんは視覚情報が主なのであまり声に意識がいかないのかも。

染さんの声も良い声だなぁと思うのですが、如何せん私の好みは石川界人くんのような声なので(笑)
みんな「凪のあすから」見てほしい…界人くんが演じる紡が最高にイケメンだから見て…。

 

 

ということで、私的「推しを推すきっかけ」は「この人の他のお芝居も観てみたいな」という部分にあり、お芝居への熱い思いを持ってる人を好きになる傾向にある、と一旦結論付けようと思います。

あと重要な外見要素は無骨な人よりキレイ系がタイプです

 

多分、これって外見要素で共通項探した方が好きになる系統が分かりやすいのでは…?笑

舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪ 『エヴリィBuddy!』」

舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪ 『エヴリィBuddy!』」 @梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 10/13 ソワレ観劇

以下、ネタバレなしのぼやっと感想です。

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ねえええええ本当に推しかっこいいね!!!(今更)


東京の民ですが、「ス○ラボールで観るくらいならドラマシティ行った方が絶対良いじゃん!!!」という思いのもと、大阪まで遠征してきました。

13日に行く予定だったのですが、皆様ご存知のとおり台風の影響がすごくて。
当初13日マチソワで入る予定だったんだけど、「ソワレには間に合え!いや新幹線動かなかったらもうソワレも無理じゃん!!」というほぼ諦め状態の中、日本の鉄道マンのすごさたるや、13日午前5時の時点で新幹線運行するよというアナウンスがあり、推しの舞台にも関わらず適当に服ひっつかんで、必要最低限のものだけ旅行カバンに突っ込んで、すっぴんで家を飛び出しました。
(電車が動いていない区間、車を出してくれた父にも感謝)
(ちゃんと大阪着いてからメイクしたよ)

予定よりも2時間以上遅れて新幹線に乗ったのでマチネには間に合わなかったのですが、無事ソワレを観劇することが出来ました。
そういう意味では本当に思い出深い公演になったなぁと思います。


最近毛利さん作・演の作品に巡り合うことが多くて、REAL⇔FAKE(ドラマ)、GOZEN(舞台)からのエヴリィBuddy!だったのですが、ストーリーとしてはとっても分かりやすかったです(原作未試聴)!逆を言うと分かりやすすぎて途中である程度展開が分かってしまうかもしれない(笑)

でもその中に笑いがあり、ホロリと来るものがあり、本当にバランス良くて、休憩なし2時間もあっという間!!

いかんせん原作未試聴(※うたプリ自体はアニメシリーズ全部見てる)なので、それと比べてどうかというお話が出来ないのですが、何も知らなくても楽しめる内容だったなぁと思います。

レビューも超楽しかった!!!!!!!
植ちゃんも染さんもキラキラしていて、2人の笑顔が本当に印象的でした。

本編でめちゃくちゃ動いてるのに、レビューでもガッツリ踊っててなかなかにハードそうだったけど…。


マスミラの時もレイジーのビジュアルめっちゃハマってるじゃん!って思ったけど、エヴリィBuddy!のレイジもめちゃくちゃハマってた!

ていうか推し、脚が長い。公称173cmなんだけど数字よりも背が高く見えるなと思いました。
回し蹴りするとすごく映えるし、身体能力が高いからジャンプがものすごい高い(さすが元バレーボール部)。階段もひょいひょいっとのぼっていく感じすごい。
刀を振ってることが多いからガンアクションはちょっと新鮮でした。

なんか、よく分からないけど改めてかっこいいなって思ったし、キラキラしてて素敵だなって思ったし、推しててよかった~最高の役者さんだな~って漠然と思いました。

もちろん普段からかっこいいなと思ってはいるけど、いつも以上にかっこよくて思わず終わって友達に発した言葉が「いや、顔がいいわ」でした(笑)

 

そして推し、やはりアドリブに強い!自然すぎてどこが日替わりなのか一瞬分からなくなる(笑)こういうところ、頭の回転が早い人なんだなぁと毎度感心します。
というか今回は全体的にキャストの年齢層も高めで経験豊富なメンツなのでやりとりのレスポンスがスパーンっ!ってきれいなのが観ていて気持ち良かったです。安定感がすごい。

 

本当は色々グサッと来たポイントもあるんだけど、それ書くとネタバレになりそうなのでここに書くのは控えて起きます(笑)

