ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

中国ドラマにハマって中国語を勉強し始めたオタクの話

推しが活動をお休みしてるから現場がなくて暇しております。
かと言って他に観に行く作品があるかと言われればそんなものもなく…。

 

推しがお休みしてから闇落ちブログの原文をスマホのメモ帳に書き綴っていたのですがあまりにも闇が深く、ただただ気分が落ちるだけだと思ってジャンル外ですが最近ハマったことでメンタル維持してるよって話をします*1
ま、きっとそのブログもどこかのタイミングで供養するためにアップします。多分。

 

以前ブログにも書いたのですが

hitoiro.hatenablog.com

天官賜福、魔道祖師、陳情令と中華コンテンツに見事に沼りました。


ので

 

中国語の勉強をはじめました。

 


いや、海外のコンテンツにハマるとなにせ情報を仕入れるのにも一苦労なので必然的に言語を学ばないと何もオタク活動出来ないんですよ…。
(今でこそ日本向けに手厚いコンテンツを出しているK-POPも、黎明期はそんな感じだった)


実は中国語、大学時代に第二外国語として専攻していたのですが、当時K-POPに夢中だった私は「中国語よりハングルやりたい!!」と思っており、ただ就職の際は中国語が出来た方が有利だなんだと言われ、渋々中国語を専攻していました。

お察しのとおりそんなもんだからモチベが上がらず身にもつかず。
前期の授業はまだ良かったものの、後期は漢詩をひたすら中国語で勉強したものだから、さらにやる気はゼロ。

そんな私が大学を卒業してウン年後にこんなことになろうとは人生不思議なものですね。


大学時代、英語の先生から「その国の言葉を身につけたかったらその国の恋人つくるのが一番だよ!」なんて言われたものですが、ここに私は宣言します。

外国語を身につけたかったらその国に推しを見つけるのが一番だよ!!!!

 

ぶっちゃけドラマだけなら英語字幕付きで配信してくれているので、英語さえ分かればなんとかなります。
(インドネシア語タイ語、韓国語字幕があるのに日本語字幕がないの悲しすぎる)


でも

・推しがSNSに書いている内容を理解したい
・推しが動画でなんて言っているのか知りたい
・推しの出演作の情報を入手したい
・推しにメッセージを送りたい

これ全部その国の言葉が出来ないと何も出来ないのです。

あと英語でドラマを見れはするけれど、他言語を介して理解しなければいけない関係上、翻訳ミスやニュアンス違いで正確な内容を把握できないのもネック。

三者を介した翻訳は少なからず第三者の解釈が含まれてしまうので、言語は原語で理解したい派です。

 


私が人生で一番尊敬しているアイドル SHINeeのKeyくんは、とにかく言語能力に長けていて母国語の韓国語の他、日本語・英語もネイティブレベルに喋ることが出来る人なのですが、そんな彼がある日のインスタライブで放った言葉がすごく印象的だったんですよね。

 

インスタライブでは韓国語、時々英語や日本語も使ってファンと交流していたのですが、その時に海外のとあるファンが「あなたが何を言っているか分からないから英語で話して!」とコメントしたんです。
それを受けてKeyくんは「僕がなんて言っているか知りたかったら韓国語をもっと勉強してね」って言ったんです。

彼はやろうと思えば英語で話せるくらいの語学力があります。
でも彼の母国語は韓国語。いくら話せるからと言っても英語圏外の人間に対して英語でのコミュニケーションをお願いすることはすごく失礼だと私は思っているんです。

推しが外国の人なら相手に話させるのではなく、まずは自分たちが相手の国の言葉を学び理解するのが一番大事なんですよね。


改めてKeyくんのインスタライブを聞いた時に「推しに甘えず、ちゃんと自分が相手の国の言葉を理解しよ」って思ったわけです(今、韓国語の勉強はお休みしてますけども…)。

 

幸い、中国は漢字文化圏なので日本人が学ぶにはそこまでハードルが高くありません。
読み・書きだけならそんな時間がかからず習得できる言語だと思います。
(ただ「発音」は日本語で使わないような舌使いするので鬼のように難しい※個人の感想です)


で、どんな感じで勉強をしているかと言うと私は死ぬほど「テキスト勉強」が苦手なタイプなので、文明の利器を頼って語学アプリで毎日勉強をしています。
他のアプリも使ったのですが、中国語についてはこれが今のところ一番使いやすいかな。

www.hellochinese.cc

学生時代にこういうアプリがあれば良かったのにって切実に思います。
HSKと呼ばれる国際的な中国語能力試験にも対応しているし、自力でテキスト勉強をするとついつい忘れがちな「復習」も、アプリで毎日自動抽出してくれるので反復学習ができて身につきやすいなと実感しています。

なので行き帰りの通勤時間や帰宅してからの5~10分、毎日勉強をするのが最近の日課

社会人になってから平日は死にもの狂いで働いて週末は推しの現場みたいなことを数年繰り返しており、それはそれで楽しかったんですけど目標というものもなかったからどこか満たされないものがあって。
趣味のためと言えど新しいことを勉強することはメンタル的に良いなと感じました。
特に適応障害で休職した時期は“無心で出来るもの”がすごくありがたくて、ひたすらアプリで勉強してました。


あとシンプルに推しの言葉が日に日に分かっていく感じが最高に楽しい。
やっぱり推しは何においても一番のモチベーション。

推しがいると炎上だなんだって地獄に落ちることもあるけれど、救ってくれるのもまた推しという存在だったりするんですよね。

決して推しの存在を他の推しの存在が代替できるわけなんてないんだけどさ。

 


ちなみにこちらが私が気になっている役者さん、汪卓成(ワン・ジュオチョン)くんです。

 
 
 
 
 
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そして、みんな大好き肖戦(シャオ・ジャン)兄さん。
(ついついクセで兄さんって言っちゃうけど大して年齢変わらん)

 

 

それにしてもお金がかからない界隈でオタク始めると、やっぱり観劇趣味ってお金はもちろん劇場に行く労力すごいなー、今までよくコンスタントに行ってたなって思ってしまった(n回目)。
まぁご時世的に海外に行けないので、これが以前のように自由に海外旅行できる世界線だったら観劇費用どころじゃないお金が飛んでたとは思いますが(笑)

全通してるオタクすごいよ。毎回2~3回しか入ってない私でさえしばらく現場から遠ざかると「いや私、なんであんな1万以上もするチケット複数枚も買って何回も観に行ってたんだろうな」って正気になるからね。

 

オタク、冷静になったら終わるから常に狂人であれ。

 

あ、今年中にはHSK3級合格を目指します。

*1:「推しを複数作れ」はオタクの命を救うな。いやそれなりにしんどいですけど。