ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

2021年振り返り

こんにちは、私は元気です。

さて、年の瀬も迫ってきましたので恒例の1年の振り返りをします。

(※マークは配信視聴)

 

1月

・演劇の毛利さん The Entertainment Theater vol.0 リーディングシアター「星の王子さま」・「夜間飛行」※
・舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵
LOCK UP READING THEATER『The Lost Sheep』


この頃東京の感染者数が4桁叩き出して久しぶりの推しの現場なのに払い戻しして配信に切り替えたりしてたなぁ…。
あと刀ステは観劇というより最早アトラクション体験みたいですごく楽しかった思い出。金のかかったヒーローショー。

2月

・『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-
・オンライン演劇『VIVA LA VALENTINE』※
・舞台SOLO Performance ENGEKI「HAPPY END」
・マーダーミステリーシアター 演技の代償 ※


推しの誕生日公演に入れてすごく嬉しかったなぁ。
三十路になっても美しい推しでした。

3月

・舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵
・『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2 replay-
・ミュージカル『刀剣乱舞』 ―東京心覚― ※

 

刀ミュは配信だけで履修してるんだけど、Twitterに流れてくる感想がすごく意味深だったので本公演買って観た。
確かにこれまでと比べるとすごく抽象的な内容だなって思ったけど挑戦が感じられて良い刺激だった。あと何が言いたいって「豊前江お顔が良すぎる」。

4月

・アイ★チュウ ザ・ステージ~La Cage aux Épines~ ※
・亡国のワルツ
・『5 years after』ver.5 K-N-U-K
・舞台 刀剣乱舞 无伝 夕紅の士

 

緊急事態宣言で舞台中止が相次いだのがこの時期。「またか~」という感じ。
そんなギリギリの時に観た「『5 years after』ver.5 K-N-U-K」はお腹痛くなるほど笑って幸せだった。梅津氏の凄いところてんこ盛りみたいな感じ。円盤にならないのが悔しい。
あ、「アイ★チュウ ザ・ステージ~La Cage aux Épines~」が予想外にどハマリで配信複数公演買ったな。若い子が多いから大楽の挨拶で泣いてるところ見て一緒に画面の前で泣いたりしていた。年々涙腺が弱くなる。

5月

・舞台 刀剣乱舞 无伝 夕紅の士

 

自分の誕生日に入ったなー。初めて自分の誕生日に観劇したかも。
席も前方ドセンみたいな感じで誕生日プレゼントかのような状態だった(笑)
それ以外に5月観劇していなかった事実に今震えている。え、他に何やってたの私。

6月

・月野木グラビティ
・ゆびさきと恋々
BANANA FISH The Stage 前篇

 

カオスなラインナップだったなぁ6月wwww
「ゆびさきと恋々」は推しが少女漫画からそのまま出てきたような感じですごくときめいたし推しのかっこよさを再認識した。ゼロズレありがとう。
なかなかチケット取れなかったのに最後の先行でマチソワで取れてしまい陸の孤島という名の銀劇に1日中引きこもった「BANANA FISH」。水江建太のアッシュが解釈の一致で拝み倒した。後篇取れなくてめちゃくちゃくやしい。

7月

・ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~KAWAII Evolution~

 

ただただ楽しくて幸せな舞台、それがミラステ。
思えばこの作品が今年一番良かったな。キラキラしてるしキャストが本当に楽しそうにしてるからこちらも楽しくなる。
ミラステはこれからもクラブeXでやってくれ。あの規模感と空気感が好きなんだ。

8月

・舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~
・ミュージカル「王家の紋章

 

この月はとにかく推し帝劇デビューおめでとう!という一言に尽きた。
あの大きな劇場の板の上に推しが立ってるだけで感無量。歌も急成長していてびっくりした。
それに加えあの大掛かりな舞台で2役もやるなんて本当にお疲れ様でした!!!めっちゃ頑張ったとしか言いようがない。

9月

酔いどれ天使

 

このあたり、仕事が激務で記憶がほぼないんだけど「酔いどれ天使」はとにかく舞台美術がすごくてその印象が強い。染さんはあの時代の題材にしてはお顔がきれいすぎて「この時代のヤクザ、あんなに顔がきれいで良いんか…?」って若干疑問だった(笑)

 

10月

・キルミーアゲイン'21

 

過労でぶっ倒れる前に観たやつなんだけど、なんというか「濃いな」って感じだった。もう本当ここらへん仕事が激務過ぎて記憶がない。
あとこの時期絶賛中国ドラマにどハマりして睡眠時間削って見てたから倒れたのでは?という気がしてならない(笑)

11月

・ミュージカル「マイ・フェア・レディ

 

1ヶ月休職することになりその最中に観たのがマイ・フェア・レディ
本当に面白かったんですよ。めっちゃ笑った。推しは可愛かったし一歩間違えればヤバいやつだった(笑)
復職前に推しの歌声を聴いて元気もらいました。

12月

・舞台「あいつが上手で下手が僕で」

 

今年1年の締めにこの舞台で笑って終わられたのが本当に良かったなぁって感じ!
とにかく梅津氏の細かい芝居が気になって気になって仕方なかったから梅津定点カメラください。

その他

・映画「ライアー×ライアー」観ました
・ドラマ「レッドアイズ」見ました
・ドラマ「FAKE MOTION」見ました
・小学生の頃から欲しかった大河ドラマ新選組!」のDVD BOX買いました
・「ミッドサマー」アマプラで見ました
・映画「燃えよ剣」観ました
・ドラマ「美しい彼」見ました
・ドラマ「カムカムエヴリバディ」見てます

 

他にもアニメ見たりドラマ見たり映画見たり、とにかく動画配信サイトに大変お世話になった1年だった。

 

総括

1年お疲れさまでしたー。本当にお疲れさまでした!!!!(万感の思いを込めて)

 

なんか、2021年はぼやっとしてたなーという所感です。
そして、こうやって見ると案外上半期は配信で観てるものも多いんですね…。

2020年は言わずもがな虚無だったんですけど、2021年は回復の兆しが見えつつ、それでもやっぱり2020年以前のようにはいかずにオタク活動も「ニューノーマル」なんだろうかという感じ。

思い出せば「あー、あれ楽しかったなぁ」とか色々あるとは思うのですが、なんだか頑張って思い出さないと良かったところが出てこないモヤっと感は否めない。感想も薄い。

 

推しの現場(と、ここに書き出さなかった招待をいただいた現場)にほぼ絞って行っていたので、「フライヤーで行きたいものを探し出して観に行った時の意外な作品との出会い」みたいなものもめっきりなくなったし、1ヶ月休職&最近復職して収入がガクッと落ちたのもあり支出を抑えなければならず、後半チケットを買い控えしたのが大きい。やっぱり観劇はお金の余裕がないと出来ない。

 

なお、昨年はSixTONESというアイドルグループにうっかりすっかりちゃっかりハマってしまってFC入ったりしたんですけど、今年は中国ドラマにハマりました。
数年ぶりに海を越えた先に推しが出来ました。もう気づいたら沼にハマっていたというより、沼に頭からダイブしていった。「陳情令」は2021年の私を狂わせたオブ・ザ・イヤー。
あと中国語の勉強も始めました。毎日楽しいです。


ちなみにSixTONESもしっかり追ってます。多分SixTONESの印象が強すぎて濃すぎて本来のフィールドである舞台オタクとしての記憶薄れたのかもしれん(笑)
テレビやラジオ、雑誌と露出が多い人たちの強みはこれなんだよなああああああ。
あ、今年最大の後悔はニュージーズのチケットが取れなかったことですね。ぴえん。