サイオンジの言葉はどれも胸をグサグサ刺すものばかりなのでぜひ注目してほしいですね。とても毛利さんっぽいなぁと思うようなキャラクターだなと(毛利作品初心者)。

 

 


自分は完全に役者のオタクとして観に行ってるんだけど、初代であるシャイニング事務所のアイドルたちを通してこの舞台作品を観に来た人たちが、二代目である役者さんに対して「めっちゃ良かった!」とか「楽しかった!」とかいう感想を見ると、自分のことのように嬉しいなと思います。

これを機に染谷俊之が気になったという人がいたらぜひ、土曜日のあさステ聴いてほしいよ!!!!(ちゃっかり宣伝)

www.joqr.co.jp

 


ちなみに私史上一番トレブロで推しが来なくて、ソロショット自引き1枚とかいう絶望的な状態だったのですが、色んな方と交換いただいて、コンプとまでは現段階でいってませんが、なんとか1枚の状態から脱しました(笑)
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!

すごくどうでもいい話なんだけど、レイジの個ブロAがわりと品薄で売り切れてたので東京公演で買う予定の人は早めに確保しておいた方が良いかもね!!!
っていうかみんなBも買ってよ!!!なんでAだけ売り切れるの!!!!笑

 

 


そして今回、台風接近中という中での幕開けだったので開催するかしないかの判断にものすごく悩まれたことだと思います。
お客様を危険な目にあわせてまで来てくれという演者やスタッフは誰ひとりとしていないと思うんです。でも比較的影響が少ないであろう関西での公演だったので、今回実施に踏み込んだのかなと思います。
もちろん遠征予定だった人の中で来れない人はいたと思う。本当は当日その場にいるはずだったであろう空席を見て演者さんも心を痛めていたかもしれません。

でもそういう人たちに向けて払い戻しも対応してくれて、来れる人には全力で良いものを届けるといった強い想いを受け取ったような気がします。
あぁ、これこそ「Show must go on」なんだろうなぁ。

これまでも他の作品が公演中止になっているのを横目に見ていたこともあったのですが、改めて無事に幕が上がること、そして幕が下りることが当たり前ではないということを身をもって知りました。

 

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おそらく日替わりネタであろう、「りくろーおじさんのチーズケーキ」、帰りに買って帰りました(笑)初めて食べたんだけど美味しかったでーす!!!

GOZEN-狂乱の剣-

 

「GOZEN-狂乱の剣-」サンシャイン劇場 9/15 マチネ、9/22 マチネ観劇


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めっちゃ楽しかった~!!!!!(語彙力)

 

東映ムビ×ステという連動企画で、映画(GOZEN-純恋の剣-)とこの舞台(GOZEN-狂乱の剣-)は世界観を共有した作品群となっており、映画はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」、舞台は「ハムレット」をそれぞれベースにしたお話になっています。

なので逆を言うと原典を知っている人はある程度展開が読めてしまうという…。

そんなことを言うと「先が読めてしまって面白くないのでは?」という方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。どっちも最後に“まさかの展開”が待っているので…(笑)

ちなみに劇中で「別れるべきか、別れないべきか」ってセリフがあったんですけど、「to be or not to be」じゃん!!!!!!って分かるくらい原典のセリフを上手くアレンジしてて、そういうところも面白かったです(その後に原典のセリフちゃんと言ってたけど)。

コミカルな芝居のところとか、所々シェイクスピアのセリフ回しっぽく聞こえるところもあって面白かったなぁ。
※日本語訳する人によってセリフのニュアンスが変わるんだけど、高校時代「夏の夜の夢」やった時に「こんな言い回しする!?」っていうようなセリフ回しが多かったからシェイクスピアに対してはそういう印象が強い。

 
ちなみに映画との連動作品ですが舞台は映画を観てなくても分かりやすい構成になっているので、「映画観てないけど大丈夫かな?」という人も気にせず観ることができると思います。
でも映画を観ているとより世界観が分かりやすく、同じキャラクターについても「映画ではこういう感じだったのに…」という違いが楽しめるので観ておくことをおすすめしておきます!特に前山剛久さんが演じている蔵人あたりはそこが顕著かも。
でも舞台だけでも全然OK!(これ言うと今回の企画ガン無視になるのではないか自分よ…笑)

toei-movie-st.com

 

