ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

私の推しの定義の話

みなさん、今日も楽しく「推し事」してますか!!

以前、ブログで

概念というか便宜上「推し」とか「推す」っていう言葉を使ってるんだけど、自分の中でイマイチこれが腑に落ちてなくて。スタンスとしては「応援したいな」「お芝居観続けたいな」って思ってる人のことを「推し」と呼んでいます。

っというお話をしたのですが、今日はここを掘り下げたいなと…。

 

多分自分は世の中の言う「DD(誰でも大好き)」に近いんだろう*1と思います。

自分の応援スタイル*2からして「推し」という言葉を使うことに違和感ありまくりなんですけどね、ええ…。

そもそも、対象がアイドルであれば特に気にすることもなかったんだろうけど、あくまで私が好きなのは「役者」なんですよ。そこがそもそも引っ掛かりなのかもしれないけど。

でも「推し」って言葉、便利じゃないですか?
だって「応援してる役者の●●さん」とか長いじゃないですか。
あと「推し」って書くと名前が簡単に伏せられるという利便性もある*3 *4

 

numan.tokyo

もともと「推し」という言葉はアイドルファンの流れから来ていて「イチオシのメンバー」である「推しメン」という言葉をさらに短くしたものだそうです。
ジャニーズ界隈でいう「担当」、ヅカ界隈で言う「ご贔屓」、K-POP界隈で言う「ペン」ですかね。

でも「推し」という言葉は今、アイドルの現場以外でも広く使われるようになり、2次元キャラに対しても「推し」という言葉を使うようになったり「推し活グッズ」なんてものも取り扱われるようになってきました。

 

ちなみに「DD」は「誰でも大好き」という言葉の略であるからして蔑視するような意味合いが強いです。

なので暗黙的なルールで「推し=1人(単推し)」が推奨されているような雰囲気があるし、たしかに印象的にも「●●さん推してます~!」と言いながら「××さんと、▲▲さんと、■■さんも推しです~」ってなったら、「で、結局誰が一番好きなんです?」ってなるもんね(耳が痛い)。

まぁ、推される側からしても一途な方が嬉しいんだろうなって気がするけどな(」゚Д゚)」!!!!!!!!スマネェ!!!!

 


ちなみに「ファン」と「推し」の違いってなんぞ?と思って検索したらこんな記事が出てきました。

www.oricon.co.jp

確かに「推し」っていう方が対象に対して書いて字のごとく「推し出す」というニュアンスが強いし、大概「推し」とする時は周囲に「この人めっちゃ良いの!みんな知ってよ!」という気持ちも含まれる、のかもしれない*5

あと「成長見守り型」の界隈の場合、その人を応援し続けることでステップアップしていく様を見届けることになるので「(売れるように)推す」という気持ちが強いのもあるかなと。

そこから発展して「推し」とする場合、「ファン」以上に「金銭的支援」的なニュアンスが強くなるなって思いました(全通、プレ、物販積む、個イベetc.)。
なんかもはや「貢いでる」って方が近いかもしれない(したことないけど)。

一応、毎月ブロマイド買ったりカレンダー出た時は買ったり、ファンクラブ入ったり、最近は舞台も最低でも2回必ず観るようにしてて*6、出演した作品の円盤は必ず買ってと、まぁ、私もそこそこ出費はしてるんだけどあくまで「推しのため」というより「自分がしたいから/欲しいから出来る範囲でしてるだけ」って感じではあるんだよね(支援感はない)。

 

なので私が「推し」という言葉を使っているのは、単純に「応援してる●●さん」ということを端的に説明出来る語句として「推し」を使ってる、というお話です。(もちろんその先を見届けたいから応援したい、「推したい」っていう気持ちも含む)

かといって「好き」=「推し」になるかと言われるとそれはちょっと違って、私が「推し」と称する人は、「好き」にプラスして「特別応援している(というより特別追いかけてお芝居観たいな)と思ってる人」であって、単に好きだなぁって思う人に対して「推し」は使わないし、「推し」と自分の中で位置づけたのなら「毎作品観に行く!」って心に決めた人しかそう呼ばないという自分ルールがあります*7

 

 

ちなみに推しと呼べる人が3人いても「好き」って気持ちはほぼフラットです。誰かが突出して「めっちゃ好き!」ってなったらその時点で「最推し」「二推し」って違いが出るからね*8

もちろん舞台観に行って一番ホットなタイミングだったり、その人のお芝居にめっちゃ心打たれた時にはしばらく脳内その人で占めてるよ(笑)

あと全員同時期に出会ったわけではないので個々に応援している期間に違いがある分、やっぱり長い方が思い入れや思い出も多いかな。でも基本は同じくらい好き。

う~ん、それでも正直3人が同時に「推す」限界だなって思う…!
単純にこれ以上は追いきれない(金銭的にもスケジュール的にも)。

 

単推ししてる人からはあまり印象が良くないと思いますが、「推し」が複数にいることにもメリットがあって、それは「一人に固執(執着)しないからメンタルが安定する」ってことなんだよね(オタク、病みやすい問題)。

一人をひたむきに追い続けることが出来るのって正直本当にすごいなと思うんだけど、「その人がすべて」になりやすい側面もあって、わりと病みやすいと思うんですよね(経験済み)。

決して自分のメンタル保つために複数人推しを作ってるわけではないのですが、一人に集中していた時より推し事関連で病むことはなくなったなと。

 

 

そんな私でも複数人推す中でなるべくしないようにしてることがあって…。

それは「現場をはしごしない」ってことなのね。

単純に自分の体力がないっていう理由が大きいんだけど(笑)その人の現場の前後は、やっぱりその人のことで頭をいっぱいにしたい気持ちがあるし、頭や心の切り替えをスパッとして余韻を楽しめないのが自分としては寂しいので、現場ははしごしません。「土曜日は●●さん、日曜日は××さん」くらいならあるけど。

  

 

ちなみにキティさん…あ、いや“キティ先輩”曰く、「推しは変えずともね 増やしていい 推しの数だけハッピーも増えるよ!」だそうです(懐が深いっていうかこの動画初めて見たんだけどサンリオさん懐がマリアナ海溝レベルで深すぎて偉大なコンテンツ)。

 


感謝の気持ち、届け!【ハローキティのコメント返しVol.3】

 

 

みんなご存知「あくにゃん」の記事にもDDに関する内容があって「なるほどな~」ってなったのでリンク貼っておきます。

あくにゃん的には「1グループに2人以上推しがいるのはなし!」だそうで。まぁ、それは分からなくもない…(特にアイドルの現場はメンバー横並びで接触になることが多いと思うので掛け持ちバレる)。