 

 


語弊を恐れずにいうと、“推し”というか“好きなもの”は複数あった方が良いです。
それは片方がダメになった時にもう片方に乗り換えるというわけではなく、1つに依存しない分、もう一方でメンタルが保てるからです。

元々浮気性なのでリスクヘッジのために複数推しを作っているわけではないのですが、それでもやっぱり、こういう性格だからこそ色んな側面で救われたことが何度もありました。

 

別にそれはもう一方を見限ったり見捨てたりしているわけではないんです。
でもあまりのめり込んだり、心を寄せすぎると自分もボロボロになってしまうので、自分が自分として生きられるようにするためには、やっぱり自他境界線をしっかり引かなければならないと強く思いました。

 

そこそこ長いこと追ってた人については旧FCの更新頻度とかを見ながらキャス先もないし新しいFC継続しなくていいかと思った途端に、配信・生放送系にもついていけなくなって今年はだいぶ疎遠になったし誕生日のLINE LIVEさえ見なくなったし、もう1人は、その、あれなので、オタク人生何があるか分からんなー!!!!!まじで「人生色々」。

 

2022年は正直どうなるかは分からんけど、とにかく推したちが健やかな生活を送れるように全身全霊で祈ってまああああああああああああす!!!!!!!!

ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~KAWAII Evolution~

 「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~KAWAII Evolution~」品川プリンスホテル クラブeX 7/18 マチネ、7/21 マチネ


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前作の「ハーモニーの魔法」に推しが出ると知り、特段サンリオに興味もなかったし、どちらかというとファンシーな世界観に馴染めないであろうタイプにも関わらず挑戦したら見事に沼りました

hitoiro.hatenablog.com

ということで新作観てきたよ~~~~!!!!
本当は千秋楽前までに書こうと思ってたんだけど仕事が激務すぎて無理だった

 

もう何も考えずただただ楽しめる舞台、最高…!!!
幸せ!!!!ありがとう!!!

こんなに続編を願いアンケートに力を入れた作品はこれまでなかったと言っても過言でないくらい好き。まじで好き。推し、サンリオ男子出てくれて本当にありがとう!!!!

 

スイッチングは8月23日まで、全景は8月31日までニコ生で販売しているので、まだ間に合う!!しかもプレミアム会員はめっちゃお得な価格で購入できますので!!!!
お願い、何も言わず観て!!!!!!!!

sdan-stage.com

そしてそして、念願の劇中音楽のダウロード販売とストリーミング配信もスタートしました!!
アンケート書いて、ことあるごとに「音源出して~~~!!」と言っていた甲斐があった…。本当に嬉しい😭

 

 


と言いつつも実のところ、今回も1回だけ観に行く予定だったのです。シナモン回観られれば十分だと…。でも、やっぱり「虎男とクロミお嬢の絡み見たいわ」となって急遽追加でチケットを購入しました。

この役者さんがいるから、という理由ではなく「このキャラとその推しの絡みが見たい」なんて理由でチケットを足すようになるとは思ってもいなかったぜ…。それだけサンリオ男子に出てくるそれぞれのキャラクターが愛おしいんですよね。

 

以下ネタバレ含む感想です

 

 

 

今作は事前特番で「社会派」「バトルもの」と言っていたので全然想像がつかなかったのですが、まぁ相変わらず平和だった…(笑)やさしい世界…。
実在の企画を題材にしてるからある意味「社会派」は合ってたけども。

音楽はこれまでの2作品と比べると結構違ったかな。

これはなんてサンリオディビジョン……………

 

 

今回のテーマ的なものは
「好きの気持ちに順位はいらない」ということだと思うんですよね。ある種、TOや強火オタ向け。

「誰かの好きが一番になったら、誰かの好きは二番や三番になるの?」(セリフうろ覚え)という言葉はぐさっときたし、そこから続く康太のシーンは色々考えさせられました。元は柏木くんの言葉なんだけど(笑)

 

言われてみれば好きの気持ちに順番も優劣もないんですよね。
順位をつけるということは一番になれないと必然的に自分の「好き」という気持ちが劣っているということになってしまうから。

「誰かを好きって気持ちや応援したいって気持ちは他の人と比べるものじゃない」って劇中でも言ってた。

 

そうなんだよ!!そうなの!!!
なんでかTOだのなんだの色々あるんだけど、自分が推しを好きならそれで良いのですよ!!!!!

 

 

 

でもこれ、実際のオタク活動に当てはめると、好きの気持ち≒どれだけお金や時間を使ったかになりがち。そして都度、学級会しがち。
あと、対象が3次元であれば「推しに認知されるかどうか」っていうことも関わってくるので「他の人と比べる必要ないよ」という言葉では片付けられないのでは…?という気もしてしまうのです。オタク、業が深すぎる。

 

今回如恵留が“一番”に拘っていたのは「一番好きなダンスでなかなか結果が出ず、同じくらい好きなサンリオだけは周りから一番だと認めてもらいたい」という理由だったわけだけど、実は過去記事で自分でもこれについて書いていて、

ちなみに「りさ子のガチ恋♡俳優沼」でもりさ子がああいう展開になったのは「自分を知ってほしい」という本当に単純な思いが発端だと思うんだけど、その底にあるのは「自己肯定感の低さ」とか「社会的な立場(職場)での充実感」とかが足りてなくて、推しという存在に“依存”していることが大元の原因なのかなって思ったりするので。

オタク趣味以外の部分で満たされない何かがあると、それと同等に力を入れているものに対して依存というか、結果を求めてしまうことは往々にしてあることなのではないかなと思うのです。

今回の作品では、その解決方法というか別の視点の持ち方として「好きなものを通して出会った仲間がいるよ」というところに落とし込んでいたけれど(それで良いのか?感は否めない)。

No.1になることに躍起になっている時、確かにキラキラした気持ちはなくなってしまうかもしれないし、それなら一生懸命推しのことを語っている方が輝いているかもしれない。でも、如恵留自身の「満たされない気持ち」は「仲間がいるじゃない」で解決するのかなーって。No.1になれなかったら闇落ちルートしかないので、こういうまとめ方が一番平和なのだと思うけれど。

 

ちなみに康太は誰かの好きが一番になったら誰かの好きを否定することになるから、みんなが幸せになってほしいと思って「No.1は決めなくて良い!」って大会を止めに行くんだけど、如恵留がなんでそこまで大会に固執するのか分からないながらも想いを受け止めて「いいよ、大会続けよう」って受け入れた祐くんも優しいと思うんですよ。
大会をそのまま続けていたらNo.1が決まって、誰かの好きの気持ちが否定されたような気持ちになってしまうかもしれないけれど、仲間の気持ちを汲んで動ける祐くん本当に良い子。

 

 

 

サンリオ男子、コミカルながらオタクの情操教育にぴったりなので、サンリオ好きじゃなくてもぜひ観てほしい。

2時間くらいの長さでテンポも良くて音楽と歌が良い。

色々難しいこと書いたけど、実際観たらニコニコしながらペンラ振って最終的に幸せになれる

 

 

 

っていうかさ、これだけ言って良い???

なんで今回グッズのぬいぐるみシナモンないんですか??????

