ひといろ

舞台の感想とか推しの話とか

MANKAI STAGE「A3!」~AUTUMN & WINTER 2019~

「MANKAI STAGE「A3!」~AUTUMN & WINTER 2019~」

@日本青年館ホール 2/10 マチネ 観劇

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MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~ メインテーマ「The Show Must Go On!」

 

SHINDOIカンパニぃぃぃぃ(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

 

イケメン役者育成ゲーム「A3!」が原作の舞台。
作中の劇団 MANKAIカンパニーは春組、夏組、秋組、冬組に分かれていて昨年の春組&夏組公演に続く秋組&冬組公演でした。

春夏は現場に行かなかったので映像で観たのですが、冬組に好きなキャラがいるので今回の公演は観たい!ということでチケット取りました!
(1枠だけ入れて当たるというなんというミラクル…2階席だったけど)

 

感想

ビジュアルだけ見ると「派手な集団だな…」って感じもしますが、舞台上では自然だし、想像してたよりもクオリティが高かったし、MANKAIカンパニーのみんながそこに存在してるって思える舞台でした。

舞台がキラキラしていて眩しいよ…!イケメンばっかかよ眼福…!
そしてタオルが涙でしみていく…。笑

 

実は原作ゲームをやっていて一番泣いたのが冬組だったと記憶しているのですが、舞台は秋組がしんどすぎて涙が止まらなかったです…。「人生最大の後悔」というテーマでそれぞれが一人芝居をやるんですけど、もうしんどすぎる(語彙力)

あと成長してからの万里まじやばいな!!頼れるリーダー感…!!


という話はさておき。秋組、冬組それぞれに乗り越えなければいけない“テーマ”みたいなのがあって、特に「ここ!」って思ったのは冬組リーダー紬のトラウマ克服の部分。

自分の芝居を否定されて自信がなくなったって過去がある彼が、とある一言で彼らしい芝居が出来なくなるんですね。

それを見ていることが心にグサッてきて辛かったのもありつつ、誰か一人でも「あなたの芝居が好きだ」と言ってくれる人がいたら、その人の心が折れることもなかったのかなぁと思うと、「好きなところ」を伝えることって、とても大切なんだなと改めて思ったんです。

紬って“華”がある役者ではないんです。
ただ誠実に丁寧に積み重ねていくタイプの役者さん。

どうしてもお芝居は華がある人に注目が集まりやすいけれど、華があるだけが役者じゃない。
個性のある役者が集まって1つの舞台ができる。
そして大人になった今だからこそ人生経験が役者として生きてくることがある。

そういうことに気づかせてくれるお話でもありました。

 

あ、あとゲームの中でも劇中劇を「観劇する」という機能があるんですけど、ああやってリアルに劇中劇を観られることに本当に感動して!
秋組の〈なんて素敵にピカレスク〉とか幕が開いた瞬間鳥肌が立ってしまった…!

秋組のメンバーがそこにいるぅぅぅぅ!!!ってめっちゃ興奮しました(推しは冬組の月岡紬の私)

 

ただのイケメン作品じゃない「A3!」

A3!ってただみんなで「演劇やろうぜ!」っていう作品じゃなくて、それぞれのバックグラウンドがあって、その中で1人ひとりが演劇に向きあい成長していく姿が描かれているところが魅力だなぁと思っています。

よく、演劇をやる人って「丸裸になれ」って言われることが多いと思うんですが(もちろん物理的ではなく…笑)
偽りの心を持っていたり、中途半端なものって何故か舞台でもそれが出てしまって、観ている人の心も、相手役の人の心も動かすことが出来ないんだから不思議ですよね。
だから、観ている人の心が動いて、一緒に演じる仲間の心も動いたら、それはきっと「自分の心がしっかりそこに“在る”」ということなんだろうなぁと思います。
演じるということは、そのキャラクターになりきると思われがちですが、最終的には演者の「心」なんだろうなぁ…なんて!

A3!は、ただのイケメン役者育成ゲームじゃなくて、そういった演劇に関わる人の心にもしっかり届くような、芝居の本質みたいなところも突いてくる奥深い作品です。

 

そんな真面目なことを堅苦しく書いていますが、なんか久しぶりに「夢を見せてもらった気分」って感じです!
大団円のラストも華やかで素敵でした。 

キャストさんが客降り(客席に来ること)する舞台ってあまり観た経験がなかったんだけど間近で観て「ほんっっと顔が良いな!!!!」って感想しか出てきませんでした(笑)
神様はどうしてあんな顔の造形の良い人たちを生み出したんだ…。

 

しかも当日は「観劇の日」だったそうで、演劇をテーマにした作品を「観劇の日」に観ることが出来たのも奇跡!