そう考えると各界隈に1人は推しがいても良いけど同じ界隈に複数人の推しはやっぱり「う~ん」ってなるよねぇ。俳優の場合、共演はあっても個人イベントはゲストに来ない限り兼任だってバレることはなさそうだけど(気持ち的な問題)。

suits-woman.jp

 

3人を平等に推せるように今日も今日とて社畜をしている限界オタクからは以上です(笑)

*1:現時点で追いかけたいと思う人が3人いるから

*2:基本的に「役者」としての現場だけ、個イベ行かない、全通もしない

*3:bioに書いてたら伏せてないも同然

*4:3人いると文脈上で察してとなる

*5:ガチ恋は除く

*6:単に作品をよく味わいたいから

*7:「推すか推さないか」微妙なラインにいる時、脳内で「準所属」っていう言葉を使ってるのはここだけの話 笑

*8:私がTwitterとかで「推し」って表現した時とか、「Tmmさんって●●さん好きなんだよねぇ」って一番に「あの人のことかな?」ってまわりが思い浮かべる人が恐らく自分にとっての「最推し」なのかなって思ったりもするけど

自己紹介

そういえば過去の記事をいくつか非公開にした関係で自己紹介ページがなくなったので改めて!(とってもいまさら)

 

名前

Siki

 

出身地

東京

 

どんな人

2.5次元というか若手俳優というか演劇沼に生息している普通の会社員
(推しのためにひたすら働く社畜)

中学時代は軽音部でボーカル&キーボードを担当、
高校時代は演劇部で制作、照明、役者、
大学時代はアカペラサークルにいた
わりと人前に立つことが多かった人

極稀に演劇のワークショップとか行ったりしてるよ

 

趣味

実は「カメラ」写真撮るのが趣味。
最近観劇に全ステータスを振り切ってるけど、もともとの趣味は「カメラ」です。
相棒は「OLYMPUS OM-D E-M10」と「Nikon D5600」
風景写真が主。

あと旅行も趣味かもしれない(マイナーどころを攻める旅行)

 

好きなもの

・音楽
→聴くのも歌うのも好き。休日朝イチでヒトカラ行ってる。

・ダンス
→アイドルのカバーとかヒップホップとか。

・ファッション&メイク
→推しに出会って覚醒したけど、もともと洋服は好き。
 自分に似合うファッションを日々研究中。
 (基本的に人とかぶりたくないので特殊なデザインを開拓しがち)

・鶏肉
→唐揚げめっちゃ好き。何も考えなくてよければ毎日食べたい。
 あ、どうでも良いんですが卵焼きは出汁派です(砂糖はいらない)。

・辛いもの
→喉のためにも控えたいけど辛いものが好き。

・京都
→プライベートで年4回くらい通うこともある。
 最近地元のように歩くので同行者に引かれる。

 

演劇について

便宜上、「推し」という言葉を使っているけれどニュアンスとしては「特別応援している人(ご贔屓さん)」。

「推し」についてはこちらのエントリーをご参照ください。↓ 

hitoiro.hatenablog.com

ミュージカルから小劇場まで、気になるものを観に行きます。
でも時間もお金も有限なので、基本的には推しが出る作品優先。
もうちょい余裕があったら開拓したい。

  

演劇をやったきっかけ

もともと「声優」に憧れて、「お芝居やるならまずは演劇部だ!」という、ものすごく短絡的な考えで入部したのがきっかけ。
しんどくなって離れて今はやってないけど、色々話すと「本当に演劇が好きなんだね」と周りから言われるので多分めちゃくちゃ演劇が好き。

 

 

 

このブログはそんな私が推しのこととか、観劇記録とか、推し事に関することを自由気ままに書いていく場所です。

 

↓おすすめの劇団、役者、作品があったら箱に投げてほしい↓
熱いセールスをお待ちしてます。(なるべく色んなものに触れていたい)

その他、匿名で質問したい方なども下記の箱に投げてくだされ~

https://peing.net/ja/riiin_stage?event=0

 

接触イベントに行かない話

あまりにも病みすぎてググったら同じような人がいて安心した(面倒くさいオタク)

 

推しのことは好きです。めちゃくちゃ応援してるし舞台も映像も見ます。

でも、接触*1に行かないんです。

細かく言うと、「役者」としての現場以外にもあまり行きません。

このことを話すと大体は「え?なんで??」って不思議がられるし「珍しいね」とも言われます(笑)

この前も某所で推し語りをしに行った時にこの話をしたら「え??」みたいな反応されて逆にみんなそんな積極的に行くの??ってなったわ!!!笑

こんなこと言ってると自分自身「私、ライトなオタク*2なのでは!?」と思ってしまうのですが…。

友人には「チェキ撮れるのなんて今しかないよ!?今よりもっと人気になったらチェキなんて撮れなくなるよ!?」って言われるんですけどね…。そも、私にとって推しは天上人*3なので今がまだ売り出し中だろうがなんだろうが関係がない。あと推しの顔が良すぎて隣に私が並ぶ需要がない。

 

最初は対面すること自体「緊張するから」って自分自身思ってたし、たしかにお見送りある舞台とかでもガッチガチに緊張してはいたんだけど…。

でもよくよく考えるとそうじゃないんだなって最近思うことがあって。

 

ということで今回はそんな私の中の脳内整理用記事として書いていきます。

もし同じようなことで悩んでいる人がいた時に、このエントリーが何かの役立てばいいな!

 

■なぜ接触(個人)イベントに行かないのか?

とりあえず自分が接触イベントに行かないのか、理由を書き出してみました。

  • 本人を目の前にすると緊張して見つめ合うと素直にお話できない
    (緊張してる姿を見ると「かわいいって思う」という推しは罪)
  • 推しの隣に立てるほどの容姿ではないし、推しとツーショ撮ることに対して自分自身の需要がないと感じている
  • 声優界隈はチェキ文化がなく、握手会とお渡し会、トークショーくらいしかなくて免疫がない
  • 普通に作品とか役者として話をしてくれるトークショーとかには都合がつけば行く
  • 同担拒否ではないけど、空気感がなんとなく苦手な気がする
  • お金は落としたいが他で落とすからごめんよ
    (というか、「お金を落とす」って考え自体がちょっと傲慢に感じてしまう。売上が大事なのは重々承知してる。あくまで行動原理は「自分が行きたいから行く」でいたい。)
  • いつか行けたら良いなとは思ってる(行動力がない)
  • でも言うほど「接触」に興味がない(お芝居見れるだけで満足している)
  • 認知についても特に興味がない
  • 直接伝えたい気持ちはあるけど口下手なのでお手紙でお伝えしたい
  • 全部の現場を追うと死にそうになるというわりと現実的問題
  • ハマりすぎるとヤバいことを知っている(過去記事参照)