見どころポイントとしては「とにかく殺陣がすごい」

もちろんこれだけじゃないんだけど、“御前試合”のお話ゆえに殺陣のシーンが多いのですが激しいんです。
これ私が劇場最前列で観ていたから尚更かもしれないのですが、本当に迫力があって。

ちなみに東映さん制作の作品なので特撮が好きな人は刺さるかも!という気もします。必殺技とか。

そしてなんと言ってもナレーションが立木文彦さんですから。

 

あと当たり前になりすぎて何も突っ込まなかったけど映像演出もすごかったです!
プロジェクションマッピングとか映像演出ができると舞台の表現幅も広がるなぁと。精巧なセットだけが舞台美術じゃないんだなぁと思わされます。


あと、毛利さんも触れているのですが、映画での演出と舞台での演出って表現方法が違うからそういう部分に注目するのも楽しいかもしれないですね。
映画×舞台って企画コンセプト、個人的に面白いなって思ったので他でもやってほしい…。
っていうかスピンオフでその後話とかめちゃくちゃ観たい。

 

そしてもう1つ嬉しいなと思ったのが、自分が行く舞台が比較的女性比率の高い作品に行くことが多いせいか、今回おそらく若月さんのファンだと思われる男性もたくさん劇場にいらっしゃってたことなんですよね。

中には普段あまり舞台を観ないという方もいらっしゃると思うのですが、そういう方が「舞台、楽しかった」とか他のキャストさんに対して「●●さんがすごかった」って感想つぶやいているのを観るとめっちゃくちゃ嬉しい。

こうして自分の“推し”きっかけで観劇した方が舞台の楽しさとか他のキャストさんの魅力とか、そういうのを知ってもらえる機会が増えるって本当に素敵なことだなって思うんです。

かくいう私も、若月さんのお芝居観るの初めてだったんですけどものすっごい可愛い!!あと声が好き!顔小さいっ!!!肌白い!!!可愛い!!!!ってなりました(笑)
映画のヒロインが大人しめな子だったので、対比で奈奈がハツラツとした子だったのも良かったなぁ。愛する人に対してまっすぐに想いを伝える姿がとても愛らしいなと。
その反面、狂った時の演技が本当に本当にこっちの胸が痛くなるくらいつらくて。まっすぐゆえに、その反動の狂気がすごいなと思いました。


八弥斗役の矢崎さんのことは薄桜鬼で知ってはいたんだけど生でお芝居観るのは初めて。
でも「うわああ(この役は)矢崎さんだな!!」っていうのがすっごく良く分かった。矢崎さんの良いところ全部乗せみたいな感じ!
※もちろんここは、毛利さんも意識して書いてるはず(参照:パンフレット)

 

朝霧役のAKANEさんもめっちゃ素敵だった!!!もうね!!!「女の強さ」を感じる。
戦いの場面においてはわりと男性がメインになりがちなんだけど、「女には女の戦いがある」みたいな、強い女性が好きな私としてはとっても素敵なキャラクターでした。

 

個人的にキャラクターとして非常に魅力的だと思ったのは朝霧と、波岡さん演じる甲斐正でした。悪役なんだけど憎めない人柄というか、本当良いキャラクターなんだ…!!!


そして梅津くん演じる土御門月暗。
刀ステから2回目の梅津くんの役どころはまた“謎の男”(陰陽師)。っていうかビジュアルから強すぎてどんなキャラなんだろうって思ったけどなにこれめっちゃ素敵!
普段お話しする時はふわっとした感じなのに板の上に立つとものすごく良く通る声で堂々とお芝居する姿のギャップたるや…!!良い!!!!
キャラが濃いのもあったけど、なんだろう、久しぶりにお芝居観て痺れました。
我々は完成品を観てるけれど、イチからあのキャラを構築するって大変だろうなと思いつつ、なんの違和感もなくハマってたのがすごいなぁ。初登場シーンのコミカルな演技がツボ。むしろあれが全部持っていった(笑)
あと扇で戦うのすごい。あの衣装とウィッグであんなに激しく動くのすごい。
この作品の梅津くんを観て、観に行く予定がなかった11月にやるサンリオ男子のチケット確保したのはここだけの話。

 