第1部、第2部あわせて3時間強くらいの上演時間だったんですが、飽きずにあっという間に時間が過ぎていくような楽しい舞台でした!
久々に見終わったあと「ん~ハッピーだなー!!」って思えたかも!

 

余談

(以下、真面目モード終了/オタク向け文章です)

すっごくどうでも良いけど誉さんのソロ曲「ミ、ミ、ミ、ミ、ミラクル~不思議なルーペ♪」が仕事中もず~~~~~っと脳内で流れてるから「敦盛2011」並に中毒性あるなって思いましたw


それと特段、役者さんに推しはいなかったけれど記念ということで、ランダムブロマイドを私服10、カレー10で買ったんですけど
1枚も月岡紬来ませんでした!!!!!!!!!!
一応キャラ的には紬推しなんだけどなぁ…なんでだろうなぁ…。

でも個ブロ(個人ブロマイド)はちゃんと買ったから良しとしよう

個ブロは確定ガチャ、いいね??

 

個人的MVP

・左京役の藤田さん
とにかく 歌 が 上 手 い。

ネタ曲でも歌唱力が高くて感動する。

・太一役の赤澤くん
ダ ン ス の キ レ が や ば い
実はいっちばんキラキラしてたのが太一だなって遠くから観てて思いました。


4月からは春組単独公演も決定しているということで、チケットがまた争奪戦な気がしますがご縁があれば観に行きたいなぁと思っております!
ではでは、日付変わりましたが今週末はまた青年館ホールに赴き「機動戦士ガンダム00(ダブステ)」を観てきます└( ゚∀゚)┘

妖怪アパートの幽雅な日常

妖怪アパートの幽雅な日常」@紀伊國屋サザンシアター1/20 昼公演観劇してきました!


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原作未読だし、本当に何も前知識なしで行きました(ごめんなさい)

ものすごい華やかさとかはないけれど、観終わった後に心が温かくなる作品だなと思いました。

 

「普通」「当たり前」ってなんなのかとか、自分が過ごす「日常」について考えさせられる作品だし、元が児童小説だからあの年頃の未熟で不安定な年代の子が「未来に向かって歩みを進めていく」というところもテーマなのかな…原作知らないから断言出来ないけど(なーんて言えちゃう年齢に自分もなちゃったんだなぁとしみじみ…笑)。 

 

自分が夕士の立場だったらどうなってたかなって想像してものすごい胸が苦しくなったし、クリのくだりで夕士が感情を吐露するところ、もうこっちの胸がいっぱいになっちゃった。

そしてこの作品は脇をかためる役者さん方の演技がすごい。
特にクリの母親をやってた人の演技が圧倒的すぎてもう胸が張り裂けそうだった。

 

2.5の括りかもしれないけど、2.5だと思って観ると「?」となる可能性があると思うなというのが率直な感想かな。
というのは表現の仕方とかがとっても“THE 演劇”だから。色んな演出の工夫があって私は大好きだけど!

個人的に春から夏へ季節が移り変わる時、ダンサーさんが桜の枝を持って踊るんだけど、揺れるたびに花びらが落ちて青葉になっていくんですよ。
その表現の繊細さが「あああああすごいいいい」ってなった!!(細かい)


あとね、舞台美術が超キレイ!
隠れがちだったんだけど窓の装飾とか素敵だったなぁ。
場転が多いの大変そうだったけど、ちゃんとシーンを象徴するものが舞台上にあったから分かりやすかった。

 

あとさ、あとさ、龍さんの美しさとか優しげな声に思いっきり胸を撃ち抜かれたことをここにご報告しておきます(どうでも良い)

それと貞子っぽい幽霊さんが大変キュートだったので、あんな幽霊だったら一緒に暮らしたいなぁって思いました(笑)

他の人たちも個性豊かで、本当にここで暮らしたら楽しそうって思った!

 

「普通」じゃないかもしれないけれど、その人たちにとっては「普通」っていうのは、自分たちの日常生活にもあって、それが表立って見えることもあれば、そうでないこともある。

私個人としては大多数の人に共通することを「普通」とするのかな?なんて思ってたけど、そうじゃないんだろうなーとこの作品を観てなんとなく考えるのでした。

 

物語のラスト、「おかえり」って言う場面があるんですけど、いつも自分が言っている、そして言われている言葉がこんなにも温かいものなんだということを改めて感じました。

「映画 刀剣乱舞」が気になるあなたへ

1月18日に公開された「映画 刀剣乱舞さっそく観てきました!
※ここではネタバレしませんのでご安心を!