シナモンを膝に乗せたかったよおおおお!!!!次回作やる時はシナモンのぬいぐるみもラインナップしてほしいです!!!!
あ、日替わり出演のシナモンめっちゃ可愛かったです。発声できないが故に心の中で「アーーーーーーーーーー!!!!!」ってなってた。まじしんどかった。シナモン超可愛い。会長シナモンと一緒に踊ってたのまじで嫉妬。私もグリしたい(多摩センター行け)。

 

こぼれ話

今回も梅崎くん推しということで行ったは良いが、まんまと柏木くんに落ちかけて帰ってきた。
もちろんキャラとして良い子なんだけど(いや、サンリオ男子みんな良い子なんだけど)、歌唱パートでめっちゃ元気よくニコニコパフォーマンスしてるの見て「やばいペンラの色変えるしかないのでは…?」と思ってしまったことをここに懺悔します。

1回目はバルコニー、2回目はベンチシートだったんだけど、ベンチシートの時は柏木くんベスポジすぎた…。

 


www.youtube.com

 

『5 years after』ver.5 K-N-U-K

『5 years after』ver.5 K-N-U-K すみだパークシアター 倉 4/24 マチネ


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なぜ梅津氏が出る作品は、こう私の経験したことと近いことばかり題材になるのか(笑)

本作は3人の役者が章ごとに20歳・25歳・30歳の主人公 水川啓人をそれぞれ演じる構成になっていて、主人公を演じていない間は別の役(各20役)を演じる朗読劇です。
公演ごとに組み合わせが変わるので一人の役者が公演を通じて演じる役は全60役あるんだとか…。

 

1人のどこにでもいそうな人間の10年間の物語。20歳、就職せずミュージシャンを目指すって話からスタートするんだけど両親とのシーンがまんま自分の21、22歳の頃で懐かしさを覚えるのと同時に「あぁ…」と自分の人生を重ねて観てしまいました。
まぁ自分は結局最初から就職を選んだ人間なんですけどね。

 

最初、主人公は自分の夢を追いかけるんですよ。でも夢を追かけるのを諦めひょんなところから定職についてしかも大成功してしまう。その時、大学時代の友人が上手くいっていないことを聞きながら優越感に浸る。でもその後自分がどん底に落ちた時、それまで自分が下に見ていたはずの友人たちが幸せを掴んでいる。これが印象的でした。

「人生色々」なんて言葉で表すにはすごく言葉足らずなのですが、「あ、こういうことあるよなぁ」って。最終的に「Enjoy Your Life」で幕は閉じますが、私としては「驕れる者久しからず」かな、とも思いました。

実はこの話、未来の自分と過去の自分が繋がるシーンがあるのですが、その点で言うと未来の人間が過去の人間に事の顛末について話してしまうと歴史が変わってしまうから話せない、けど未来を気にせずその時の人生を精一杯生きろというメッセージでもあるんだろうなと思ってはいるんですけどね…。 確かに主人公はどん底を味わうけれど、そこに救いがないラストではなかったと私は思っているので。

 

 

梅津くんのお芝居は本当に「解像度が高い」なと改めて思いました。どの役をやっても「うわ、こういう人いそう」っていうのが容易に想像できる。次々と役が変わるようなお芝居と非常に相性が良い役者さん。もう惚れ惚れしちゃう!
自分が観た回では「舌ったらずの社員」がお気に入りでした。あのシーン笑いすぎて涙出てしまった(笑)

アフトでさらっとエチュードみたいに「素の時」を再現してた時でさえ、めっちゃリアルで思わず「!?」ってなってしまった。

 

くぼひでさんは相も変わらず素敵で、大人の魅力が溢れる方だなって思いました。そして笑いを入れることを忘れないところも好き。バーのマスターと真希やった時、あれはずるかった(笑)もうどうやっても笑い堪えられないもん(笑)

アフトで「年齢を重ねるごとに何かしら役を背負うようになる」って話をされてた記憶があるんだけど、最近自分でもそれを強く感じていた分、とても沁みました。

野口くん初めましてだったけど今年で19歳なんだね…。わ、若いね…。若いのにあの二人と芝居しても遜色なくて凄かった。すごく堂々としていて、これから色んな経験を積んでからのお芝居が楽しみな役者さんだなと思いました。
それにしてもパラパラ知らなかったことにはびっくりしたし「これがジェネレーションギャップ…」と思いました(笑)そこでコナンのパラパラ持ってくる梅津くんのセンスにもウケた(笑)

 

 

NO.4さんは昨年の「バクステ!」で初めて作品を観たんだけど、あの時も「マスク越しに笑ってください」と言われてすごく心が軽くなったのを覚えています。
7月から劇場が再開して8月の公演だったかな。まだまだ閉塞的な空気が漂う中、元気をもらった作品でした。

そして今、また緊急事態宣言で劇場が閉まろうとしている時にこの「5 years after」を観ることができて、運命を感じています。

前日、色んな感情がぐしゃぐしゃになって悔しくて悲しくて上手く寝付けないまま劇場に来てしまって、どうしたものか…なんて思っていたのに、この作品を観てたくさん笑って涙が出るほど笑って、ものすごく元気をもらって帰ってきた。

ありがとう、エンタメはやっぱり必要不可欠です。

 

本当にどの作品との出会いも、どの芝居との出会いも一期一会。
あー、もっと観たかった!!マチソワすれば良かった!!!

 

あとすみだパークシアター倉、良いハコでした!
今回はパネルなしのシンプルな舞台づくりだったけど、照明も仕込みによって色々遊べそうな空間だなと。
ロビーは小さくて正直動線悪いけど、客席の傾斜は良い感じで非常に観やすかったです。あとイスも個人的には好みの固さ。というか腰の収まり具合が良くて快適(笑)

 

 

配信も決まったそう。他の公演も見れるかな?楽しみです!

「数字」の話

久しぶりにアイドル(しかも今までどんなに周りがハマってても全然ハマらなかった某J事務所)のファンになり日々情報を追ってるんだけど、確実に役者追ってる時と何かが違うなということを感じている今日このごろ。
 
 
何が違うって、
ずばり「数字」だなって思ったよというお話です。
 
 
 
ぶっちゃけ私はアイドルに対しても役者に対しても有り金全部突っ込んだり現場・媒体全部網羅したり積んだりしないぬるいファンなので、そのスタンスに変わりはないんだけども。

役者オタクの世界でも全通するとか個ブロ枯らすとかあるけど、それって対オタクまたは自己満足の要素強くない??(巡り巡って推しの支援にはなっているとは思うけど)
個ブロ枯らすことに対して「推しへのギャランティ増やすんだ!」という精神でやってる人ももちろんいると思う。
そしてそうやって頑張ってくれた人がいるからこそ、自分が推しに出会えたということもある。だからそれが悪いって話ではないのです。
 
ただ、これに対してアイドルの「数字」はCD売上とか対外的に“話題”を呼ぶものという考えがあるから頑張って数字あげようって気持ちになるんだよね。
 
Jのタレント追いはじめて「ファンってすごいなー」って思ったのは、本人たちが基本的にSNSをやらない(できない)ため、出演情報から番組の感想フォーム、投票受付中の情報まで有志がまとめてTwitterで情報流していることなんですよ。
すべての情報をキャッチしてまとめること、時には自作の月間スケジュール表を作ったり、日ごとに出演情報を流したりものすごい労力と時間をかけていると思うんですよね。
そのアカウントに何万人もフォロワーがいて、流れてくる情報をもとにファンが色々行動を起こしているとするならば、かなりグループの活動に貢献しているとも言えるなと。
 
アイドルの場合、本人の頑張りはもちろんなんだけど、オタクがCDを買う、動画サイトでMV回す、Twitterでタグをトレンド入りさせる、ランキングに投票するみたいな、わりとアイドルの活動に影響を及ぼす数字が多いんだよね。
それに何かとニュースになる時はCDや映像の売上だったり動員数だったり動画の再生回数だったり数字に直結して世間に知られることが多いことも関係あるかもしれない。
 