前ちゃん(前山剛久さん)!私はああいうタイプのキャラの前ちゃん好きだなぁって思いました!
前ちゃんの殺陣って刀ステでしか観たことなかったから短刀で戦ってるの観るの新鮮。というか鶯丸は太刀だし、わりと立ち回りが優雅だからあんなに激しく動く前ちゃんを初めて観た。
マスクつけてるのもいいけど、マスクつけてない時の美しさが半端ない。特に横顔。あとマントをひらって手で翻すところが最高にカッコいい!!
映画だと「気持ち悪い(失礼)」っていう印象が強い蔵人なんだけど、舞台だと人間味が強かったし、忠義者なんだなってことがすごく伝わってくるようなキャラクターでした。自分を異形の存在にした根源を探し続けているっていうバックボーンとか、その結果とかが見えてるからだろうけど…。
蔵人についてはぜひ後日談をお願いしたいです!!!!

 

とにもかくにも、見どころがありながら2時間半があっという間に過ぎてしまうくらい濃くて楽しい舞台でした!

 

<ダブルカーテンコールの時の話>
9/15 マチネ 若月さん
「はーやとっ♪」っていうのが矢崎さんの事務所の某先輩の「まーきのっ」を真似てたって話が面白すぎた(笑)
矢崎さん最初「え?え?」みたいな感じで波岡さんも途中まで分かってなくて「え?なに?(小栗)旬のこと??」って反応してたのが面白かった。お腹抱えて笑った!

 

9/22 マチネ 井俣さん
そろそろ勝ちたい。という主張からの「白河三太夫 単騎出陣、会場 ザ・スズナリ」がもう涙出るくらい面白かった。“単騎出陣”で反応した人はみんな同じものを頭に思い浮かべてたのかな?(笑)

 

 

さて、以下はネタバレありです。ネタバレなしで映像を観たい人はバックお願いしますね~。

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推しに初めて手紙を書いた話

ちょっと前の話になりますが、人生で初めて「ファンレター」なるものを書きました。

これまで歴代に「推し」と呼んでいた人が数名いる中でも多分初。
おそらく初。
周りの人たちが書いているのを横目にしながらも書く勇気がなかったんです。

 

昔推してた人にはラジオにメールだしたりFCの掲示板にコメント書いてたくらいでファンレターは出さなかったんじゃないかな。
(もう10年以上前のことで記憶が曖昧)
(出す勇気がなくて本人に宛てたつもりで書いたエアファンレターならきっと山程ある)


いつか書こう

そのうち書こう

でも字が下手くそだからペン習字やってからね(笑)

なんて冗談で友人に言っていたので私が手紙片手に現場に行ったら「え??まじで??」みたいな反応されました(笑)デスヨネー


そんな私がなんで手紙を書こうと思ったのか。

A. 推しのお芝居にめっちゃ感動してちゃんと伝えたいって思ったから


ただこの一言に尽きた。

今までTwitterやらブログやらで色々観劇の感想を流していたので関係者がエゴサしていたら自分のツイートも目に入ってるんだろうなぁなんて思ってたんだけど、やっぱり自分の手で直接本人に向けて言葉を伝えるって大事だなって思って。
(もちろん、アンケートも大事だと思うので制作サイドへ伝えたいことがあればアンケートに書いた方が良いかも)

とにかく何がなんでも「あなたのお芝居にとっても心が動かされたんです」ということを伝えたかった。

 

「このお芝居に心動かされた」「こういう部分が良かった」「こういう部分が励みになっている(好き)」って書くことが変に負担になったりしたら嫌だしって色々思うこともあったけど、私も推しもこの先、何があるか分からないんだからちゃんと自分の言葉は伝えられるうちに伝えたいなって。

正直、こういうのって重いかなぁって思った。

考えすぎかもしれないけれど好意的な言葉でも相手の負担になるんじゃないかって思ったりもした。

でも少なくとも自分は歌ったりお芝居してた時に「良かった部分」を伝えてもらったのはすごく励みになっていたし、それまで辛かったことも「頑張ってよかった」って思えたので、少しでも自分の言葉が届いたら良いなって思って書いてみることにしました。

手紙なんて書きなれてるはずなのに、いざ「書こう!」とした瞬間に「で、どうすれば良いんだっけ?( ゚д゚)」ってポンコツ具合でしたが(笑)

便箋買いに行く時に、どんなデザインが良いかなぁとか、ペンはどれにしようかなって売り場で1時間さまよったりとか(笑)

手紙の内容の下書きを3回ぐらい文章校正したりとか(笑)

1通書くのに1週間かかったし、いざ書こうとするとバカみたいに緊張して手が震えたりとか。

何歳の純情乙女なんだ。

(親にも「そんなに緊張しないと書けないもの?」的なことを言われた。いやめっちゃ緊張しません??私だけ???)