今回は「行こうか迷ってるんだよね~」とか「ちょっと気になってるんだよね~」という人向けに書いてます。
本当に表面をさら~となぞるような文章なのであまり期待しないでね(笑)

touken-movie2019.jp

 
まず審神者の皆様におかれましては
普段2.5次元を見ない人もどうか安心して観ていただきたい。
刀剣乱舞とキャラクターへのリスペクトが詰まっている作品です。
個人的には「刀剣乱舞 入門編」ですが、一切手抜きのないしっかり練られたストーリー・演出になっています。
皆さんそれぞれの“本丸”があるかとは思いますが、映画には映画の本丸があります。
これもまた「とある本丸」の物語。

次に特撮が好きな方へ
小林靖子さん、お噂はかねがね聞き及んでおりましたが本当にすごい方ですね!!
この作品は女性比率が高いでしょうが「時代劇アクションもの」として楽しめると思いますので、1回観ていただきたい。感想が聞きたい。

そして「刀剣乱舞」を知らない方へ
最近何かと「刀剣」の話題がニュースになっていることがありますね。
2018年の紅白歌合戦にはミュージカルから「刀剣男士」が出演していて「なんだこれ?」と思われた方もいるかもしれません。
今回はまた違った人たちが出てきますが「刀から見た歴史」って興味ないですか?
あと見目麗しいイケメンたちに興味ないですか?(笑)
この作品は刀剣乱舞の知識がなくても普通に楽しめる作品なので、「なんか映画観たいな~」という人の選択肢になると嬉しいです。


今回の題材は“本能寺の変
そして織田信長

これまで信長も本能寺の変も多くの作品で描かれてきていて、様々な描写がされてきました。信長は「残酷な人物」として描かれることも多々あるかと思いますが、それでも後世の人間がこれだけ信長に惹かれる理由って何なんでしょうね?

という話はさておき。あらすじ

西暦二二〇五年、歴史の改変を目論む歴史修正主義者によって、過去への攻撃が始まった。
時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者さにわは、かつての刀剣を目覚めさせた。歴史修正主義者が送り込む、時間遡行軍と戦うために。人の形をとったそれらを、“刀剣男士”という。
天正十年六月二日 京・本能寺。
明智光秀織田信長を襲撃した“本能寺の変”に、歴史改変の魔の手が迫っていた。
燃える寺から信長を逃がし歴史を変える、そんな時間遡行軍の計画は、刀剣男士たちの活躍により打ち砕かれた。
ところが、無事任務を終えて帰還した彼らに届いた「織田信長生存」の一報。
本来の歴史に戻すため、刀剣男士たちは織田信長暗殺を目的に再び過去へと出陣するのだった。
どうやって信長は生き延びていたのか、怪しい動きをする影、そして立て続けに歴史介入をしてくる時間遡行軍。彼らの本当の狙いに気付いた三日月宗近は…
正しい歴史とは何か。“守るべきもの”を守る戦いが、今始まる!

公式サイトより引用

 


「映画刀剣乱舞」特報

 

「歴史」を描いた作品が数多ある中で、「刀剣乱舞」だからこそ出来るものって『刀から見た歴史』だと思うんですね。
人ではなく、長い歴史を「物」として見てきた刀剣だからこその観点で歴史を見ることが出来るって、「刀剣乱舞」が出てくるまでありそうでなかったんじゃないかなと。
信長役の山本さんも触れていますが「三日月宗近(刀)という存在があることで信長がまた違って描かれている」ので、もしかすると信長に対する「コレ!」というイメージを持っている人にはまた違った信長像が楽しめるかもしれません。

もちろん話の根幹である

「歴史を守る」とはどういうことなのか?

何を正とし何を誤とするのか?