とりあえず私が「行かない理由」ってこんな感じ。

 「こんなことで悩まなくてもいいのに」なんて思いつつ、同じような人がいるのかなとググっていたら「まさにこれ!」というものがありまして。

 

mag99stac.hatenablog.com

magさんの文章の中に

まとめると、私が好きになったのは「舞台(またはテレビや映画など)で演技をする彼」であって、「私個人に対応してくれるときの彼」が見たいわけじゃないからあまり接触に行こうとは思わないのかなと思いました。

 

ってあって「こ、これだ~!!!!」って思ったんですね。

そう、私に対して何かアクションしてくれる推しを見たいって欲求が自分にないんだ!って。

これに対して「違う!もとよりファンサを求めているわけじゃない!推しに会いたいから会いに行くだけだ!」ってご意見もあると思うけど、それはそう。全然良いと思います。目的はそれぞれだし。

ちなみに個人イベントで「推しにお金落とさなきゃ」ってやつも良く聞くし、慈善事業ではないのでちゃんと目に見えるかたちでリターンしたいんだけどちょっとこれはまた別の話なので一旦置いておきます。

あと個人的に役者にアイドル性を求めていないってのもある*4

 

flatfaceslove.hatenadiary.com

沼のイチカさんの「会いに行く」じゃなくて「見に行く」っていう感覚も近くて首がもげそうなくらい頷いた。

 

「推しのことは全部知っていたい、だからどんな現場でも漏れたくないし、どんな情報も漏らしたくない」っていう気持ちはめちゃくちゃ分かる。かつての私がそれだった。
でも結局自分のキャパシティ超えちゃって追うの疲れて自然と降りちゃった過去があったので、無理しないが一番だなと(笑)
 

そんな中で自分が推しに一番求めてるのって「板の上でのお芝居」なんだよね。
もちろん活躍の幅が広がって歌っても良いと思うし、他のことやっても良いと思う。
でもあくまで私の中では「役者」であることがベースなので、逆を言うと板の上の推しに納得出来なくなったら、離れるということもあるかもしれない。

 

「推し事」って“コレ”ってものがないと思うんです。
足繁く推しの現場には全て駆けつける人もいれば、自分ができる範囲で応援する人もいると思う。
現場にたくさん通ってる人からしてみるといわゆる「茶の間」なのかもしれないけれど、「推し事」は義務でも強制されてやるものでもなくて、自分が楽しくできる範囲がちょうど良いんだって最近思います。

まわりからのマウントだのTOだの認知だの…そういうので疲弊しきってる人をたくさん見てきて、最終的に好きだった人のことを好きでいられなくなることが一番悲しい。

だから「行く現場は選んで良い!接触行かないから推してないってわけじゃないんだぜ!」ってことを言いたかった。

 

と、いうのが今までの私だったのですが…

 

この前とある作品で初めて至近距離でファンサを受けた時(※推しではない)に、初めて「あ、こういうのいいな」って思ったんです。

あくまでその時は役としてのファンサだったからかもしれないけど。今まで頑なにハイタッチ会とか避けてたけど「行ってみたいな」って思うくらい嬉しかったし、案外緊張しないんじゃね?って思った自分がいました。

これ私にとってはだいぶ大きな出来事で、自分の心境変化に正直戸惑った(笑)*5

 

私、ハマるとのめり込みやすい性格なので、その人に一生懸命になっちゃうし、きっとその先まで進むとそのうち「認知してもらいたい*6」に繋がるんだろうなって。そういう意味で自制も込めて接触を控えている部分もあったのかもしれないと。

 

この手の話題でたびたび「りさ子」の話を出すのですが、相手に「~してほしい」って思い出した時点でアウトなんだよね。りさ子みたいな過激派ではありませんが(笑)

私が「オタクのバイブル」と崇めている「りさ子のガチ恋♡俳優沼」に関する詳細は過去に書いた以下のエントリーをご参照ください。

 

hitoiro.hatenablog.com

 

hitoiro.hatenablog.com

色々御託を並べて「接触イベントに行かない」理由づけをしてたけれど、こうやって考えると「自分って結構欲深い人間」なんだなぁというところに帰結します。

めっちゃドロドロした感情を、きれいな言葉でくるんで隠してるだけみたいな。

色々隠して「善良なファン」でいたいだけみたいな(推しに迷惑はかけたくない。)

これが生身の人間を推すことの難しさだろうなって。

 

やっぱり自分が憧れている相手に覚えてもらったり、優しく対応してもらったら嬉しいじゃないですか。あくまでファンと役者という関係性であっても、自分の存在を知ってもらえるって嬉しいじゃないですか。

でも多数 対 1の関係なわけで。そこで線引きをしておかないと1 対 1だと勘違いしそうになるんですよね。

これが自然に認識できる人は良いんですけど、私みたいな欲深い人間はそれこそ「りさ子のガチ恋♡俳優沼」よろしく、どんどん深みにハマっていく予感しかしないんです。
これをちゃんと自分で自覚しているから良いものの、これに気づけなかったら多分やばいことになってるんだろうなってたまに思う(笑)

ゆえに推しと距離をとることで線引きをするという方法を、無意識的に選択しているのかもしれないというのが最近の自分の中での考えです。

 

最初は確かに緊張しいで羞恥の気持ちが強くて接触行かないという主張だったんだけど、色々考えるうちに実はそれだけじゃなくて

自分が推しの隣りに立つ需要がない・自分にファンサしてくれる推しを見たいわけじゃない
自分にファンサしてくれる推しを見たら多分舞い上がって「もっと自分を知ってほしい(認知)」に進むのでは?という気持ちがなんとなく自分の中にあることに気づいたんですね。

 

多分自分の中にも「りさ子」はいる。

この作品に出会って半年以上経ちますが、改めてヒヤッとしました*7*8
 

だから私としては、「私のことは2次元(手紙)でなんとなく存在を知ってもらえたら嬉しい、3次元(実体)での認知は不要です」ってスタンスでいたい。

もちろん自分が気持ちよく推し事できるように無理をせず、「行く現場は選ぶ」っていうのは変わらず自分の中であります。

 

 

ゆえに周囲の人に話してるほど最近は「接触苦手で行けない!(>_<)」って状況ではないんだ(笑)
追いかけて時間が経ち始めたことや、追い始めた時より自分自身痩せたりメイク頑張ったりして外見的に前よりもちょっとだけ自信を持てるようになったのも大きいかもしれないけど*9
それでも多分行ったら行ったで緊張しいなので死にそうになってる気がしてならない(笑)