でも、なんかこういうのって良いなって。

もはやラブレター書いてるような緊張具合だったんだけど、推しへの手紙ってある種ラブレターみたいなもんだよね、なんて思いつつ…。

 

今は電子の文字ですぐ伝えられるし、Twitterやっていたらリプで簡単に気持ちを伝えることができる。
でも手紙はそれを書くまでにたくさんの想いがこもっていて、その人にしか伝えられない言葉があって、手紙ならではの良さってあるんじゃないかなと思います。

 

 

それでも最終的に手紙って書く側の自己満みたいなものもあるし、読んでもらえるかも分からないじゃないですか。

正直たくさんお手紙をもらってると思うし、忙しいだろうから全部に目を通してもらうのは難しいだろうなって思うんですけど、でも少しでも自分が感じたこと、思ったことが伝わったら嬉しい。

私自身、へこんだり自信がなくなった時は卒業の時に部活の後輩や同期からもらった手紙とか寄せ書き読んで元気もらったりするんです。
だから推しが辛いと思った時にも自分が伝えた言葉が少しでも背中を押したり、支えたりしていたら良いなという願いをこめて…。

※あくまで自分がそういうタイプなだけであって推しがそうとは限らない

 


だからみんなもお手紙書こう!というお話でした。

(上手くまとまらないこの感じ 笑)



ちなみに参考としてこちらのエントリーを読ませていただきました!
(封筒自作とか高度なことは出来なかったけど 笑)

kansoubn.hatenablog.com

 

「書いてみたいな」って人は他にも色んな人がブログでファンレターの書き方とかまとめているのでそれぞれ参考にしてみると良いと思います!

 

<余談>

たくさん推しに伝えたいことがあったはずなのに、実際に書いたら2枚で収まってしまうくらいにはものすごい簡潔な手紙になったのはここだけの話(笑)

1回書いちゃえばあれほどの緊張感はなくなるかなと思いつつ、1通書くのにものすごい体力と精神力を使ったので次書く予定は未定だよ(成長しろ)

舞台 刀剣乱舞 慈伝 日日の葉よ散るらん

「舞台 刀剣乱舞 慈伝 日日の葉よ散るらん」 6/22 ソワレ
そして東京・大阪・兵庫のアーカイブ配信、東京凱旋(大千秋楽)のライブ配信全部観ました!!(いやー長かったな…笑)


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オープニングからして今までとテイストが違ったから「!?」ってなったけど物語全体を観るとちゃんと「刀ステ」だなって思えた作品でした。

以下、ネタバレもあるので閲覧注意

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<回顧録>私と2.5次元舞台

2.5次元舞台について時々書く私。
改めて「私と2.5次元舞台」の関係について回顧録的なものを書こうかなと思って書き出してみました(完全自分の記録用)。

 



初めて「2.5次元」と呼ばれる舞台について知ったのがミュージカル テニスの王子様(テニミュ)」

それまで私は「2次元大好き!」タイプだったため、ミュージカルでやる意味とか、声優さん以外がキャラを演じる意味が正直分からなかった。

中学時代に友人が「ミュージカル 『テニスの王子様』 in winter 2004-2005
side 不動峰~special match~」のDVDを貸してくれて、興味本位で観たところ自分が想像していたよりもしっかり再現されていたし、役者さんもキャラに寄せようとしていることが伝わったし、何より「熱かった」

某動画サイトでネタにされているのも、まぁ目にする機会はあったんだけど、DVDで本編をしっかり見たら原作をリスペクトしているミュージカルなんだなってことが分かった。

この公演、実は主演の柳浩太郎さんが事故から復帰した時のもので、そんな事情も知らずに見てたんだけど、最後のコメントや役者同士が涙を流している姿を見てとても心を打たれたのを今でもよく覚えている。