というところも見どころです。
この物語でどういった答えが出ているかはぜひ観てからのお楽しみということで。


何かと「マンガ」や「アニメ」の実写化が流行りをみせる昨今。
その時に言われるのが「有名タレントだけ起用して原作改悪されて、そんな実写化ばっか」ということ。

でもこの「映画 刀剣乱舞」は原作ファンである自分も十分に楽しめる、完成度の高いものでした。
それだけでなく「歴史エンターテインメント」「時代劇」「特撮」、いろんな要素が含まれているので純粋に1つの映画として面白かったと思います。
上映時間101分なのに濃い…とにかく濃い…。

織田信長役に大河ドラマ新選組!」で土方歳三、「真田丸」で石田三成を演じた、ある意味、時代劇常連の山本耕史さん、豊臣秀吉役に多くのドラマや映画で活躍される八嶋智人さんがキャスティングされていますが、メインの刀剣男士を演じるのは普段“2.5次元”と呼ばれるマンガやアニメ原作の舞台を中心に活躍している若手俳優陣がほとんど。(日本号役の岩永さんは特撮にも出演されてますね)

決してこれまで実写化されてきた作品に出ていた役者さんたちに愛がないとは言いませんが、2.5次元の作品に出ている役者さん方は「キャラクター」に対する愛や追求がものすごいんです。
そんな彼らが演じるキャラクターが中途半端なわけないじゃないですか!
映画もその愛のまま、とっても丁寧に作られていたなという印象です。

如何せん見た目のインパクトがすごいので「コスプレ映画か!?」と思われそうですが、そんなことないよ!!!笑

 
あと個人的に、この映画に出てくる秀吉がとっても好きでした。
「秀吉、こういうとこあるよね~」って思った(笑)

 

どんな作品においても、全員が「素晴らしい!」「超最高!」と言うことってほぼないって私は思っています。
誰かが納得すれば、誰かが納得しない展開だってあると思っています。
「めっちゃ最高だったから観て!!」とおすすめして期待を上げ過ぎて、観た結果「なんか言うほどでもないんじゃない?」ということだって絶対あると思うんです。
だからあえて私は「絶対観て!」とは言いません。でも気になっているなら観てほしい。

 

あ、あと観た人みんな口を揃えて言っていますが
どうか、どうか
ネタバレを読まずに聞かずに観てください!!
ほら話の展開的にね…。ミステリーだし(笑)
「いや、僕私はネタバレウェルカムです!」という人もいると思うけれど、この映画を120%楽しみたいならネタバレは避けることを推奨します。

 

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3次元に“推し”がいる人 必読「りさ子のガチ恋♡俳優沼 」

明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします

さて新年明けて2週間ほど経ちましたが今年初のブログはつい最近読んだ本の感想でも書こうかなと思います。

その名も「りさ子のガチ恋♡俳優沼

3次元に「推し」と呼んでいる存在がいる全人類に読んでほしい

※以下、それとなくネタバレがあるので注意!
あと若干長い!!!!笑


あらすじ

26歳、彼氏なし。OLりさ子の趣味は舞台鑑賞で、若手イケメン俳優の翔太君を追いかける日々。2.5次元舞台『政権☆伝説』に通い詰め、高額プレゼントを贈る。「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」とお金と時間をつぎ込み、彼からのちょっとした「特別扱い」にときめいていたが、ネットで彼に彼女疑惑が持ち上がり…。俳優とファン。演劇業界の闇に切り込む、見て見ぬふりをしたかった愛憎劇!

(文庫本 裏表紙より)


舞台の再演が決定したとのことで、前回気になりつつも都合がつかず行けずじまいだったので今回は行こうかなと思っていたら

「あれはやばい」という感想がチラホラ…。

「終演後しばらく動けなかった」とか何それ…。

え、やばいやつ?何も知らずに行ったら死ぬやつ??
と思い、いやいやでもそれほどのものなら舞台で観て衝撃受けたいなぁ~とか思いつつ、内容が気になりすぎたので早速小説を買ってきました。

ポップな表紙がかわいい!!


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ページをめくった瞬間「あー分かるぅー分かりすぎて胸が痛いぃぃ」の連続!

あとすごく読みやすいです。
そこそこ厚さあるな~と手にとった時には思ったのですが通勤中と帰宅後に読み進めて結局1日で読み終えました(笑)

いわゆる「THE 小説」というものを読み慣れている人からすると、ちょっと物足りないというか、文章が軽く感じるかもしれないということは先にお伝えしておきます。各登場人物のモノローグが中心です。

劇作家さんが書いた本だからか舞台にした時に映えそうなセリフ回しだし、読みながら勝手に「舞台演出、私ならこうするな~、ここでこういう照明だし、こういうM入れたいな~」みたいなことを思っちゃうくらいその光景が描きやすい作品でもあります。