だからアイドルとファンが並走して頑張るみたいなイメージ。
それもあってなんとなく苦楽をともにできて、嬉しいも悲しいも共有しやすいんだと思う。もちろん本人の気持ちをファン側が完全に理解することは出来ないし“大人の事情”もあるから、どんなにファンが頑張ろうが結果が出ないことだってある(それもまた悔しい)。

私が昔熱心にK-POPグループを応援していた頃は、MVを回すのはもちろんだけどタグ使ってツイートしたり、投票サイトに1日1回投票したり、韓国の売上ランキングに反映されるサイトでCD買ったりさ…。そういうことしたなぁって。それで年末の音楽関係のアワードで受賞すると嬉しいし。
なんというかアイドルへのファン活動はファン全体で頑張る団体戦みたいなイメージなんだよね。
 

どちらも原動力は「好き」「応援したい」という気持ちではあるんだけど、なんというか役者の場合、役者の頑張りにオタクは乗っかるしかないんだよなぁと私は思っている。あとアイドルへの応援が団体戦なら役者はなんか個人戦みたいなイメージもある(別に同担拒否とかじゃないけども)。

ツイートのRT数やリプ数、アカウントのフォロワー数とかは偉い人たちが見ている部分だし、席が埋まるか埋まらないかみたいな部分もキャスティングの参考にはされているんだとは思う。あとアンケートとか。
偉い人が「人気だな」と判断すればお仕事の幅も広がるんだろうと思う。
でも基本的にはオーディションしかり、役者本人が頑張るしかなくて、オタクが出来ることって少ない気がしてしまうんだよなぁ。

アイドルに対しても決して“ファンが応援したから”なんて烏滸がましい考えは微塵もないし、何よりも本人が一生懸命頑張ったから今のポジションがあるんだよって話なんだけど、アイドルへの応援って活躍に貢献出来てる感が強い。だからこそ少しでも数字にプラスしたいって気持ちが強くなるんだろうなって思うんです。

 
前に「2.5次元俳優ランキング」みたいなやつあったじゃないですか。でも役者を熱心に推している人ほどランキングへの投票に消極的だったイメージがあるんですよ(あくまで私が観測していた範囲の話)。
その理由としては
①下手に世間的に話題になると目をつけられやすい(お察しください)
役者で追う人ほどジャンルで推しを括りたくないという気持ちが強
推しは自分にとってオンリーワンでありナンバーワンなのでランキングなど不要
みたいなところなのかな。
 
役者って基本、他と競う要素ないもんな…。それに、どんなにランキングに入ろうと.5以外の現場はチケット余裕で取れるみたいなのを目にしてたらそりゃあ、ねぇ、って感じですよ…ええ…。

ランキングに関しては先に「投票の呼びかけ」についてちょっと触れたんだけどこれって一長一短で、同じ事務所内や同じジャンル内のランキングであれば問題ないけれど、幅広いジャンルを対象にしたランキングの場合、やけにアイドルへの票が集まると「組織票」と見られて世間的には逆効果になるのが悩ましいところだなとも思う*1

話がちょっと逸れた(笑)
 
今回なんでこんな話を書いたかというと、前々から自分の中で役者推す時のメンタルとアイドル推す時のメンタルってなんか違うんだよなというところから始まったわけですが、実は先日役者の推しがね、これからの目標を配信で話してくれて、「そのためには応援が必要なんだ」って話をしていて。
その時に「応援はしてほしいけど(金銭的・時間的に)無理はしてほしくない」って言ってたんですよ。
本当に良い人だなと感動しつつ、「じゃあ推しが夢叶えるために私達が出来ることってなんだろうね」って考えたのがきっかけでした。
もうそうなるとエゴサに引っかかりたくなくて伏せがちな推しの名前を公開して「○○さん観に来ました!」「○○さん需要あります!」とひたすら世界に対して喧伝するしかないのかな…なんて思いつつ(笑)
石油王と結婚して仕事辞めて全通でもなんでもするしかないのかな…。いや、私は多くの人に推しの芝居を観て好きになってほしい、応援したいと思ってくれる人が増えたら嬉しいタイプなので、それもちょっと違うかなとか思いつつ…(笑)
 
手紙書いてほんのちょっとばかりの推しの心の応援は出来たとしても、対外的にダイレクトに推しの応援出来る方法って何なんだろうなって改めて考えている日々です。
 
 
ちなみに金銭について、前のブログで「役者追っかけてる方が金がかかる」と言ったけど、数ヶ月自分の好きなアイドルグループの動向を追ったら、全部を網羅しようとすれば、結果的にどっちもどっちかもしれない」という結論に至りました(笑)
とにかく「雑誌」が多い!!!Jは専門誌が多いからそれプラス他の一般誌にも出るとなると回収にはそれなりにお金がかかる。
グッズについては単価は安いがコンプしようとするとこれもそれなりにお金がかかる。
結果的にチケット数枚分の金額にはなってしまう。
でも大きな違いは、グッズも雑誌も買ってしまえば半永久的に手元にあるのに対して観劇チケットは数時間の手元に残らないが記憶には残るであろう時間(体験)を購入しているという点。そういう意味では観劇は非常に時間単価の高い買い物だなと。
わたしゃ最近観に行く舞台のチケット代が軒並み1.2万円を超えていくのでもうディ○ニーの年パス買えてしまうよ☆って思ってしまって、本当に、なんか、舞台観に行くオタクはチケ代と他のものを比較し始めたら終わりだなと思いました。
オタクは冷静になってはいけない。
 
 
感想・ご質問・アイディアなどはマシュマロへ!

*1:前に好きなラジオ番組を投票する企画があって、結果、アイドルの番組がぶっちぎりで1位獲ったら「組織票だから」みたいな感じで言われちゃってねぇ…。普通に番組として面白いのに悔しいなぁって思ったことがあった

1月と2月の出来事

すっかりアイドルにお熱になっていたら本業について書くのが疎かになっていたダメオタクです。

CDデビューして1年、活躍の場が増えるとたくさんのテレビ、雑誌に取り上げられ、週1のラジオ番組があり、見ない日・聞かない日がないのでは?という異世界を経験しております。
至るところで推しを目にする世界にどっぷりハマると、舞台俳優を応援している世界と全然違って、良い意味でカルチャーショックですね(笑)
※前にアイドル追ってた時は海外のグループだったので、そこまで忙しくなかった


さて、そんな私の1月・2月の観劇記録です。

 


■演劇の毛利さん The Entertainment Theater vol.0
 リーディングシアター「星の王子さま」・「夜間飛行」
1月10日 17時回・20時回

とにかく「声がええな」!!というのが第一印象。あまりにも心地よすぎて思わず配信で観ながらウトウトしそうだった(笑)

星の王子さま」、原作を読んだ時はちょっと理解しづらい部分もあったのですが、こうやって朗読になるとスっと自分の中に入ってきて、朗読の持つ力って凄いなと改めて思いました。
でも個人的に「夜間飛行」は途中人物関係が分からなくなってしまって聴きながら「???」となってしまった…。

 

ちなみに本当はこの公演、チケット両方とも持ってたんですよ…。
でもちょうど東京の感染者数が4桁の時期だったので、さすがの私も二の足を踏み、配信で観ました。
今までは公演自体の中止・延期でやむをえずチケットの払い戻しをしていたのですが初めて自分の意思で払い戻しをした。
本当は現地で観たかったけど、なんかもう色々感情がぐちゃぐちゃになって泣いたのはここだけの話。