ちょうどその頃にD-BOYSが結成されて、彼らが出ている作品や番組はよく見ていた。
美味學院」とか「DD-BOYS」とかがこのタイミングかな。

ただその頃のメインはアニメと声優さんだったのでのめり込むことなく大学生くらいまで時が経つ。

空白期間は私自身、高校演劇をやってたんだけど、無駄にプライドが高くて他人のお芝居を観に行かないあんぽんたんだったのでその話は割愛します(笑)
※他人のお芝居を観て勉強するのはめちゃくちゃ大事です


大学時代、何かのきっかけでテニミュ四天宝寺Bで白石を演じていた佐々木喜英さんを知り、「ミュージカル 黒執事(生執事)」を自主的に観に行くことに。
原作が好きだったことや、「再現度が高い」と初演の評判がすごく良かったので(ある程度のクオリティが保証されてないと手が出せないタイプ)。

結論「めちゃくちゃ面白かった」

確かに再現度が高いし、黒執事あのダークファンタジーな世界観が劇場いっぱいに広がっていて魅了された。あとみんな歌が上手い。
2.5次元作品だとどこか歌のクオリティはそこまででないという印象が強かったけれど、生執事に出ている人たちはみんな上手くて圧倒された。

だがしかし、まだハマらなかった(笑)


その間にたしか城田優さんのミュージカルソング歌うショーに行ったり、中河内雅貴さんが出てた「宝塚BOYS」観に行ったりしてはいたけど、まだハマってはいなかった。(っていうか観に行ってたものが2.5次元じゃないな…笑)
「ミュージカル 薄桜鬼(薄ミュ)」とか「舞台 弱虫ペダル(ペダステ)」については、宣伝動画とかチラ見して存在は知っていたし役者さんについてもなんとなく把握してるけど、ガッツリは観ていなかった。

どこで私の人生を狂わせたのか。

それは社会人になってから「舞台 刀剣乱舞(刀ステ)」の初演を観てからだった。
(実はその間に「ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!(ハイステ)」も観てたんだけど以下略)

これも原作が好きで、舞台化すると聞いた時は「あんな!!神の領域の刀剣男士(イケメン)を三次元で再現できると!?」って感じだったんだけどビジュアルが解禁された時に、「マジか…本物がいるじゃないですか…」となったのは懐かしい思い出。

特に鶴丸国永をやっていた染谷俊之さんに惹かれてこの沼にずぶずぶっとしました。

染谷俊之、罪深い…。

めっちゃ鶴丸!!!!「あ、鶴丸生きてたらこんな感じなんだろうな」って思った。もちろん鶴丸だけじゃなくて他のキャラクターも原作キャラにものすごく寄せてくれていて感動した。
あと2.5次元って若手のかっこいいお兄さんたちが演じているのもあって、アイドル的なキラキラ感があるものなのかなって思っていた節があったんだけど、刀ステはストーリーも見応えがあって単純に「舞台作品」として楽しめたのも大きかった。

 

そんな感じで「染谷さんの舞台もっと観に行きたい!」と思い、社会人になって金銭的な余裕も出来たことも相まって舞台通いをするようになった。

ちょうど染谷さんが2.5次元からそれ以外の作品にもたくさん出るようになった時期だったから、言うほど染谷さんの2.5次元舞台って行ってないんだけどね(笑)

 

今まで、だれか固定の役者さん目当てで舞台を観にいったことがなく、たいていは題材が好きかどうかとか、知人が出てる舞台に誘われたからって理由で行ってたので、「役者さん目当て」で舞台を観に行くという体験が自分にとってはすごく新鮮だった。

自分が普段触れないような作品でも好きな役者さんきっかけで色んなものが観れて、自分に合うものもあれば合わないものも当然あるけれど、好き嫌いせずに観てみると「あ、こういうのもあるのね」って新しい世界を知ることができた。

あと、1人の役者さんが作品ごとに違った役を演じる姿を見ると「あ、こんな役柄も出来るんだ」とか「こういう役柄意外性があってすごく良い」とか役者さんに対する気づきもあったかな。


役者さんきっかけで2.5次元を観に行く時はやっぱり「原作ありき」だから、原作知らないと行きづらいなって思うこともある。そういうところが「2.5次元舞台の観劇ハードル」でもあるんだけど、私の場合はある程度予習してから行くようにしてる。
(運が良いのか私が好きな役者さんが出る作品は元々自分が知ってる作品だったり好きな作品が多いので予習の必要があまりないんだけど…)



