ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

2020年上半期の振り返り

今年も一応やります!!!上半期の振り返り(振り返るものがあるのだろうか…)

 

<1月>

舞台「刀剣乱舞」維伝 朧の志士たち

<2月>

「27 -7ORDER-」

<3月>

オフィス上の空プロデュース「共骨」

十二夜

<4月>

※ネット演劇「マトリョーシカの微笑」

<5月>

※ネット演劇「刑事×刑事」

<6月>
本多劇場PRESENTS「DISTANCE」(6/2、6/6)

※ACALINO TOKYO「演劇の街をつくった男」

※Online♡Reading「百合と薔薇」vol.1

※朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」「俺とおまえの夏の陣」

 

お察しのとおり「※」はオンラインで観たものです。

 

いやまぁ、この状況下で観れたものがあるだけ幸せかな、うん。

自ら傷を抉りに行きますが記録として「観に行くはずだった」作品も書き出します。

 

3月:十二夜(中止で観れなかった2公演)

4月:ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計

    舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~

5月:極上文學 第15弾 『桜の森の満開の下』~罪~

    舞台「インディゴの夜

   『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2- *
6月:ミュージカル『EDGES-エッジズ-』

*ヒプステは8月にリスケして上演決定したね

 

いや、全然観れてないわ

よし2020年の歴史改変をしよう(歴史修正主義者)

 

正直何も考えずに楽しめたの1月の刀ステくらいで、2月の「27」から雲行きが怪しくなって、3月は楽しみにしていた現場だったのに緊張で純粋に楽しむのが厳しかった。「やれる??大丈夫??」みたいな気持ちと常に隣り合わせでした。

それにプラスして演劇やエンタメに対する世間からの冷たい言葉に勝手に傷ついて一人でしんどくなっていたこともあり、3月、4月はかなりつらかったのが正直なところです(若白髪が増えたのもちょうどこの時期 笑)。

 

そんな中、明らかに自分のターニングポイントになったなと思うのは、#Shows at Homeで「民衆の歌」がアップされた時でした。聴いていてボロボロと涙が出てきて、そこで気持ちが楽になったというか、とにかく「あ、落ち込んでても仕方ないな」って思えるようになったというか…。歌声だけでこんなに勇気をもらえるんだ、すごいなと改めて音楽やミュージカルの力を感じた瞬間でもありました。

 

それからは現場に行けない日々が続くものの、リモート演劇を観たり過去の円盤を見直したり、無料配信してくれている作品を観たりという日々でした。

途中で推しが配信をやってくれて元気にしている姿が直接見れたのも良かったな。
SNSがまめなタイプで毎日丁寧にツイートなりブログなりアップしてくれているので生存確認はできているものの、生配信で元気にしている姿を見ることができるのはやっぱり安心しますね。

前に配信に対して“いや私、大して推しのプライベートには興味ないんだな”とか言っていたものの、思い返せば我々を元気づけるような言葉をかけてくれる推しが本当に癒やしだったし「優しい人だなぁ、大好きだなぁ」と改めて思いました(唐突なノロケ)。

普段なら週末の観劇を楽しみに仕事を頑張っていたのに、楽しみがないまま仕事だけ頑張らなくちゃいけない時期が続いていたから正直推しの配信に救われた!!

 

最近徐々に再開の兆しが見えてきて、すでに7月・8月とチケットを手にしてはいるのですが、「複数公演に申し込むモチベーションが落ちているな」というのを感じています。

待ちに待った現場なのにね。
配信よりも「生が一番」であることは知っているはずなのにね。

やっぱりまだ完全に安心できるような状況ではないから、極力劇場に行く機会を最小限にして、現地1回+配信にしようかなという気持ちになっている自分がいます。

前だったら「とりあえず1公演は確保した、さぁ次はどこ確保しようかな」って躍起になっていたのに、今回は「まぁ1公演取れたからこれで良いかな」って気持ちになっちゃうの。

おそらくいくつか配信で観てきて「配信で観ても大丈夫だな」というのが自分の中でできたからなのかもしれません。
そんな気持ちもまた劇場に通うようになれば「やっぱ何度でも劇場で観たいわ!!」ってなるのかな。そうなれたら良いな…。

 

でも、「大丈夫な配信」と「そうでない配信」があって、これについては今度まとめて書こうと思っているのですが、とりあえず言いたいのは【配信機材の良し悪しは如実に集中力に影響する】ということと【自宅で保てる集中力は長くて1時間】ということ。
あとフルリモート(演者が誰も空間を共有せずにいるパターン)と、距離を保ちながらも同じ空間で芝居をするのは結構差が出るなということ。

観客も演者も初めてのことだから違和感を覚えているだけかもしれないけれど、少なくとも私は演者同士がちゃんと空間を共有して芝居をしているものの方が「あ、良いな」と感じることが多いように思いました。

 

しばらくは客席50%以下(+配信)または無観客配信という上演形態になると思うし、演者同士のリスクもあるだろうから朗読劇が中心になったり一人芝居をしたり演出上でも色々変更が出てくるのだろうと思います。

「元通り」を望んではいるけれど、そうも言っていられないのなら上手く折り合いをつけて順応してできるものを楽しむしかない。

何度も言うけど「生で観るのが一番」なのは自分の中で変わらずある気持ちです。でもこういう状況下だからこそ配信も積極的に活用していきたいなと思いました。

別に慈善事業じゃないしクオリティが保証されなさそうだなぁとか、これにこの金額はちょっとなぁと思うものに対して無理してお金を出すつもりは毛頭ないのですが、それでも今回の件で業界が受けた損失は莫大だと思います。今必死で生き残り方を探っているものに対しては私も積極的に取り入れて少しでも応援できたらいいな、と思うのでした!