 


■舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵
1月17日 ソワレ

これは勢い余って個別で感想文を上げたので詳細は下記へ!

hitoiro.hatenablog.com

 

LOCK UP READING THEATER『The Lost Sheep』
1月31日公演 16時回・20時回

VR配信のお芝居。前にもVRのお芝居を観たことがあったけれど、これはVRならではの360度を生かした演出になっていて面白かったです。
朗読劇だけど色々移動があるので、それに合わせてカメラを動かしながら観なければいけないのは結構大変だったかな。
あとカメラの仕組み上、対角線上にいる人は必ず映らなくなるので、推しを見るか、演技している人を見るかという二択を迫られる(笑)

ちなみに16時回と20時回は話の展開も変わっていました。
スケジュール都合で20時→16時の順で観たんだけど個人的には16時→20時の流れで観た方が良い気がしました。20時の回は各役者の熱量もすごかった。

個人的に今回の麻璃央くんの役どころ、好き。

 


■『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-
2月7日 マチネ

やっぱヒプステ楽しいな~~~~!!!!!!
ヒプステ観終わったあと、すごくスッキリしているので本当にストレス発散に最高の作品です。ミュージカル並みに音楽で物語が進んでいくので、2時間が秒で終わる。

演出面も進化していてミストスクリーンが出てきたのにはびっくりした。
ちなみに個人的に一番好きな照明演出シーンは幻太郎と帝統が銃兎に追い詰められるところのレーザー使った演出です。

ストーリーについてはとにかく人数が多いから混戦状態(笑)
結局何も解決しないままバトって終わったぜ…。
そしてtrack.2から観始めた私はシブジュクが出てくると実家のような安心感を覚えました。ここの2ディビだけはハンドサイン完璧だぜ!!!!

そして実はTDCよりステラの方が音響は良いんだなってことに気づいてしまった…(笑)席は地獄だけど音響だけは、音響だけはステラなんだ…!!!

 


■オンライン演劇『VIVA LA VALENTINE』
2月7日 20時公演

泣いた~~~~~~!!!!
閉館後のピューロランドを舞台にサンリオキャラと役者がオンラインで生演劇をするという公演。
サンリオ=お子様なんてことはなく、むしろ大人にこそ見てほしい内容でした。
自分がやりたいと思っていた仕事が出来ていないってこと、大人になると誰もが経験することで。大人の事情、会社との板挟み、現実と理想との板挟み…。
そういった状況に悩む社会人をサンリオキャラクターたちが「大切なのは自分自身だよ」と励ましてくれる。そのストーリー自体がとても素晴らしかったし、変にお偉いさんが訓示を垂れるより心にしみるんだなぁ。

私は1公演しか観なかったんだけど、どうやらフードコートで食べているカレーの種類が日替わりになっていたそうですよ。細かいところまで変えているの良いな。

ノーミーツさんの公演はスクショOKってしていることが多くて、しっかりシナモンをスクショしておいたのでご査収ください。

 

 

■舞台SOLO Performance ENGEKI「HAPPY END」
2月23日 マチネ

梅津くんの一人芝居。高校生ぶりのシアターサンモール。
いや、「すごい」の一言に尽きる。
そもそもですよ、一人で80分間観客を飽きさせることなく演じられること自体が凄いんですけど。様々な年齢の役を演じ分けていたことはもちろんのこと、一人芝居なのにまるでセリフの先に会話の相手がいるように感じさせるお芝居が本当に素晴らしかった。

ストーリー自体は非日常なんだけど、語られていることはすごく普遍的で、特に演劇をやっている(またはやっていた)人は、身にしみすぎて心臓痛くなるのでは?と思いました(現に私の胸は痛んだ) 笑

パンフレットのインタビューや対談も非常に充実していて読み応え抜群だったなぁ。

題材的にこれから先、年齢を重ねてもできる内容だからご本人が言っていたとおり、また何十年後でも良いからぜひ再演してほしいなと思いました!

 

<その他>

・映画「ライアー×ライアー」観ました

するっとSixTONESの沼にハマり「ライアー×ライアー」も観に行ったんですけど、まさかの監督が「映画 刀剣乱舞」と同じ耶雲監督だったのにはびっくりした。

松村北斗目当てで観に行ったはずで、母にも「北斗くんどうだった?」と聞かれたのに「森七菜ちゃんが可愛かった」としか返せないくらい森七菜ちゃんがひたすらに可愛かった。

 


・ドラマ「レッドアイズ」が面白い

もうこれも松村北斗なんだけどさー!!!!ドラマ自体が面白いのよ。もう毎週ハラハラしながら見る感じが最高に楽しい。

ちなみに役者としての北斗くんについて書くと、ドラマや映画という映像ならではの芝居ではあるんだけど本当に目の使い方とか細かいお芝居を丁寧にやっているなぁという印象を持っています。もっと色んな北斗くんのお芝居が見たいです私!!

 


・横川良明さんの「人類にとって『推し』とは何なのか」を読みました

これはまた別途感想文を書こうかなと思っているのですが、首がもげそうなほど頷きすぎて生首になるところでした

舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-

舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-

IHIステージアラウンド東京 1/17 ソワレ・3/7 マチネ

 
最近アイドルにお熱になっており久しぶりの更新になりました。
無事予定していた天伝2回観に行けたので書きます!
以降、ネタバレに対する配慮はございませんので未鑑賞の方はご注意ください!
そしてまとまりは引き続き修行中です。
 

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ステアラ楽しい~~!!!!
まずはそれしか出てこない。舞台というより普通にアトラクション。
長いヒーローショー観てる感じ!!!スクリーンによる没入感も凄かった!総じてもっとステアラで刀ステシリーズ観たい(役者とスタッフに無体を強いるな)。
 

セットも今までの中で一番豪華だしお金がかかってるんだろうなぁという品のない感想しか出てこない素人です(笑)
2回観て、なぜだか2回目の方が色々グッと来てしまったわけですが、それは初見だと情報量が多すぎて、それを飲み込むだけで精一杯になるからだと思いました。
視覚情報も多ければストーリー的な部分でも情報量が多い。情報過多。出来ればジョ伝と慈伝と維伝を軽く見直しておくと良い(かもしれない)と感じました。
そして2ヶ月ぶりに観た時はお芝居もより深みを増したというか、それぞれ馴染んでいて良かったです。これがロングランの良いところよね。
 
 

劇場の話

それぞれ23列センター、10列下手寄りで観たのですが23列は双眼鏡がないと役者の顔は見づらいものの、センターだったのもあってスクリーン含む舞台全体が良く見えて良い席でした。10列下手寄りは基本的に双眼鏡は不要、対角線上はちょっと遠いって感じでした。ただスクリーンが真ん中だけ細く開くシーンは角度の問題で死角になってしまうのが少し残念ではある。
たまたまどちらの時も一列前に人がいなかったので視界良好だったのもあるかな。これが埋まっていたら多少視界が悪くなったと思うので「良い席だったー!」とは言ってないと思う(笑)
(ちなみに回転する時の感じは当然ながら下手寄り席の方が強く感じました。私は酔いやすいタイプだったので事前に酔い止めを服用。特に気分が悪くなることもなく、でした。)
 