特に舞台通いしてる人は本を読むのが苦手でも想像しやすいからスラスラ読めると思う。
※ただし専門用語がそこそこ多いので、界隈にいない人はググりながら読むことをおすすめします。

私は予め舞台の感想をかいつまんで読んでしまっていたこともあり、本を読んでいてもなんとなく「先が読めてしまった」のでまったくゼロの状態で舞台を観るか本を読んだ方がより面白いかなって思います(笑)
いや~でも勘がいい人だったら途中から気づくかもしれん。


で、ですよ(笑)

読んだ感想としてはリアルすぎてこえーよ勘弁してくれよ…(笑)

なんで「こえーよ」なのかというと、もちろん物語的な展開のこともありますが、普段から2.5次元なり俳優なりおっかけている人は分かるびっくりするくらいのリアリティ
しかも普段“あちら側”にいるであろう劇作家が書いたということも怖い(笑)


この作品はいわゆる「俳優(芸能人)にガチ恋」しちゃった女の子のお話しなんですが、誰でも「りさ子」になりえるんじゃないかって読み終えた時に思ったんですね。

俳優なりアイドルなり、特定の芸能人を「推す(応援する)」という気持ちには、やっぱりどこかその人を特別視していて、神聖視していて、応援する側の大きな心の支えになっていたり、日々の生活の潤いになっていたりするわけで。

でもその気持ちって基本的には一方通行なんですよね。
自分は彼を応援している特別だと思っている、けれど彼にとってはファンの一人であり、彼がどんなに「応援してくれてありがとう。みんなの応援をパフォーマンスで返します!」と言ってもその対象は「私」という個の存在ではないし、私だけに対する特別な「見返り」はない。

私は彼らのお仕事を通して活力をもらって、それを実生活で頑張るエネルギーに変えるということが応援することで得られるもの、ある種の「見返り」だと思うし、本来そうであった方が良いはずなんだけど(いや見返り自体求めてはいけないと思うんだけど)、そう思えない人もいるんだな~。

だって「好き」って気持ちは思っている以上に複雑だから。

愛憎は表裏一体

何がトリガーになるか分からない

「ファン」って何なんだろうって考えさせられる作品でした。

 

でもな~この作品においてはりさ子の“推し”である翔太くんにもダメだった部分があると思うんだよな~~~!!!!「お前それはダメだろおおお」ってツッコみたくなったし(笑)

あと、りさ子の「理解と納得は違う」は名言だと思う、うん。

「私はガチ恋じゃないよ~親目線!!」って言ってる人ほどガチ恋になりやすいって私知ってるよ!!!!!!その人への関心が強すぎて気づけばガチ恋になってるんだよ!!!笑

 

私にも好きな役者さんはいるけれど、芸能のお仕事をしている人たちが見せる姿は「仕事バージョン」だと常々思っていて。

本心であろうが、本心じゃなかろうがもう「その人が出したものが全てでそれ以上でもそれ以下でもない」と思うようにしています。思うようにしているんです。※大事なことなので(ry

タレコミがあろうが、憶測が飛ぼうが、詮索しようが、彼らがファンに見せるものがファンにとっての彼らの全て。

それ以上を求めるとファンと芸能人との間が崩れていく。

だからと言って彼らがファンに対して向けてくれる優しい言葉をすべて「リップサービス」だとは思わないし裏があるとも思いませんけどね!

 

あと、「彼女いるだろうけど、分かってるけど、せめて隠しておいて欲しい、夢見させてほしい」
ってよく言うじゃないですか。

実を言うとかつて私も遠い昔にそういう時期があったので痛いほど気持ちは分かるんです。自分と付き合えるわけがないのは分かっている。でも特定の誰かと自分の推しが付き合っているのはなんか心がギスギスする、嫌だって結局「みんなの××さん」でいてほしいだけなんじゃないの?って思うんです。
じゃあなんでそんな夢見がちな少女()だった私がそこから脱したのかというと自分に彼氏が出来たからだったんですよ。
もうすでにお別れしてますが、初めてちゃんとお付き合いをしてその人と過ごす時間がとても幸せで楽しくて(幕引きの時は最高に後味悪かったけどな!笑)
その時に「自分の推しにも心安らかでいてほしい」「自分だけが幸せで、それを推しにだけタブー視するのってその人の幸せ奪ってるようなもんじゃないか」って思ったんですよ。
※元彼に読まれてようが時効なんで気にしません!!やっほ~見てる~??? 