そんな私でもちゃんと自分の気持ちが整って推しに会いに行くことができたら、その時はまた「実際に会ったらこうだったわ!」ということをここに書いてるかもしれません。

 

まぁ、何がって推しとは適度に距離を保って楽しい推し事したいよね!って話でした♪
(私の今後の心境の変化に乞うご期待)

*1:いわゆる「お渡し会」とか「握手会」「チェキ会」みたいな、推しと直接会って話せる機会のこと

*2:ライトなオタクはより良い観劇環境を求めて遠征しない

*3:舞台と客席との境界がしっかりある相手

*4:アイドルはアイドルで好きなので独自の線引きがあるように思われる

*5:終演後、友人から「苦手なタイプの作品じゃない?大丈夫だったの?」と言われるくらいにはその手のものが苦手

*6:繋がりたいとか彼氏にしたいとかそういうわけではない

*7:オタクのヒヤリハット

*8:地味にりさ子の販促ブログになってしまった 笑

*9:それでもまだ目標にたどり着いてないので自分磨きは継続中

ミラクルステージ『サンリオ男子』 ~ハーモニーの魔法~

「ミラクルステージ『サンリオ男子』 ~ハーモニーの魔法~」品川プリンスホテル クラブeX 11/9 マチネ


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それはそれは幼い頃は私もサンリオショップによく行ってたし、サンリオのグッズにも大変お世話になっていたのですが、成長するにつれてファンシーな世界が似合わない方向に成長してしまったがゆえに、しばらくご無沙汰していたサンリオの世界。

9月にGOZENで梅津くんのお芝居を観て、「他のお芝居ももっと観たい!え?次サンリオ男子出るの?まぁ、お試しで1枠入れておくか!」って感じで入れたらまさかの当選。

という完全にノリと勢いで初めての「サンリオ男子」を観てきたお話。
※いつもより2~3倍テンション高くお送りします。


結論:めっっちゃくちゃ楽しかった!!!!!

なんだろう、先週隣りの会場で色相濁らせまくってたせいか*1、ものすごいメンタルセラピーを受けた感じ(笑)

当日券増やしたくてしょうがなくて今頑張って自分を制御してるから土曜日マチソワ完売してくれ~~~!!!そうじゃないと私が軽率に追いチケしちゃうよ~~~~!!!って思ってたら土曜日当日引き換え完売してた!!おめでとう!!!

 

 

原作の「サンリオ男子」についてはTwitterでちょっと見てた&アニメも少し見てたってくらいほぼ予備知識なしで行ったのでとっても不安かつ、ファンシーな雰囲気だろう世界観に自分が溶け込めるかの不安しかなかったんだけど、頭すっからかんにしてペンラ振ってた自分がいたし、なんなら途中ちょっとうるって来てしまう感じで本当に良かった!

今年見た作品の中でこんなにハッピーな気分になった作品はあっただろうか、いやない(予定)

 

これまでファンサがあるような作品ってあまり観に行くことがなかったし、なんなら「舞台なのになぜペンラを振るんだ!?」って感じの硬派なストプレ派*2だったんだけど、初めてああいう世界に触れて、みんながハマる理由が分かった気がしました。

楽しいね!!!(とっても単純)

会場もクラブeXだったから距離が近いし、2階のバルコニー席だったんだけど全然双眼鏡とかなくても十分見れる!
でも正直バルコニー席だから客降りとかは1階中心なんだろうなって思ってたら

バルコニー席にも来たあああああああ!!!!!!!

(バルコニーもあるよって事前情報は得ていたがしかし)ま、まじか…こんな小さい部屋にまでまじか…

 

ちょうど自分の席がバルコニーの中でも4席しか入らない小さい部屋だったんだけど気づいたら後ろに糸永役の大崎くんがいた(笑)
扉開いたことさえ気づかなかったんだけど、さながら某格付けチェックのような気持ちだよね。

ハンギョドンのぬいぐるみじゃなくてごめんね、思いっきりうすだいだいのペンラ振っててごめんねと思いつつ見ていたら、抱えていたキティさんのぬいぐるみを撫でてもらうという人生初のファンサを受けて
「優しいかよっ!!!」と心の中で叫んでしまった。
(年下にファンサされて沸く単純なオタク)

 

えぇ、そうです。サンリオ男子の舞台、物販で売られてるぬいぐるみを抱えて観劇可なんですよ!すごくない??


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当日までに友人とのやりとり

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当日物販での友人とのやりとり

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ちょろいぜ自分

 


ストーリーはほぼコメディなのに正直うるっと来てしまった…。涙腺やばかった。
主人公の康太がとあることで悩んでいて、それが解決されていくって流れだったんだけど、わりとオタクあるあるというか、熱心になっているものがある人にはものすごく刺さる内容だったと思う。

さすがサンリオ、出てくる人みんなが優しい。
笑ってちょっとうるっと来て最高だなぁ。

圧 倒 的 多 幸 感

 

あと、会場内に電飾がセットされているのですが、それがとあるシーンでキラキラして、上から見てると本当に夢の世界にいるみたいな感じだったんです。
電飾がある舞台ってあまり見たことがなかったからすごく感動した!
それにクラブeXが円形というのもあって天井にめぐらせてた電飾が本当にきれいだったの!!(語彙力が来い)

 

そして九州サンリオ男子たちの方言が可愛い!
もともと九州の方言って可愛いってイメージがあったんだけど、サンリオ男子たちが話すとさらに良い!あと九州の地元ネタみたいなのも結構入ってたので、九州出身の人は楽しいかもしれないです。

 

梅津くん演じる梅崎くん(ややこしいな…笑)はヤンキーなんだけど、どことなく頭良さそうなインテリヤンキー感。抜けてるけどバカではなさそう。それにしても梅津くん声が良い。めっちゃお腹から声出てる。

世古口くん演じる古賀くんは純朴そうな男子高校生。こぎみゅん好きそうだなって感じが全身に溢れてる。っていうか世古口くん歌上手くない??九州歌い始めた時、「ん??なんか歌上手い子いるな??」って思ったんだけど!!

大崎くん演じる糸永くんキャラが濃すぎる(笑)やばい。ビジュアルだけだと分からなかったやばさ。前回大崎くんのお芝居観たのが刀ステの前田くんだったので「ギャップ!!」ってなった。

武子くん演じる緒方くん、オラオラヤンキーなのにマイスウィートピアノが好きというギャップがやばいし、いい子だし愛すべきおバカな感じが愛しい。

(九州の曲めっちゃ元気になるから音源をどうか…お願いします…!!!)