今までは九州を除いて劇場の規模がそれほど大きくなかったからか、役者の熱というか芝居の圧が間近に感じられた気がしたけど、1月に後方席で観ていた時はハコのせいか「今回めちゃくちゃ遠いところで芝居されてるなー」という気はしました。まぁ、確かに物理的に役者と距離があったからかもしれないけど。
だから個人的にはあの鬼気迫る芝居の圧は座席位置によって感じ取りづらいかなと思いました!ただ唯一、清光と家康のシーンは圧があったなぁ。23列にいようとビシバシ伝わってきた。あれは清光と家康双方やばかった。でもよくよく考えると座席数で言えばTDCの方が全然多いのよなー。音響の問題かな?とも思ったり。
 
 

ストーリーと清光とまんばちゃんの話

ストーリーについては色々情報が詰め込まれていたし、色々明らかにはなったけれど、大して解決してはいない。むしろまた問題が増えた(笑)
夏の陣になれば解決するんだろうか?話、進んでいるようで進んでいない。これは夏を見ないと何とも言えないな…と。一応冬だけで綺麗にまとまっているので、終演後の悶々としたものはありませんでした。

ただ、折角一期がメインになっているので、もうちょいそこに山場欲しかったかなー、と初見の時は思いました。
2回目観た時は秀頼との関係性というか、一期自身の葛藤もよく見えたので特に違和感を抱くところもなかったんだけどね。なんでか初見の時だけ自分の中で上手く処理が出来ていなかったのが正直なところ。
 
それにしても松田清光カッコ良すぎたー!!!!!!
佐藤清光はあざと可愛い感じが出てたけど、松田くんの清光はクールなのよ。あと初登場のキャストだとは思えないほど馴染んでいてやばい。普通に本丸の古株。過去一「本丸の仲間」としての馴染み具合が凄かった。あと松田凌は声帯に増田俊樹飼ってる
 
っていうか刀ステにおいて明確に「未来を守る」の清光が初じゃない?って思いました。不動が光秀を殺さなかったのもある意味未来を守ったわけだけど。
家康を生かさないと自分の主に関わるやつ。
三英傑の時代に清光がいるからって話なんだけど、織田も伊達も黒田も足利も龍馬もガラシャも、その人物と相対する刀たちの年代がほぼ一致していたから。デフォルトが「あんたがここで死なないと」だった気がする。でも「あんたが生きないと主に会えない」のパターンは初だった気がするよ。
なんだかこの調子で行くと戦国中心に展開して最後に信長やって完結な気がしてならないけど、清光主人公の沖田編もぜひ刀ステで描いてほしいなと思いました(清光の特命やるのかな、特命も見たいな…)。

あとまっきーの演技がなんか「??」ってなってたんだけど、今回の天伝が悲伝より前の話だからか!!納得!!!ってなりました(見事な自己完結)。
そしたら「失う覚悟」のくだりは三日月の未来を知らないで言ったセリフだろうからより一層しんどくないですか?
え?でもあそこまでの情報量を得てたのに悲伝でのまんばちゃんがあれなのかい??と疑問に思わないでもない。でも、慈伝で必ず戻ってこれるようにって「どんぐり」持って行くのを考えると何とも言えないね…。自分が修行先から戻ってこないという未来を知っていて旅立つんでしょ??(刀ステ、時間軸がややこしいので別の時間軸だったらまた別の解釈になるわけだけど…)
太閤の話をそのまま真に受けるとするなら、山姥切は「歴史を最初からやり直すために」「修行先から帰ってこない」わけじゃないですか。
でも慈伝のどんぐりのくだりを考えると、山姥切は自分が修行から戻らない未来を知りながらどんぐりを持って旅立ったと考えられるわけで…。うーん。シンプルに地獄。
ちなみにあの時間軸に未来の太閤が一人でいるのは、恐らく太閤の修行先が冬の陣だったんだろうなと解釈しています。 
 
荒牧慶彦としては天伝より先のまんばちゃんと本丸の行く末を知っているけれど、天伝時点の山姥切国広としては未来のことを知らないわけだから役者さん細かいところまで調整して芝居してるんだろうなと思うと、本当にプロって凄い。
(もしかしたらざっくりとした展開は知らされているのかもしれないけれど…)
 
ストーリーというか演出的な部分では、最後の総力戦が一番の見どころかな。スクリーンが全開になって客席がぐるぐる回りながらどんどん場転していくのが本当に楽しい。ディズニーのアトラクション乗ってる気分になる。
全体を通してスクリーンが全開になるシーンが限られているので視界の開き具合がまた没入感に相乗効果を持たせるんだろうなぁとか思っています。
 
 

照明の話

やっぱり末満さん(または刀ステの照明プランナーさん)はサス使った照明演出好きなんだなって気はした!!!7色のサス使われた日には「なんてヒーローショー?」って感じしたけど(笑)

秀頼に対して抜刀する一期のバックサス。めっちゃ印象的で大好きな照明シーンです。
他のシーンでは大体ピンスポを当てて顔が見えるようにしてるんだけど、このシーンはバックサスだけだから顔が暗くて表情が見えないの。そこが一期の心情と相まって良い。

あと自分の素性を秀頼に明かすシーンの暖色系の明かりのシーンも好き。セット下にもLEDライトがついていて、そこから明かりが漏れてくる感じが良い。
あの音楽と、一期の意を決して打ち明ける感情の溢れ方と照明が連動していてグッときますね。

 
普段から刀ステは照明のキュー多そうだからオペレーション大変なんだろうなぁと思っているのですが、殊、ステアラについてはシーン数も照明の数もこれまでの比じゃないのでオペレーターさんまじで凄いの一言。裏方の様子もバクステで見せて欲しいな…。今回こそスタッフさんのお仕事場面含めドキュメンタリー出すべきだよ刀ステくん!!
私は!!!裏方さんの様子も!!!詳しく見たいんです!!!!
 
ちなみにどうでも良い話なんだけど2回目下手寄りの席で見た時に岩のセットの中にも照明が仕込まれていてサイドスポット的な使い方?してたんだなと気づきました。
 
 
 
 
 
いやー、天伝。スケジュールが許せばもうちょい観たかったな。
来月から无伝始まるのに天伝で明かされたことが全然自分の中で咀嚼出来ていない(笑)そして一般人よりも鍛えてはいるだろうけど天伝より明らかにメインキャストの平均年齢が高い推し含む无伝キャストたちの身体が心配でならないです(余計なお世話)。
すでに稽古が始まっているであろう今時期、毎日ブログを上げる推しが「ちょっと横になる」「15分だけ横になる」と暗に「今日はブログ休みです」とすることが多いのできっとハードな稽古なんだろうよ…。未だに毎日エナドリ飲んでるようであれば、それだけはまじで身体のためにやめてほしいと思うファンより(笑)

SixTONES「1ST」インプレッション

音楽で脳天かち割られるなんていつぶりでしょう…
なんかすんごいアドレナリン出てくるんですけど!!!!