だからお付き合いしていようが結婚しようが、それで推しが幸せになれるなら万々歳だと少し大人になった今では思うのです。

ただ人気がモノをいう商売で、自分の食い扶持減らすような、役者生命終わらせるようなことだけにはなってほしくないし、自分が大切にしているであろう「役者」というお仕事を潰すようなパートナーはおすすめ出来ないぜ!ということだけなんです。

あれ?おかしいな私もりさ子と同じこと言ってんな???笑

もし私の推しにそういうことがあった時に今と全く違うこと言ってたら笑ってやってください。どうしても寂しさは感じちゃうだろうけど!!!言い表せないモヤっとしたものを抱えているかもしれないけれど!!(予防線)

 
もう、別にこれ俳優おっかけてる人だけじゃなく3次元に「推し」と呼ぶ人がいる人はみんな知った方が良いからドラマにして大量焼き畑しよ!!笑

 

それにしてもこれが現実に起きているかもしれないと考えると、役者やるって大変すぎるね…。この世界に足を踏み込んだ経緯は人それぞれだろうけどお芝居が好きで役者やってる容姿の優れた人がこういうことに神経すり減らさなきゃいけないなんて辛すぎるな~。

 

あ、この本読んでシドの「妄想日記」がぴったりじゃん!!って思いました。
公式MVがなかったので気になった方はググってみてください♪

全アイドルファンに見てほしいアニメ「少年ハリウッド」

先日、ニコ生で一挙放送があったので改めて「少年ハリウッド(少ハリ)」の魅力について書きたいなと思いまして…。

本日は
世の中の全アイドルと全アイドルファンに見てもらいたいアニメNo.1

そして夢を叶えた人、叶えられなかった人、夢を叶える途中の人にも見てもらいたいアニメNo.1をご紹介します。
(いや、これ一挙前に書けよってツッコミはよして…笑)

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※画像:公式サイトスペシャルコンテンツ より引用


公式による作品紹介はこちら!

作品紹介 INTRODUCTION|少年ハリウッド

ニコニコで第1期1話が無料で見られますよ(実は第2期1話も見られるよ)


「絵柄がリアル寄りで苦手なんだよなぁ~」と言われることが多いけど、ちょっと待って!!!
本当に絵柄で切られることが多いんだけどちょっと待って欲しいのです。

この作品は「アイドルとは何か」ということを、とことん突き詰めたアイドルのバイブル的アニメ、「アイドルを哲学するアニメ」なんです。
(他にも小説とか舞台とか色々あるんですけど、すっとばします!)

他のアイドルを題材にした作品って、キラキラしているのが多いと思うんです。
ファンの前で歌って踊る姿とか、もちろん途中で苦悩する場面もあると思うけど、最終的には華やかな部分が中心に描かれていると思うのですが、この作品ってそういうキラキラとか華やかさはなくて、あえていうならアイドルものとしては「地味」なんですね。

でも、この作品では「アイドルであるというのは、どういうことなのか」「アイドルになるためには、どうすればいいのか」というところが丁寧に描かれていて、本職の人もファンも今一度考えるべきことが詰まっている作品なんじゃないかなと思うです。

しかも、そういうことを含んでいるのに説教臭くないのがまた良いところで。(シャチョウはシャチョウなので説教臭いことは言いますが)、日常のふとした時に感じることとか、そういうことがスッと入ってくる感じ。

アイドル題材の作品って山程ある中で本当にこの作品だけは“異色”だと思っています。
この作品は、普通の少年たちがアイドルになり、アイドルから「少年ハリウッド」になるまでの物語なんです。

 

この作品の魅力はなんといっても「脚本」。

カケルのモノローグを文字起こししてくれてるサイトさんがあるんですけどこれ読むだけで“文学”って感じする(笑)

www65.atwiki.jp

 
1期・2期を通した一貫したメッセージ性、そして作中でまるまる1話使って劇やったりライブやったりという「シリーズ構成」。
あと、とにかく細かいこだわりが詰まった作品でつくりが丁寧って印象です。
ダンスシーンはすべて「手書き」、しかもぬるぬる動く!しかもそれぞれに動きが違う!
これは本当にアニメーターさんたちに頭上がらないですよ!!
現代の技術的にもっと違うかたちでダンスシーンを描写することが出来るのに、そこをあえて「手書き」で表現するところにこだわりがあるし、2期最終話のライブシーンの音源とかも、わざわざ録り直したりしてて。
CD版とアニメ版だと同じ曲でもストーリー展開によって歌う人変わったりとか!!
「愛」がなければ出来ないものだと思います。

