ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~KAWAII Evolution~
「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~KAWAII Evolution~」@品川プリンスホテル クラブeX 7/18 マチネ、7/21 マチネ
前作の「ハーモニーの魔法」に推しが出ると知り、特段サンリオに興味もなかったし、どちらかというとファンシーな世界観に馴染めないであろうタイプにも関わらず挑戦したら見事に沼りました。
ということで新作観てきたよ~~~~!!!!
本当は千秋楽前までに書こうと思ってたんだけど仕事が激務すぎて無理だった
もう何も考えずただただ楽しめる舞台、最高…!!!
幸せ!!!!ありがとう!!!
こんなに続編を願いアンケートに力を入れた作品はこれまでなかったと言っても過言でないくらい好き。まじで好き。推し、サンリオ男子出てくれて本当にありがとう!!!!
スイッチングは8月23日まで、全景は8月31日までニコ生で販売しているので、まだ間に合う!!しかもプレミアム会員はめっちゃお得な価格で購入できますので!!!!
お願い、何も言わず観て!!!!!!!!
そしてそして、念願の劇中音楽のダウロード販売とストリーミング配信もスタートしました!!
アンケート書いて、ことあるごとに「音源出して~~~!!」と言っていた甲斐があった…。本当に嬉しい😭
📢音楽配信スタート!
— ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 (@Sdan_Stage) 2021年7月29日
本日よりミラクル☆ステージ『サンリオ男子』~KAWAII Evolution~ 劇中歌の配信がスタートしました🌈
DL購入、サブスクリプション視聴が可能です🙌
サンリオ男子たちのキラキラでハッピーな曲をぜひお聴きください🎧
※各配信サイトにて順次配信開始https://t.co/7s6NKG5NrM
と言いつつも実のところ、今回も1回だけ観に行く予定だったのです。シナモン回観られれば十分だと…。でも、やっぱり「虎男とクロミお嬢の絡み見たいわ」となって急遽追加でチケットを購入しました。
この役者さんがいるから、という理由ではなく「このキャラとその推しの絡みが見たい」なんて理由でチケットを足すようになるとは思ってもいなかったぜ…。それだけサンリオ男子に出てくるそれぞれのキャラクターが愛おしいんですよね。
以下ネタバレ含む感想です
今作は事前特番で「社会派」「バトルもの」と言っていたので全然想像がつかなかったのですが、まぁ相変わらず平和だった…(笑)やさしい世界…。
実在の企画を題材にしてるからある意味「社会派」は合ってたけども。
音楽はこれまでの2作品と比べると結構違ったかな。
これはなんてサンリオディビジョン……………
今回のテーマ的なものは
「好きの気持ちに順位はいらない」ということだと思うんですよね。ある種、TOや強火オタ向け。
「誰かの好きが一番になったら、誰かの好きは二番や三番になるの?」(セリフうろ覚え)という言葉はぐさっときたし、そこから続く康太のシーンは色々考えさせられました。元は柏木くんの言葉なんだけど(笑)
言われてみれば好きの気持ちに順番も優劣もないんですよね。
順位をつけるということは一番になれないと必然的に自分の「好き」という気持ちが劣っているということになってしまうから。
「誰かを好きって気持ちや応援したいって気持ちは他の人と比べるものじゃない」って劇中でも言ってた。
そうなんだよ!!そうなの!!!
なんでかTOだのなんだの色々あるんだけど、自分が推しを好きならそれで良いのですよ!!!!!
でもこれ、実際のオタク活動に当てはめると、好きの気持ち≒どれだけお金や時間を使ったかになりがち。そして都度、学級会しがち。
あと、対象が3次元であれば「推しに認知されるかどうか」っていうことも関わってくるので「他の人と比べる必要ないよ」という言葉では片付けられないのでは…?という気もしてしまうのです。オタク、業が深すぎる。
今回如恵留が“一番”に拘っていたのは「一番好きなダンスでなかなか結果が出ず、同じくらい好きなサンリオだけは周りから一番だと認めてもらいたい」という理由だったわけだけど、実は過去記事で自分でもこれについて書いていて、
ちなみに「りさ子のガチ恋♡俳優沼」でもりさ子がああいう展開になったのは「自分を知ってほしい」という本当に単純な思いが発端だと思うんだけど、その底にあるのは「自己肯定感の低さ」とか「社会的な立場(職場)での充実感」とかが足りてなくて、推しという存在に“依存”していることが大元の原因なのかなって思ったりするので。
オタク趣味以外の部分で満たされない何かがあると、それと同等に力を入れているものに対して依存というか、結果を求めてしまうことは往々にしてあることなのではないかなと思うのです。
今回の作品では、その解決方法というか別の視点の持ち方として「好きなものを通して出会った仲間がいるよ」というところに落とし込んでいたけれど(それで良いのか?感は否めない)。
No.1になることに躍起になっている時、確かにキラキラした気持ちはなくなってしまうかもしれないし、それなら一生懸命推しのことを語っている方が輝いているかもしれない。でも、如恵留自身の「満たされない気持ち」は「仲間がいるじゃない」で解決するのかなーって。No.1になれなかったら闇落ちルートしかないので、こういうまとめ方が一番平和なのだと思うけれど。
ちなみに康太は誰かの好きが一番になったら誰かの好きを否定することになるから、みんなが幸せになってほしいと思って「No.1は決めなくて良い!」って大会を止めに行くんだけど、如恵留がなんでそこまで大会に固執するのか分からないながらも想いを受け止めて「いいよ、大会続けよう」って受け入れた祐くんも優しいと思うんですよ。
大会をそのまま続けていたらNo.1が決まって、誰かの好きの気持ちが否定されたような気持ちになってしまうかもしれないけれど、仲間の気持ちを汲んで動ける祐くん本当に良い子。
サンリオ男子、コミカルながらオタクの情操教育にぴったりなので、サンリオ好きじゃなくてもぜひ観てほしい。
2時間くらいの長さでテンポも良くて音楽と歌が良い。
色々難しいこと書いたけど、実際観たらニコニコしながらペンラ振って最終的に幸せになれる。
っていうかさ、これだけ言って良い???
なんで今回グッズのぬいぐるみシナモンないんですか??????
シナモンを膝に乗せたかったよおおおお!!!!次回作やる時はシナモンのぬいぐるみもラインナップしてほしいです!!!!
あ、日替わり出演のシナモンめっちゃ可愛かったです。発声できないが故に心の中で「アーーーーーーーーーー!!!!!」ってなってた。まじしんどかった。シナモン超可愛い。会長シナモンと一緒に踊ってたのまじで嫉妬。私もグリしたい(多摩センター行け)。
こぼれ話
今回も梅崎くん推しということで行ったは良いが、まんまと柏木くんに落ちかけて帰ってきた。
もちろんキャラとして良い子なんだけど(いや、サンリオ男子みんな良い子なんだけど)、歌唱パートでめっちゃ元気よくニコニコパフォーマンスしてるの見て「やばいペンラの色変えるしかないのでは…?」と思ってしまったことをここに懺悔します。
1回目はバルコニー、2回目はベンチシートだったんだけど、ベンチシートの時は柏木くんベスポジすぎた…。