 

俳優の推しについて書いていたブログがすっかり別ジャンルの内容まで書くようになっていました。沼って怖い。そして舞台・演劇界隈の皆さん、急にジャンル違いの話をしだして申し訳ありません。皆さんなら察しがつくかと思いますがこれは布教です。布教ですよ(大事なことなので2回言いました)。

 

ということで今回は先日発売されたSixTONESのファーストアルバム「1ST(ファースト)」のインプレッションについて書いていきます。

いかんせんSixTONESについて知ったのが2年ほど前、知識を増やし始めたのも最近なので色々間違ってたら本当にごめんなさい…。

そして布教と言いつつこのグループやメンバーについて全く知らない人にはあまり優しくない内容かもしれませんが、そういう人はとりあえず動画だけでも見ていただければと思います(丸投げ)。

 

ぜひダイジェスト動画と本人たちによるセルフライナーノーツもあわせてご覧ください(アイドルがセルフライナーノーツ書くなんて思わなかった)。

 


SixTONES "1ST" digeST movie

 

www.sixtones.jp

 

 

今回のアルバムは初回盤A(原石盤)、初回盤B(音色盤)、通常盤の3形態。共通10曲と原石盤にはJr.時代のオリジナル曲が5曲、音色盤にはユニット曲が3曲、通常盤には新曲2曲とボーナストラック1曲という構成になっています。

正直最初は「商売上手だな…(笑)」と思っていたのですが、実際に聴いてみると「これは分けた方が聴きやすいかもしれないな」と思いました。これ収録曲を半分ずつにしたらちょっと詰め込みすぎてしまった感が強くなってしまう気がして、本当に絶妙な曲の振り分け方。とにかくどのアルバムも全体を通して“ジャンルレス”で聴いていて本当に楽しいです。

 

それではそれぞれの曲について私のインプレッションを書いていきます。専門的な音楽的な話はないですよ!!!!ただのオタクの所感だよ!!!!

 

共通曲(10曲)

ST

アルバムのリード曲。ロック自体も熱いんだけど歌詞も熱いのよなー!!すごく奮い立たせてくれる曲。SixTONESの曲の中でも比較的メッセージ性が強い曲な気がする。音楽番組で歌う時、歌い出しでメンバーが向き合ってハモるところが大好き。

完璧だなんて間違ったって思うな 弱さのない世界は強さとは無縁だ

この1フレーズが慢心している社会人にはしみるんですよ…。明日からまた頑張りますね…。

 

2ndシングルの曲(アニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」OP曲)。個人的にシングルのタイトル曲の中で一番好きかもしれない。
本人たちもよく話してるけど、この曲が始まると一気に世界観が出来て引き込まれる感じがすごい。そしてこの時の音楽番組での髙地くんの色っぽさ尋常じゃなかった。あと何度聴いてもきょもの「Hey,you!」が突き抜けていて気持ちが良い。

 

Special Order

SixTONES知らなくても聴いたら自然とテンション爆上がりする曲。スクラッチ部分とかバイブス超上がる~~~Fooooooo!!!!って感じ。私はいつも「ya!」の部分で頭を強く縦に振ります。楽 し い。
なんと言い表して良いのか分からんのですがイントロやAメロの音の運びがインドの音楽みたいな感じしません?エキゾチックな感じ。

 

NEW ERA

3rdシングルの曲(アニメ「半妖の夜叉姫」OP曲)。ロック調に和楽器が入ってるのが良い。疾走感がたまらん。勝手なイメージだけど「切り拓いていく」ということを強く感じる曲です。しんたろの「ノノノノノ~♪」が好き(みんなもそうでしょ?)。個人的に「SixTONESについて行ったら新しい世界見れそう」と確信した曲でもあります。

 

Curtain Call

「夜明け」の曲なんですが私は夕方の海辺とかで聴きたいイメージ。夜ふかしできない人間なので…(笑)“海”はシーンとしてマストです。
端的に表現すると“エモい”です(ほらーオタクすぐ「エモい」って言っちゃうー)。切ない曲なんですよ。女心よりも男心を歌った曲かな?と思います。ラスサビの転調がさらにその切なさを盛り上げます。切ないけど曲調自体は爽やかなので穏やかに聴ける曲かな。

 

Dace All Night

視聴段階から一番刺さってた曲。最高。EDM大好き。英詩なので「英語分からんよ!」って人もダンスチューンなだけあって聴いていると自然に体がノッてきて楽しく聴ける曲だと思います。私にはクラブでメンバーが意中の女性をダンスに誘い出して一緒に盛り上がるようなMVの幻覚が見えます。

 

S.I.X

ライブでやったら絶対楽しい曲。思わず一緒にクラップしてしまうし自然と体が動く感じが楽しい。「Dance All Night」からの流れも最高!!早くみんなと会場に集まってクラップしたいね~~~盛り上がりたいね~~~!!!という気持ちが溢れ出す。
そして全曲解説の動画の時に年長2人が聴きながら一緒にクラップしてた姿めっちゃ可愛かった。

 

Coffee&Cream

甘~~~~~~い!!!!ぶっちぎりで「何も予定が入っていない日の朝」に聴きたい曲ですね!!!!そして恋人と一緒に聴きたい曲ですよ!!!恋人どこですか!!!!!
余談ですがこの曲で初めて「チルする」という言葉を覚えました(笑)

 

Imitation Rain

いわずもがなデビュー曲。この曲、インストで聴くことも多いんだけどピアノの旋律が美しいのでインストで聴いてもとても良い。ありがとうYOSHIKIさん。そしてこれず~っと言ってるんだけど、きょもの「もどれ~ない~」のパート前の「Shall we play this game」で6人が集まるじゃないですか(伝われ)。あの時メンバーがそれぞれ肩に手を置いてるのが胸にグッと来るんですよね…。音楽番組だと尺の都合でここがカットされちゃうんですけど。

 

Lifetime

アッパー系な曲が目立つSixTONESとしては珍しいであろうバラード。「絆・愛情を歌った曲」と公式サイトにはあるのですが、壮大な音楽の中で語られる“これからのSixTONES”と“team SixTONESへのメッセージ”なんですよね。
これまでの曲の中だとNEW WORLDしかり、SixTONES自身の過去やこれからについての詞が多かったイメージなんだけど、この曲には明確に「あなた(ファン)」が加わっているなという印象でした。

 

原石盤(5曲)

この星のHIKARI

初のオリジナル曲。王道ポップス。「SixTONESっぽくない」のかもしれないけど逆にこの王道感が好き。途中客席に一緒に歌えるように振ってくれるところも含めて好き。ジャニーさんありがとう。男性が歌っても女性が歌っても可愛いラブソングです。

 

BE CRAZY

これもSixTONESの原点の曲。サビ前の「高みを目指して」がバリバリにハモっているのに対して1サビ入る時にユニゾンになって音数が減るところがたまらなく好き。歌詞も夢に向かって突き進んで行く前向きな内容なので「よっしゃ頑張るぞ!」って時に聴きたい。

 

"Laugh" in the LIFE

ライブでメンバーがわちゃわちゃしながら歌ってるイメージ。自然と笑顔になれる曲。自粛中に行われた「Johnny's World Happy LIVE with YOU」でもすごく元気になった!!!この時ジェシー「みなさん負けるなよ!笑顔を大切に」と言った言葉にどれだけ救われたか…。そして「ほらみんなこっちおいで」と言う北斗に恋に落ちたのはここだけの話。

 

Rollin'

ゴリゴリロック!!!!!私がこの曲を知ったのが「TrackONE -IMPACT-」のDVDだったんですがライブ開幕でこの曲流れたらそりゃテンション爆上がりですよね!!!!超絶個人的にこの曲を歌ってる時のきょもの歌い方好きなんですよ。低音の出し方!!!