ちなみにどれだけ動くかはこちらの動画をご覧ください。


#26「HOLLY STAGE FOR YOU」ダイジェスト

 

どのエピソードも私としては思い出深いし、それぞれに語りたいことがあるんだけど
2期3話(通し16話)の「本物の握手」が一番お気に入りだったりします。
ストーリー書くと長くなるので端折りますが、この回でファンの子がカケルに「握手できないくらいになってください!凄く大きな所でお客さんを一杯にしているカケルくんが見たいです!」「今日のこの握手が、もっともっと宝物になるから!」って言うんですよ。

少年ハリウッドっていうアイドルグループは、ハリウッド東京という劇場に行けばいつでもライブが見られるし、公演後に握手もできるし、ある意味ファンと「近い」存在なんですね。
だから本当は「アイドルとの握手は“特別”でなければならない」のに、彼らの握手ってこの時点じゃ特別でもないんです。それをアイドルとして“特別”だと思ってもらえる“本物の握手”が出来るようになれ(なってほしい)という話なんですが、

深い!!!!!!!

ファン目線としては、自分の好きなアイドル、ないし俳優さんにこういう言葉が言える人でいたいなとも思いました。

 

アイドルって比較的ファンと近い存在のパターンが多いし、そうでなくても昨今はSNSのおかげで昔よりも気軽に相手に対して自分の気持ちを伝えられるようになってきたと思うんです。
逆もまたしかりで、アイドル側も自分の言葉でファンに色々伝えられるようになった。

だから「距離感」がおかしくなってると思うことが時々あって。
親しみやすさとかってすごく大事だと思うんですけど、やっぱりアイドルは「アイドル」なので。“手の届かない存在でいてほしい” “ステージで輝く彼らを見たい”と思ってしまうのです。

それって、「自分たちとこの人たちは違う存在なんだ」って線引されることであり、アイドルの人たちにとっては、きっと辛い想いをさせてしまうことになるし、この作品の中でも「キャーキャー言われて手を振るのって、裏を返せばバイバイってことなんじゃないの。アンタたちこっちの住人じゃないからって。」っていうセリフがあるとおり、「アイドル」をしているということは、“普通の人間、一般人とは違う”と明確にされることでもあるわけで。
もう何が言いたいのか分からなくなっちゃったけど(笑)こういった、「アイドルという存在ってどういうものなの?」ということを問いかけてくれるのがこの「少年ハリウッド」という作品です。

この作品で「永遠never ever」という初代から歌い継がれている曲があるんですが、その歌詞に

限りない夢 光れ
限りある季節 駆け抜け
憧れ集めて 汗を輝かせ
君だけのトキメキ
光れ 光れ その先に何があっても
君がそこにいる 今が強いんだ
永遠にnever ever forever

っていうのがあるんですね。
もちろん他の「ハロー世界」とか「HOLLY TRIP」とかも好きなんですけど、この作品はこの曲の歌詞に全てが詰まっていると思うんですわ。


♪永遠never ever/初代少年ハリウッド【少年ハリウッド24話エンディング】

 

そしてここまで「アイドル、アイドル」と口うるさく言ってきましたが、「大人にこそ見てほしい」作品でもあります。

主人公たちは中学生・高校生なんですけど、言葉の1つ1つが沁みるのって、多分その世代よりも「そんなことあったな~」って思える大人な人たちだと思うんです。

アイドルじゃなくても、何か叶えたい夢を追いかけている(追いかけていた)人には、グサグサ刺さって胸が痛くなるんじゃないかな~私がまさにそれでした(笑)

 

さあ、気になった方、年末年始暇な人がいたら見てみてね!

<配信サイト>
ニコニコ:https://ch.nicovideo.jp/shonen-hollywood02
dアニメ:https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=11359

 

ちなみに最近気になってるアイドルについてはまた機会があれば書きます、SixTONESって言うんですけど(笑)

守備範囲広いねってよく言われる!!!!!!

2018年のまとめ☆

2017年は「」の年でしたが、
2018年は「演劇」の年でした。

皆々様には演劇の話しかせず、本当に面倒をお掛けしてます(笑)
さて、ここで2018年に観た舞台を振り返りますよ!