 

あとね、すごく印象的だったのは役者さんたちとってもキラキラしてたこと
なんか月並みな言葉だけど「すごいな」って思った。

間近に来てファンサしてくれた時、ステージ上で歌って踊ってる時、パフォーマンスが笑顔いっぱいで、こっちも笑顔になって、そういう誰かを笑顔に出来るお仕事をしている人、誰かを笑顔に出来る力を持っている人ってすごいって思ったんです。


今回梅津くん目当てで観に行った作品だったけど、役者追いかけて色んな舞台に行くメリットは「自分が触れてこなかったジャンルの舞台にも出会うことができる」ってことだなぁと改めて思いました。
梅津くん、ありがとう。
そしてキラキラした空間に1人は無理!って言って付き合ってくれた友人にも感謝(笑)

 

梅津くん固定カメラする余裕がなさすぎたんだけど、最後の方でキティさんと並んでる時にめっちゃ良い笑顔だったことは忘れない(笑)

彼にとって恐らく初めてに近いであろう客降りありの作品。インスタにこんなことを書いてくれていたのも嬉しかった(そして相変わらず言葉のチョイスが独特)。

 

 

自分も初めてこういう作品に触れたので「意外に楽しいんだな」って発見があって面白かったです!今度からはビビらずに行けそうだ!笑

あと終わった後からジワジワと「楽しかったぁ…」っていう気持ちが出てきてDVD会場で予約してくるの忘れたというあんぽんたん具合を発揮しました。あとでポチッときます(笑)

 


【#九州サンリオ男子】ミラクル☆ステージ『#サンリオ男子』~ハーモニーの魔法~公開ゲネプロ/ねとらぼエンタ

 

こぼれ話

検索したらわりとガーリーな格好の人が多いイメージだったので、「やばいそんな服うちにはない!!!」と焦り、ニットを新調し、かろうじてあったチェックのスカートと合わせました(笑)
メイクも普段濃いめが多いので、ピンク系のアイシャドウを購入。
当日大崎のGift Gate行ってキティのヘアアクセまで購入してめっちゃ気合い入れて行った!!!
ここまで頑張る必要があったかは分からないけど私のテンションが上がったので良しとする(笑)

*1:PSYCHO-PASS

*2:友人には「ミュージカルと歌唱に対して求める基準が高すぎる」とよく言われる。

“推し”を推すきっかけ的な話

数多いる役者さんの中で「この人、追いかけたい!」ってなる基準って何なんだろうなってたまに思うんですよね。

 

外見が好み?性格?ファン対応の良さ?


ということで共通項を探るべく、今、私が特別いいなって思う役者さんをピックアップして考えてみました。

 

ちなみに私、概念というか便宜上「推し」とか「推す」っていう言葉を使ってるんだけど、自分の中でイマイチこれが腑に落ちてなくて。スタンスとしては「応援したいな」「お芝居観続けたいな」って思ってる人のことを「推し」と呼んでいます。

複数人の名前を列挙してると「お前、DDじゃん!」って思われそうですが、やめて石は投げないでっ!!!!
接触は宗教上の理由()でほぼ参加していませんが出演してる舞台とか作品はちゃんと全部観に行ってるから!!!!!!ブロマイドも写真集も買ってるよ!!!!!

 

 

染谷俊之さん

刀剣乱舞の舞台(初演)で観たのが初めて。
この時演じていたキャラクターが自分の2次元の推しだったということもあったのかも。
初めて観た時はまだ刀剣乱舞のアニメも放送されてなかったのに「あ、鶴丸だ!」って感じるくらい鶴丸だったのに惹かれたのが多分きっかけ。あとアドリブがめっちゃ上手い人だなぁというのが最初の印象だったかも。
そうしているうちに「剣豪将軍 義輝」のチケット取ってた(笑)

義輝観た時も実はそこまでのめり込む要素ないんじゃないかって思ってたのに、気づいたら「グランギニョル」のチケット取って、その次の「剣豪将軍 義輝(後編)」も取って…を繰り返し今に至る。

染さんについては本当に明確に「ここ!」っていう落ちたポイントがあまりないんだけど、1つあるとしたら「剣豪将軍 義輝」の前編のバクステ映像で千秋楽の挨拶があって、座長としてカーテンコールで1人舞台に立って挨拶している時に感極まって嗚咽漏らして泣いてる姿にすごく胸を打たれたってことがあって。
今思えばあの時に「あ、この人めっちゃ熱い人だ」って思って、もっとこの人のお芝居観続けたいなぁって思ったのかもしれないな。

ラジオとか、雑誌とか、色々追いかけていく中で、あまり表に出さないけれど役者をやる上で一つ芯の通ったものを持っているところが好きってなった。
あと楽しんでくれるなら身体を張ることも厭わない、やや芸人魂があるところも好きです(無理はしないでほしいけど)。

仕事への姿勢とかもすごく尊敬していて、自分も実生活で「そういう気持ちで取り組みたい」って思わせてくれる人。

 

前山剛久さん

刀剣乱舞の舞台で鶯丸観てから「追ってみよ」ってなったんだけど、実はその前に「御茶ノ水ロック」の舞台を観ていたんだから、どこで落ちるか分からないってこういうことだなぁと思う。
具体的にいうと鶯丸が「まぁ、細かいことは気にするな!」っていって首をコテンってしたところで見事に落ちた。が、今思うとものすごく謎(笑)
当時、友人へのLINEで「うぐちゃんやばい!!歴タメLIVEのチケット取った!!」とかいう突然の報告をして驚かせたりもした。

その後、「御茶ノ水ロック」のバクステを観て、作品とか役に対する考えや想いに触れて「これだけ熱い想いを持っている人の他の舞台をもっと観たい」って思うようになった。

そんな感じで、前ちゃんは熱い気持ちをストレートに出してくるところが好き。
その作品に対する意気込みとかブログに書いてくれるのも好き。
めちゃくちゃ貪欲で向上心の塊みたいな人だなぁと思っているので、作品ごと・公演ごとに色んな姿を見ることが出来るのも良いなと思う。

 

梅津瑞樹くん

刀剣乱舞の舞台(またか!!!)で長義をやるってことで初めて知った役者さんだった。今まで2.5次元舞台への出演があまりなくて、どんな人なのかも分からなくて、とりあえずブログを読んだ時にその語彙力の豊かさに圧倒された。
「えええええこんなしっかり文章書ける人いる!?」って。
あと鴻上さんの劇団にいるっていうのもポイントだったかも。

実際のお芝居を観たらすっごい何?めっちゃ長義だなって感じだったし、とにかく「すごい!」ってなった(語彙力のなさ)。

前ちゃんが出るGOZENにも出ていたんだけど、観る前までは「あ、共演していた梅津くん、同じ作品なんだ~。どんな感じなんだろ~。」って感じだったのに実際に観たら雷に打たれたような衝撃だった。
いや、長義とは違うことは大前提だったんだけど、振れ幅!!!!