 

RAM-PAM-PAM

パフォーマンスで物議を醸した曲ですが私個人としてはカッコいいと思っている。こちとらパンツ見せられてキャー!!ってなってるんじゃないんだよ!!!!あのパフォーマンス含め楽曲の魅力を全身で表現してるところに盛り上がってんだよ!!!
「止められない til the sun is up」というきょものパートからの盛り上がりたまらんです(誰か分かって)。

 

音色盤(3曲)

EXTRA VIP(Jesse×Juri Tanaka)

これもテンションめっちゃ上がるんですよ!!ジェシーの歌声と樹のラップがばちばちにキマっててMVもおしゃれ!!バックダンサーにきれいなお姉さんつけて踊ってるJ2、っょぃ。
樹自身が「新しい声の出し方でラップを試みている」とセルフライナーノーツで書いているのですが、本当にそのとおりで。声の出し方の違いでこんなに雰囲気が変わるんだ!という発見を与えてくれた曲でもあります。

 

My Hometown(Yugo Kochi×Shintaro Morimoto)

ハマっ子ゆごしん曲。サーフっぽい感じが本当に癒やし。2人の雰囲気ともマッチしていて良い。SixTONESの曲、バッチリきまってる曲が多いのでこういう雰囲気の曲があるとすごく新鮮だしほっと一息つける。
そしてこの曲に限った話じゃないんですけど、髙地くん時々すごい勢いで他担狩りしません??ってMV見ながら思いました。

 

ってあなた(Taiga Kyomoto×Hokuto Matsumura)

きょもほく~~~~!!!!演技派な2人だからこそのMVも素敵。20代半ばの男の子たちが出せる色気なのか?と思うほど大人っぽい感じの曲です。最近きょもほくのハモりパート多いけどこの曲でも高音のきょもと低音の北斗の魅力が十分に出ている。
お願いだからこの曲を化粧品のタイアップとかに使ってくれないかな?勝手にKATEっぽいイメージを持ってる(笑)
非常に個人的なあれであれなんですが、年下男子の切ない恋模様がですね、彼らよりも年上の私には非常に刺さりましたし、MVに出てきたお姉さんになりたい人生だった

通常盤(2曲+1曲)

うやむや

ず~~~~~~っと“うやむや”にされてたけど、めっちゃ好き!!!!私好きですこのタイプの曲!!!!って感じ。体感的にボカロ系の音楽が好きな人は好きだと思う。ピアノの旋律は蝶々Pさん、歌詞の文字数多い感じはowakaさん系かな。
こういう曲も歌える(歌うんだ)という意味ではすごく意外性の強い1曲。松村北斗めちゃくちゃありがとう。
この曲、次々と歌う人が変わるんで6人の歌声の特徴がそれぞれ良いアクセントになっているんですが、とりわけしんたろと樹の歌声が良い味出してるんですよ…。


SixTONES - うやむや (Music Video) [YouTube Ver.] (from Album “1ST”)

 

Mad Love

TOOOOOOOOOO SEXYYYYYYY!!!!!!
WHAT HOT GUYS THEY ARE!!!!!!
ジャニーズの曲には明るくないのであれなんですけど、王子様的な紳士的な感じじゃなくて大丈夫なんですか????(笑)
歌詞、遊び心でRAM-PAM-PAMって入ってますが前後の歌詞のせいでゲフンゲフン。思わず自分が誤訳してるんじゃないかと疑いそうになるほど大人な曲でした。英語が苦手な人はこの歌詞の意味を理解するためだけに英語の勉強を頑張っても良いかもしれない。

 

Telephone 1ST ver.

みんな大好き「Telephone」!!!!このパフォーマンスの動画でSixTONESに落ちた人も多いのでは???これがね、パワーアップしてんですわ…。これオリジナルと聴き比べするのも楽しいと思います。エレキの音がたまらんです。最高にテンション上がる!!!

 

 

“音楽”を大切にするSixTONES

www.gqjapan.jp

インタビューを含め、SixTONESは本人たちが何よりも音楽を愛していて音楽に全力を注ごうとしているのが伝わってくるんですよね。そんな彼らが自信を持って送り出してくれたアルバムなのだから最高に決まってんのよ

 

SixTONES”というグループ名の由来にもなった「6つの原石」「6つの音色」。グループ名を体現している素敵な人たち。

 

きょもの歌声には「希望」を感じるし

北斗の歌声には「色っぽさ」がある。

樹の歌声は「深み」があって

慎太郎の「甘い」歌声は唯一無二だし

こーちの歌声には「優しさ」があって

そしてジェシーの歌声には「あたたかさ」を感じる。

 

もちろん曲が違えばまた違った印象を持ちますが、私は6人の歌声にそんなことを感じながら聴いています。

 

誰しも「得意とする音楽のジャンル」というものがあると思うのですが、SixTONESはびっくりするほど幅広いジャンルを歌いこなしています。合う楽曲、合わない楽曲って音域の問題もあるんですけど、どちらかと言うと声質に左右されることが多いんですよね。

例えば私で言えばポップスとかバラードは比較的歌うのが得意な方なのですが、ロックやラップは自分の声質と相性が悪く苦手です。でも不思議とSixTONESってそこがないんですよ。ロックも歌えるしバラード系も出来る。だからこそ1つのアルバムでこれだけ多彩な楽曲を詰め込むことが出来る。それってすごく強い武器じゃないかって。6人の歌声があるから最強なんですよ。

 

そして樹もインタビューで言ってたけど、アイドルとかアーティストとか、そんなに細かく分ける必要がないということを本人たちが体現してくれているところが良いなって思います。

あと、SixTONESが出してくる楽曲って“音楽が大好き”な人たちに刺さる曲たちだと思うんです。だからYouTubeにも「ロックバンドが好きだったけどハマりました」とか「アニメのOP聴いて好きになりました」とか、確実にこれまでジャニーズの曲を聴くことがなかった人たちの入口になっている。どんどんSixTONESが世の中に見つかっていっている様子を見るのが何よりも嬉しいです(たかだか2年前に知っただけの人間が大変烏滸がましいですが…)。

「何枚売れた」みたいなのも大事なんだろうけど、「SixTONESの曲が聴きたいから」「音楽番組で気に入ったから」「YouTubeで知って好きなったから」って思って1枚1枚を多くの人が手にしてくれるようになったら嬉しい。

 

そして大きな声に出して言いたい。レーベルがSMEで良かった!!!!本当に良かった!!!ありがとうソニー!!!らびゅ~!!

 

本当にデビューして1年目だとは思えないクオリティのアルバムです。

 

こぼれ話:on eST(配信)の話

18時に仕事が終わるわけない在宅社畜はPCの上にスマホ置いてブラインドタッチしながら配信を見たのですが、個人的にセトリのCoffee&CreamからのLemonadeの流れが最高でした。ドリンク繋ぎ。これからも飲み物の名前がついた曲出してくれたらいつか全部繋げてドリンクカウンターみたいなセトリ組んでほしい…(笑)

 

 

 

 

それにしてもSixTONESの音楽についていこうと思うと、必然的に音楽のジャンルとか色々調べることになり、音楽IQが上がっていく気がしています(笑)

そして私はベストな状態で彼らの音楽を楽しみたいからヘッドホン新調しようと思っています。良いヘッドホン知ってたら教えてください。

この前ヘッドホンの下見に行ったんですけど、視聴する時って自分のウォークマンで試すんですよね。その時に「1ST」で聴き比べしたんですけど、幅広いジャンルの楽曲が入っている「1ST」は音の響きの違いを確かめるのにも大変役立ちました。まさかこんなところでも役立つとはwww

あと音へのこだわりと言えば、ウォークマンへ取り込む時もこれまでデフォルトのAACで取り込んでいたのですが今回FLACで取り込んでみました。ハイレゾ用に容量大きいウォークマン買っていて良かったありがとう過去の自分。

そして私はいつかソニー繋がりでSixTONESウォークマンのCMに起用されることを切に願っております。ソニーさんに届けー!!!!