だから「私と2.5次元舞台」という題にしておきながら「2.5次元舞台が好きなのか」と問われるとちょっと疑問符で、あくまで演劇のいちジャンルに「2.5次元があるだけで「2.5次元が特別好き」「2.5次元だから観に行く」ってわけでもないのが、今の私。

それは私自身が小さい頃から舞台とかミュージカルに馴染みがあったからなのかなと思っている。

ただ1つ言えるのは「2次元が至高!3次元(2.5次元)でやる意味が分からん!」っていう感じだった自分が、抵抗なく普通に2.5次元舞台を楽しんで観れるレベルになったってこと。

「✕✕が舞台化するの!?キャストも良さそうだし行ってみようかな」っていう気持ちで2.5次元を気軽に観に行けるようにはなった。

 

自分がそう思えるようになったのも、再現が難しい2次元のキャラクターや世界観を限界まで近づけて表現しようとしてくれる役者さんやスタッフさんのおかげでストレスなく舞台が楽しめたから。そしてその溢れんばかりの熱量で心を動かされた体験があってこそだと思う。

昔、どこかで抱えていた否定的な気持ちが自分の中で変わっていって「2.5次元は2次元を壊すものではないから安心して観れるようになった」というのが大きい。

0から創り上げることはもちろん難しいけれど、ある程度観客側にキャラクターのイメージが付いているものに合わせて創り上げることは、それ以上に難しい部分が多々あるはず。

それでも観た時に「あ、キャラクターが舞台上にいる」と思わせてくれるのは、役者さんの努力の賜物だし、そんな素敵な役者さんや作品に出会えたことが何よりも幸せだなって感じる。

 

ますます盛り上がりを見せる2.5次元舞台がこれから先の未来、どういう状態になっているかは分からないけれど、演劇という大きなジャンルの中でも「2.5次元でしか表現し得ないこと」や「2.5次元だからこそ良い」と言えるものに出会い、2.5次元舞台の可能性を目の当たりにして心を震わす体験が出来たら良いなと思う。

 

ちなみに2.5次元舞台の歴史については電ファミさんのこの記事にめちゃくちゃ詳しく書いてあるので、ぜひ読んでほしい。

news.denfaminicogamer.jp

≪結果発表≫2.5次元舞台に関するアンケート

先日、Twitter上で「2.5次元舞台に関するアンケート」をさせていただきました!
ご協力くださった皆様、ありがとうございました!

今回はその結果発表のまとめです。
(私の力不足により回答サンプル数が少ないので、あくまで「こういう回答結果でした~」という感じでお読みください)

 

調査期間:2019年6月21日~2019年7月1日
回答者数:女性 33名
集計方法:GoogleフォームのURLをTwitter上で拡散し任意回答

 

※あくまで個人の趣味範囲でアンケートを実施したものです。

回答者基本データ

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ツイートに回答フォームのURLを貼って任意で拡散してもらったので、フォロワー属性が影響している可能性大。ゆえに年齢層は20代以上が多めという結果に。
居住地域は大都市圏である関東・近畿が多数派。


2.5次元舞台の観劇経験の有無

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2.5次元舞台の観劇経験の有無ときっかけについて質問したところ回答者の8割が観劇経験ありという結果に。
観に行くきっかけとしてはやはり「原作(アニメ・ゲーム等)が好きだから」が大半を占め、その他「役者さんが好きだったから」「友達に誘われたから」「もともと舞台(演劇)が好きだったから」が少数派でした。
「宣伝などを目にして気になったから」という回答をした人は今回のアンケート結果ではいませんでしたね…。
作品によっては大々的な広告掲出やタイアップ企画等をしていますが、それはあくまで「ファン(観劇したい層)向け」であり、「劇場に足を運んでもらうための宣伝」ではないのかもしれないです。
(そもそもその時点でチケットソールドアウトしてることザラだしな…)

フライヤー等を観て「あ、原作知らないけどこれ気になるから行ってみたいな!」って流れは、原作と切っても切り離せない(むしろ原作をある程度踏襲することが大事)な2.5次元作品ではなかなか難しいのかも…。

 

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2.5次元舞台の魅力」について質問したところ、上位を占めたのは「舞台ならではの演出」と「ビジュアルの再現度」でした。
原作で描かれないストーリーが見れたり、3次元で表現することによってより作品の世界観が広がったり深まったりするのが魅力のようです。
自由回答では「推しが喋って動く」「漫画、ゲームでは見れない画面外での様子が見れる」というご意見も!
f:id:hitoiro260:20190706202910p:plain年間観る作品数としては「1作品」が多数派。自分の好きな原作作品の2.5次元舞台だけを集中して観るという層が一定数いると考えられます(そもそも原作を知らないと行きづらい…)。
中には年30作品観に行くという猛者も!!!