この役者さんはこういう役もできるんだ!ってすごく心が震えた。
友人にも思わず「梅津くんやばいんだが!!」というLINEをしていた(すぐ友人に報告する人)。

しかも同い年、演劇部出身という自分と近しい環境にいた彼が気になってしょうがないし、彼が書く文章もすごく好きなので、「よし他の作品も観に行くぞ」と、今、片手に「サンリオ男子」のチケット握っているところ(笑)

 

 

という感じで、他にも「いいな」って思ってる役者さんはいるけれど、今、特別追いかけたいなぁと思う3人をピックアップしてみました。
(どうしても2.5次元だと刀ステきっかけが多くなってしまうな…)

というか、こうやって振り返ると明確にポイントがないまま落ちたの染さんくらいなのでは?(笑)

 

でも私の場合、基本的にお芝居を観て、「この人の他のお芝居も観てみたいな」って思うのがきっかけなのかもしれないなと最近思います。

容姿が整ってる人とか、雰囲気が自分好みの人とか、お芝居が上手いとか、ファン対応良さそうとか、そういう人はたくさんいるけれど、色んな条件に当てはまる人の中でもさらに「もっとその人のお芝居が観たい」と思うかどうかって、完全にフィーリングというか自分の感性(好み)にぴたっと来る人だから、ある意味「究極の自分好み」なのかなって思ったり…。

だってお芝居上手い人なんてたくさんいるじゃないですか!!!お芝居上手いだけだったら推しになる人多すぎて追いかけきれんわ!!笑

上手いと思う中でもぐっと引き込まれる人とか、魅力的だなと思う人が私にとっての「推し」という存在になりやすいのかなとも思ったりする。
※もちろん役者さんなので外見が好みかどうか、っていうのも重要だとは思っている。

 

お芝居に対して一本筋の通ったものを持っていたり、役に対する姿勢だったり、役者という職業に対しての考えだったり、そういう部分に共感できる人を好きになる傾向は強いかな?

あと私、熱い人が好きなんです。

それを表に出していようと、出してなかろうと役者という仕事に対してプライドを持ってる人。向上心がある人。そして「お芝居が好き」っていうのが伝わってくる人。そういう人ってついつい応援したくなっちゃうので。

 

ちなみに2.5次元舞台においては、原作キャラクターがいるので「キャラが好き=キャラを演じてくれた役者さんも好き」っていうことも起こりうると思うんだけど、2.5次元でのキャラをキャラとして見ていることって正直私の場合ほぼなくて、完全に「役者」を意識しているので、特定のキャラを演じてる時は好きだけどそれ以外には興味がないってことがないというのは1つ、自分自身の線引きポイントなのかなと思います。

 

あと、舞台の若手俳優って映像中心の役者さんよりファンとの距離感近いじゃないですか(チェキだ、サイン会だ、バイべだ…)。
イベントに行ったら会えるみたいな。

もちろんファンを大事に想ってくれているんだなって人はとても素敵だと思うし、そういう機会をたくさん持とうとしてくれるのも本当に良い人だなって思うんだけど、私個人としてはやっぱり一番に「芝居で魅せてほしい」って気持ちがあって。

だからぶっちゃけ推しにファンサービスは求めてないんです(応援してくれてる人たちがいるんだなぁということだけは心に留めておいてほしいけど 笑)

そういう意味で「ファン対応の良し悪し」は私の中で推しにするにあたってあまり基準のうちに含まれないのかなぁとも思ったり。いや、そりゃ対応良いと嬉しいけどそこは「推すか推さないか」の足切りの基準にはならないなって。
(もちろん人間としてクズだなっていうのは論外なのでクズバレしたらどんなに推してても下りると思う)

 


そういえば以前、体験でお世話になった演劇教室のコラムにこんな内容のものがありました。

entryact.jp

もしかしたら私が魅力的だと感じた役者さんにもこういう部分があったから「もっと観たい」って思ったのかなぁとか思ったり…。

というかここのコラムは「演劇」とか「お芝居」に興味を持ってる人はぜひ読んでほしいことばかり書いてあるし、何だったらワークショップ行けばいいと思うのでぜひご一読ください!!(突然の宣伝)

 

えー、みんなは何がきっかけで「推し」のことが好きになったんだろ??めっちゃ知りたいわ。

知りたいのでぜひブログ持ってるひとは同じようなテーマで書いてほしい!読みに行くので!!!!

 

ちなみに俳優追っかける前は声優畑にいたのですが、俳優さんに対しては「声」で好きになるっていうのが今のところないんですよ。声オタだったのに。

声優さんはどうしても聴覚から入ってくる情報が多いのでそちらに意識がいくのですが、俳優さんは視覚情報が主なのであまり声に意識がいかないのかも。

染さんの声も良い声だなぁと思うのですが、如何せん私の好みは石川界人くんのような声なので(笑)
みんな「凪のあすから」見てほしい…界人くんが演じる紡が最高にイケメンだから見て…。

 

 

ということで、私的「推しを推すきっかけ」は「この人の他のお芝居も観てみたいな」という部分にあり、お芝居への熱い思いを持ってる人を好きになる傾向にある、と一旦結論付けようと思います。

あと重要な外見要素は無骨な人よりキレイ系がタイプです

 

多分、これって外見要素で共通項探した方が好きになる系統が分かりやすいのでは…?笑

舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪ 『エヴリィBuddy!』」

舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪ 『エヴリィBuddy!』」 @梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 10/13 ソワレ観劇

以下、ネタバレなしのぼやっと感想です。

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ねえええええ本当に推しかっこいいね!!!(今更)


東京の民ですが、「ス○ラボールで観るくらいならドラマシティ行った方が絶対良いじゃん!!!」という思いのもと、大阪まで遠征してきました。

13日に行く予定だったのですが、皆様ご存知のとおり台風の影響がすごくて。
当初13日マチソワで入る予定だったんだけど、「ソワレには間に合え!いや新幹線動かなかったらもうソワレも無理じゃん!!」というほぼ諦め状態の中、日本の鉄道マンのすごさたるや、13日午前5時の時点で新幹線運行するよというアナウンスがあり、推しの舞台にも関わらず適当に服ひっつかんで、必要最低限のものだけ旅行カバンに突っ込んで、すっぴんで家を飛び出しました。
(電車が動いていない区間、車を出してくれた父にも感謝)
(ちゃんと大阪着いてからメイクしたよ)

