ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

もはや娯楽ではないのかもしれない

本日はとても主観的なお話です(予防線)
感覚は個人差が大きいので、それを前提にお読みください(予防線)

そして独り言カテゴリーなので今回も中身はない(笑)

 

 

 


さて、皆さんは推しの現場は「娯楽」ですか、それとも別の何か?


推しの現場を楽しみに日々の面倒なこと、つらいことを乗り越えている。これは事実。実際、「これを頑張れば推しの舞台ある!」それだけで最後の力を振り絞れています。

ただやっぱりジャンルが「舞台(芝居)」なのでがっつり生命力削られて帰ってくることが多いんですよ。

観劇って、気力も体力も使い果たしませんか?

どんなに笑えるコメディでも2時間弱、舞台上を食い入るように見つめて、終演後にどっっぷり疲れているという経験、ありませんか??
年齢的な体力の衰えだったら本当にすみません。

 

先月、仕事が馬鹿みたいに忙しくて死にかけてた時に推しの舞台があったんですけど、そこに思いっきり難しい内容の作品摂取したらカーテンコールの時に疲労困憊すぎて最後まともに拍手出来なかったもんね(ごめん)。

 

もちろん観劇って、その場で起こっていることを瞬時に受け入れて処理してっていう作業が入るからというのもあるんだけど、人間の生の芝居ってものすごいパワーで、それを受け止め続けるってかなり特殊な環境だと思うですよね。

だから最近の私、推しの現場ってもはや娯楽じゃなくて戦場にでも赴く気分なんです(笑)

 


一方、2年前から気になっていて自粛期間中にどっぷりハマってしまった某大手事務所のアイドルについては今のところ「楽しい」という感情しかないです。
これは自分が「オタク」ではないからなのかもしれないけれど、かなりラフでいられる。あと事務所が大きいというのもポイントかな。

ちなみに私の中でのドルオタ定義はこんな感じなので到底私は「オタク」ではない。ゆえに「オタク」の人からしてみれば「こっちは命かけてオタクやってんだよ!!」ってなるかもしれない。それは…ごめんな…。

・CD、DVD全形態揃える
・出演番組、掲載媒体全部チェックする
・FCに入っている
・ツアーに参加する
・その他、番組に感想送ったり、音楽番組にリクエストしたり活動を応援する etc.

 
別に役者に対しても全通しないし接触行かないし積まないのでオタクではない、世間的に見れば全然「ファン」の領域なんだけど、とにかく大手事務所のアイドルは気持ちが楽(炎上リスクは3次元推している限りどこも変わらないけどおおおおおお)

そもそもアイドルは基本ジャンルが「音楽」だから芝居みたいに削られるようなことがないというのも大きい。


あと芝居を受け取るというメンタル面だけでなく、やっぱりある程度の「距離」があるって安心だなって思ってしまった(接触行かない人間が何を言ってるんだって話ですが)。
良くも悪くも推しとファンの物理的距離が近いってドキドキしちゃうよね。

トークとかラジオとか。そういう時にフランクに対応する「距離の近さ」は好きですよ。ファンを信頼してくれているんだなぁって感じる瞬間も好き。
でも個人として「認知される」という近さは、無い方がお互い楽なんだとも思ったりすることがあるのです。


そして、アイドルをゆるく追い始めて気づいてしまった「出費の違い」

金銭感覚はその人の経済状況によって大幅に変わるのであくまで私個人の感じ方なんだけど、アルバム3形態買っても舞台のチケット1枚分とちょっとくらいで「!?!?」ってなったんですよ。

だいぶ金銭感覚麻痺してんな!!

観劇を趣味としているとチケット代(※複数回入る)+グッズ+あれば円盤+場合によっては遠征費が大体1作品にかかる額じゃないですか。
そんで最近グッズもやたらとランダム商法なので、余分にお金を使うじゃないですか(もはやランダムに手を出すのを諦めはじめたが)。
そして出演作が多ければ多いほど2~3ヶ月に1回は上記の出費があると…。

 

観劇はやっぱりブルジョアな趣味なんだなぁ…。
だって1回の観劇チケット1万円超すことだって普通にあるじゃないっすか…。
普通に考えて1万円あれば買えるものたくさんあるんだよね。なんか千円札かのごとく1万円札が流れ出ていくからそれが当たり前みたいなところあるけどさ(笑)
この前入金してきたチケット代なんて手数料諸々含めてもディ◯ニー2回行けるんですけどって料金だったもんな…。

それに加えて幕が上がるまでどんな作品なのか、面白いのか面白くないのかまで分からないなんてこともザラで、よくよく考えるとギャンブルじゃん??笑

 

アイドルもアイドルで収録曲を絶妙に変えて何形態もCD出す商法や、ものによっては握手券とか付いていると積むことになるので、結局のところ全部を追おうとするとしんどくなる一方だし、どっちもどっちなんだけどね!!!

 

そんな中でも推しは「貴重な時間とお金をかけて支えてくれてありがとう」とこちら側に伝えてくれる人なので、とてもありがたいなぁ、素敵だなぁと思っている。とっても推せる。ありがとう、推し。また頑張って稼ぎます。

 

 

でもさ、何だかんだ色々言いながらもコロナの影響で数ヶ月現場がなくて久しぶりに生の芝居を観た日には「は~~~やっぱ生の芝居は最高だな~~~!!!疲れるけど最高だな~~!!!」「チケ代はだいぶ前に支払ってるから当日は実質無料(?)だしな~~~~!!!」とか狂ってたので、もし推しが映像に転向して舞台の現場が少なくなったら、それはそれで寂しく感じるのかもしれないなぁなんて思ったり。

 

兎にも角にも私にとって推し事はもう娯楽じゃないのかもしれないけれど、確実に生き甲斐にはなっているので、これから先もきっとひーひー言いながら劇場に行ってそして帰ってくるのだろうと思います。