ちなみに、ぴあ総研が2019年7月4日に公開した2.5次元ミュージカル市場に関する調査によると、2018年に上演された作品のタイトル数はなんと「197作品」にものぼり、2000年の調査開始時の「15作品」と比べると爆発的に上演タイトルが増えているようです(どうりで劇場が足りないわけだよ…)。

※このぴあ総研の調査結果はとても興味深かったのでまた別の機会に掘り下げようかな…掘り下げないかもしれないけど(笑)

 

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逆に観たことがない人に「観に行きたいと思わない理由」について質問したところ、「原作が一番だから」という理由が半数以上でした。
2次元のキャラクターを3次元で再現することによって原作の世界観や魅力が広がる一方、元の2次元キャラクターのイメージ(ビジュアル、声優さんのボイスアクト)を崩したくない方もいるってことですね。
逆にこういった人たちが観に行くことがあった時に「どういう風にイメージが変わったか?」っていう心境の変化についても機会があったらヒアリングしてみたいと思いました。

 

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2.5次元舞台を観たことがある」と回答した人に対し、「2.5次元舞台をきっかけに2.5次元以外の舞台を観に行くようになったか」を質問したところ、「はい」と答えたのは意外にも4割という結果に(もっといると思ってた)。

「はい」と答えた人は2.5次元舞台に出演していた役者さんが好きになり、その人が出ている作品を観に行くようになったという人や、「舞台 刀剣乱舞」「舞台 K」の演出・脚本を担当している末満健一さんのシリーズ作品「TRUMPシリーズ」を観に行くという人も。また劇団四季の公演を観に行ったという方もいました。
ちなみに小劇場系行くって書いた人いなかったなぁ…やっぱ敷居が高いのかなぁ…。
まぁ、なかなか2.5次元から小劇場演劇を観に行くきっかけってないもんね。

 

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個人的に気になってたことNo.1が「2.5次元舞台をきっかけで舞台に携わりたいと思った人がどれだけいるか」ということ。
ん~!!!やっぱり少数派!!!!!笑

“観る”のと“やる”のはやっぱり違うんですかね。
舞台観たら「いいなー自分もあの舞台に立ってみたいなぁー」とか思いません??思いませんか…そうですか…。

友人に同じ質問をしたら「観るのは好きだけど自分がやりたいとは思わない。観るだけで十分」とバッサリ言われたので、「自分もやりたい!」って思った人は結構レアケースですよ!!笑
「やってみたい」って興味を持てるのも1つの才能ですって!

 

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ちなみに「やってみたい!」という稀有な方に「どんな仕事をしてみたいか」という質問をしたところやはり「役者」に票が集まっていました(そりゃそうだ)。
意外と裏方にも興味を持っている人もいるみたいですが照明…(´;ω;`)←元照明担当

ちなみに舞台に携わる仕事について書かれた記事で「なるほどな~」と思ったものがあったのでガチで「将来的に舞台に携わりたいです!」という人がいたら参考になるかもしれないです。

joboole.jp

joboole.jp

<余談>

最後に「あなたが他の人におすすめしたい2.5次元舞台について作品名とその理由をご記載ください」という自由解答欄を設けたのですが
みんな刀ミュ(ミュージカル 刀剣乱舞)大好きかよ!!!!!ってくらいおすすめされた(笑)
ありがとな!!!!私、刀ステ(舞台 刀剣乱舞)ばっかりでミュは配信でちょっと観た程度なんだよ…。全力で沼に落とそうとしてくる感じ嫌いじゃない(笑)


もちろん他の作品もたくさんおすすめいただきました、ありがとうございます。
刀ミュ含め、おすすめいただいた作品は余裕が出来た時にちょっと追ってみようと思いますよ!

他におすすめの作品があったら教えてくださいね♪