予定よりも2時間以上遅れて新幹線に乗ったのでマチネには間に合わなかったのですが、無事ソワレを観劇することが出来ました。
そういう意味では本当に思い出深い公演になったなぁと思います。


最近毛利さん作・演の作品に巡り合うことが多くて、REAL⇔FAKE(ドラマ)、GOZEN(舞台)からのエヴリィBuddy!だったのですが、ストーリーとしてはとっても分かりやすかったです(原作未試聴)!逆を言うと分かりやすすぎて途中である程度展開が分かってしまうかもしれない(笑)

でもその中に笑いがあり、ホロリと来るものがあり、本当にバランス良くて、休憩なし2時間もあっという間!!

いかんせん原作未試聴(※うたプリ自体はアニメシリーズ全部見てる)なので、それと比べてどうかというお話が出来ないのですが、何も知らなくても楽しめる内容だったなぁと思います。

レビューも超楽しかった!!!!!!!
植ちゃんも染さんもキラキラしていて、2人の笑顔が本当に印象的でした。

本編でめちゃくちゃ動いてるのに、レビューでもガッツリ踊っててなかなかにハードそうだったけど…。


マスミラの時もレイジーのビジュアルめっちゃハマってるじゃん!って思ったけど、エヴリィBuddy!のレイジもめちゃくちゃハマってた!

ていうか推し、脚が長い。公称173cmなんだけど数字よりも背が高く見えるなと思いました。
回し蹴りするとすごく映えるし、身体能力が高いからジャンプがものすごい高い(さすが元バレーボール部)。階段もひょいひょいっとのぼっていく感じすごい。
刀を振ってることが多いからガンアクションはちょっと新鮮でした。

なんか、よく分からないけど改めてかっこいいなって思ったし、キラキラしてて素敵だなって思ったし、推しててよかった~最高の役者さんだな~って漠然と思いました。

もちろん普段からかっこいいなと思ってはいるけど、いつも以上にかっこよくて思わず終わって友達に発した言葉が「いや、顔がいいわ」でした(笑)

 

そして推し、やはりアドリブに強い!自然すぎてどこが日替わりなのか一瞬分からなくなる(笑)こういうところ、頭の回転が早い人なんだなぁと毎度感心します。
というか今回は全体的にキャストの年齢層も高めで経験豊富なメンツなのでやりとりのレスポンスがスパーンっ!ってきれいなのが観ていて気持ち良かったです。安定感がすごい。

 

本当は色々グサッと来たポイントもあるんだけど、それ書くとネタバレになりそうなのでここに書くのは控えて起きます(笑)

サイオンジの言葉はどれも胸をグサグサ刺すものばかりなのでぜひ注目してほしいですね。とても毛利さんっぽいなぁと思うようなキャラクターだなと(毛利作品初心者)。

 

 


自分は完全に役者のオタクとして観に行ってるんだけど、初代であるシャイニング事務所のアイドルたちを通してこの舞台作品を観に来た人たちが、二代目である役者さんに対して「めっちゃ良かった!」とか「楽しかった!」とかいう感想を見ると、自分のことのように嬉しいなと思います。

これを機に染谷俊之が気になったという人がいたらぜひ、土曜日のあさステ聴いてほしいよ!!!!(ちゃっかり宣伝)

www.joqr.co.jp

 


ちなみに私史上一番トレブロで推しが来なくて、ソロショット自引き1枚とかいう絶望的な状態だったのですが、色んな方と交換いただいて、コンプとまでは現段階でいってませんが、なんとか1枚の状態から脱しました(笑)
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!

すごくどうでもいい話なんだけど、レイジの個ブロAがわりと品薄で売り切れてたので東京公演で買う予定の人は早めに確保しておいた方が良いかもね!!!
っていうかみんなBも買ってよ!!!なんでAだけ売り切れるの!!!!笑

 

 


そして今回、台風接近中という中での幕開けだったので開催するかしないかの判断にものすごく悩まれたことだと思います。
お客様を危険な目にあわせてまで来てくれという演者やスタッフは誰ひとりとしていないと思うんです。でも比較的影響が少ないであろう関西での公演だったので、今回実施に踏み込んだのかなと思います。
もちろん遠征予定だった人の中で来れない人はいたと思う。本当は当日その場にいるはずだったであろう空席を見て演者さんも心を痛めていたかもしれません。

でもそういう人たちに向けて払い戻しも対応してくれて、来れる人には全力で良いものを届けるといった強い想いを受け取ったような気がします。
あぁ、これこそ「Show must go on」なんだろうなぁ。

これまでも他の作品が公演中止になっているのを横目に見ていたこともあったのですが、改めて無事に幕が上がること、そして幕が下りることが当たり前ではないということを身をもって知りました。

 

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おそらく日替わりネタであろう、「りくろーおじさんのチーズケーキ」、帰りに買って帰りました(笑)初めて食べたんだけど美味しかったでーす!!!

GOZEN-狂乱の剣-

 

「GOZEN-狂乱の剣-」サンシャイン劇場 9/15 マチネ、9/22 マチネ観劇


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めっちゃ楽しかった~!!!!!(語彙力)

 

東映ムビ×ステという連動企画で、映画(GOZEN-純恋の剣-)とこの舞台(GOZEN-狂乱の剣-)は世界観を共有した作品群となっており、映画はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」、舞台は「ハムレット」をそれぞれベースにしたお話になっています。

なので逆を言うと原典を知っている人はある程度展開が読めてしまうという…。

そんなことを言うと「先が読めてしまって面白くないのでは?」という方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。どっちも最後に“まさかの展開”が待っているので…(笑)

ちなみに劇中で「別れるべきか、別れないべきか」ってセリフがあったんですけど、「to be or not to be」じゃん!!!!!!って分かるくらい原典のセリフを上手くアレンジしてて、そういうところも面白かったです(その後に原典のセリフちゃんと言ってたけど)。

コミカルな芝居のところとか、所々シェイクスピアのセリフ回しっぽく聞こえるところもあって面白かったなぁ。
※日本語訳する人によってセリフのニュアンスが変わるんだけど、高校時代「夏の夜の夢」やった時に「こんな言い回しする!?」っていうようなセリフ回しが多かったからシェイクスピアに対してはそういう印象が強い。

 
ちなみに映画との連動作品ですが舞台は映画を観てなくても分かりやすい構成になっているので、「映画観てないけど大丈夫かな?」という人も気にせず観ることができると思います。
でも映画を観ているとより世界観が分かりやすく、同じキャラクターについても「映画ではこういう感じだったのに…」という違いが楽しめるので観ておくことをおすすめしておきます!特に前山剛久さんが演じている蔵人あたりはそこが顕著かも。
でも舞台だけでも全然OK!(これ言うと今回の企画ガン無視になるのではないか自分よ…笑)

toei-movie-st.com

 

見どころポイントとしては「とにかく殺陣がすごい」

もちろんこれだけじゃないんだけど、“御前試合”のお話ゆえに殺陣のシーンが多いのですが激しいんです。
これ私が劇場最前列で観ていたから尚更かもしれないのですが、本当に迫力があって。

ちなみに東映さん制作の作品なので特撮が好きな人は刺さるかも!という気もします。必殺技とか。

そしてなんと言ってもナレーションが立木文彦さんですから。

 

あと当たり前になりすぎて何も突っ込まなかったけど映像演出もすごかったです!
プロジェクションマッピングとか映像演出ができると舞台の表現幅も広がるなぁと。精巧なセットだけが舞台美術じゃないんだなぁと思わされます。


あと、毛利さんも触れているのですが、映画での演出と舞台での演出って表現方法が違うからそういう部分に注目するのも楽しいかもしれないですね。
映画×舞台って企画コンセプト、個人的に面白いなって思ったので他でもやってほしい…。
っていうかスピンオフでその後話とかめちゃくちゃ観たい。

 

そしてもう1つ嬉しいなと思ったのが、自分が行く舞台が比較的女性比率の高い作品に行くことが多いせいか、今回おそらく若月さんのファンだと思われる男性もたくさん劇場にいらっしゃってたことなんですよね。

中には普段あまり舞台を観ないという方もいらっしゃると思うのですが、そういう方が「舞台、楽しかった」とか他のキャストさんに対して「●●さんがすごかった」って感想つぶやいているのを観るとめっちゃくちゃ嬉しい。

こうして自分の“推し”きっかけで観劇した方が舞台の楽しさとか他のキャストさんの魅力とか、そういうのを知ってもらえる機会が増えるって本当に素敵なことだなって思うんです。

かくいう私も、若月さんのお芝居観るの初めてだったんですけどものすっごい可愛い!!あと声が好き!顔小さいっ!!!肌白い!!!可愛い!!!!ってなりました(笑)
映画のヒロインが大人しめな子だったので、対比で奈奈がハツラツとした子だったのも良かったなぁ。愛する人に対してまっすぐに想いを伝える姿がとても愛らしいなと。
その反面、狂った時の演技が本当に本当にこっちの胸が痛くなるくらいつらくて。まっすぐゆえに、その反動の狂気がすごいなと思いました。


八弥斗役の矢崎さんのことは薄桜鬼で知ってはいたんだけど生でお芝居観るのは初めて。
でも「うわああ(この役は)矢崎さんだな!!」っていうのがすっごく良く分かった。矢崎さんの良いところ全部乗せみたいな感じ!
※もちろんここは、毛利さんも意識して書いてるはず(参照:パンフレット)

 

朝霧役のAKANEさんもめっちゃ素敵だった!!!もうね!!!「女の強さ」を感じる。
戦いの場面においてはわりと男性がメインになりがちなんだけど、「女には女の戦いがある」みたいな、強い女性が好きな私としてはとっても素敵なキャラクターでした。

 

個人的にキャラクターとして非常に魅力的だと思ったのは朝霧と、波岡さん演じる甲斐正でした。悪役なんだけど憎めない人柄というか、本当良いキャラクターなんだ…!!!


そして梅津くん演じる土御門月暗。
刀ステから2回目の梅津くんの役どころはまた“謎の男”(陰陽師)。っていうかビジュアルから強すぎてどんなキャラなんだろうって思ったけどなにこれめっちゃ素敵!
普段お話しする時はふわっとした感じなのに板の上に立つとものすごく良く通る声で堂々とお芝居する姿のギャップたるや…!!良い!!!!
キャラが濃いのもあったけど、なんだろう、久しぶりにお芝居観て痺れました。
我々は完成品を観てるけれど、イチからあのキャラを構築するって大変だろうなと思いつつ、なんの違和感もなくハマってたのがすごいなぁ。初登場シーンのコミカルな演技がツボ。むしろあれが全部持っていった(笑)
あと扇で戦うのすごい。あの衣装とウィッグであんなに激しく動くのすごい。
この作品の梅津くんを観て、観に行く予定がなかった11月にやるサンリオ男子のチケット確保したのはここだけの話。

 

前ちゃん(前山剛久さん)!私はああいうタイプのキャラの前ちゃん好きだなぁって思いました!
前ちゃんの殺陣って刀ステでしか観たことなかったから短刀で戦ってるの観るの新鮮。というか鶯丸は太刀だし、わりと立ち回りが優雅だからあんなに激しく動く前ちゃんを初めて観た。
マスクつけてるのもいいけど、マスクつけてない時の美しさが半端ない。特に横顔。あとマントをひらって手で翻すところが最高にカッコいい!!
映画だと「気持ち悪い(失礼)」っていう印象が強い蔵人なんだけど、舞台だと人間味が強かったし、忠義者なんだなってことがすごく伝わってくるようなキャラクターでした。自分を異形の存在にした根源を探し続けているっていうバックボーンとか、その結果とかが見えてるからだろうけど…。
蔵人についてはぜひ後日談をお願いしたいです!!!!

 

とにもかくにも、見どころがありながら2時間半があっという間に過ぎてしまうくらい濃くて楽しい舞台でした!

 

<ダブルカーテンコールの時の話>
9/15 マチネ 若月さん
「はーやとっ♪」っていうのが矢崎さんの事務所の某先輩の「まーきのっ」を真似てたって話が面白すぎた(笑)
矢崎さん最初「え?え?」みたいな感じで波岡さんも途中まで分かってなくて「え?なに?(小栗)旬のこと??」って反応してたのが面白かった。お腹抱えて笑った!

 

9/22 マチネ 井俣さん
そろそろ勝ちたい。という主張からの「白河三太夫 単騎出陣、会場 ザ・スズナリ」がもう涙出るくらい面白かった。“単騎出陣”で反応した人はみんな同じものを頭に思い浮かべてたのかな?(笑)

 

 

さて、以下はネタバレありです。ネタバレなしで映像を観たい人はバックお願いしますね~。

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