 

<2018年 観劇リスト>
1月 池袋ウエストゲートパーク(IWGP)@池袋 芸術劇場
2月 アンフェアな月@銀河劇場
4月 御茶ノ水ロック@AiiAシアタートーキョー
6月 銀河鉄道999明治座
7月 舞台 刀剣乱舞 悲伝 結の目の不如帰日本青年館ホール
8月 宝塚BOYS@ 池袋 芸術劇場
9月 歴タメLive@EXシアター六本木
10月 ヘブンズ・レコード@よみうりホール
11月 修道女たち本多劇場
12月 ジーザス・クライスト・レディオスター紀伊國屋ホール

あと、知り合いの舞台も観に行かせていただいて、本当に「演劇充」をした1年でした。
まぁ、大体染谷俊之ですが!!!(笑)
逆に3月と5月は何やってたんだ!?と思うような行動ww

リンクあるものは感想書いた記事があるものなので興味あればお願いします~!


あと、今年は観るだけでなく、私自身もワークショップに参加して久しぶりにお芝居に触れたり、演劇について語ったりして一層「また演劇に関わりたいな」と強く思えた年でもありました。

特に上半期に地元のワークショップに参加したのが本当に大きくて!
誘ってくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
あの日家に帰ったら両親に「本当に良い顔してる」と真面目に言われたのが印象的でした(笑)

高校時代は他の人の舞台って全然観に行ってなかったので、今になってプロの皆さんのお芝居を観て学ぶことが多く、久しぶりにお芝居してみてあの時よりも引き出しが増えたな~というのを実感しました。
やっぱ見て学ぶって大事ですわ。

 

そして色んな舞台を観る度に素敵な役者さん方を知ることが出来て幸せです。
特に今年は芝居に対して真摯で熱い心を持つ、自分が強く憧れる、尊敬すると思える俳優 前山剛久さんという存在に出会えたことが本当に宝物でした。
心の底から「もっとこの人の他の芝居が観たい。これからの彼が見たい。」と心を掴まれた人は初めてかもしれません(笑)

そして2年前くらいから「この役者さん好きだな!」って思って、都度お芝居を観に行っていた染谷俊之さんも色んな作品を通して「あ、やっぱりこの人の芝居好きだな」って思えた1年でもありました。
(えぇ、自分が良いなと思った役者さんのお名前は積極的に宣伝していくスタイルです)

 

自分がそこに立てない悔しさもありつつ
でも厳しい世界なのを知っているがゆえに様々な作品で頑張っている憧れの役者さんを尊敬する気持ちもありつつ。
心が動かされる年だったかなぁと思います。

 

役者をやることも好きです。
裏方をやるのも好きです。

一時期は演劇がしんどくて辛くて逃げ出したこともあったんですけど、よく知り合いに演劇の話をしていると「本当に好きなんだね、生き生きしてるね。」と言われるので、多分きっと私は演劇が大好きなんだと思います。

でも会社員生活してると日々の忙しさに揉まれ、「本当に自分、そこまで演劇やりたいのかな?」って思ってしまうことも正直あって、フラストレーションだけが溜まっていって。
これからどうしていこうかな~と考えることもしばしばですが、観る側としては来年もたくさん劇場に足を運ぼうと思っています。
ゲッターズ飯田さんの占いでもラッキースポット「劇場」って書いてあったし!!
通いつめて幸せになろうと思います!(笑)
(実は来年もすでに1月・2月・4月と4本観に行く舞台が決まっているのでね…)

 

あ、2018年に観劇した作品のパンフまとめてみましたよ~

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2019年はちゃんとファンレターを書くことを目標にし、ボールペン字から始めてみようかなと思ってます(笑)

ジーザス・クライスト・レディオスター

ジーザス・クライスト・レディオスター紀伊國屋ホール
12/16 夜公演を観てきました!

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9年ぶりくらいの紀伊國屋ホール
ヨーロッパ企画さんの「曲がれ!スプーン」を観に行った時以来かな。

あらすじはこちら

10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザスが持つ番組は伝説的な聴取率を誇っていた。
今日は特番で生放送。いつもより気合いを入れて生放送に臨むスタッフたち。
番組スポンサーの社長が来たり、特番のゲストが来たりといつもより準備が大変だ。
しかし、OA直前になってもジーザスは現れない。
番組を止めるわけにはいかないとプロデューサーはジーザス不在のままOAを指示する。
ジーザスの穴を埋めるため奔走するディレクター、放送作家、音響たちレギュラースタッフ。
に加え、なぜかゲストやスポンサー企業の社長、演歌歌手など様々な人間を巻き込んで番組が始まってしまう。
様々なトラブルに巻き込まれながらもジーザス不在で無事に生放送を終えることができるのか?

 

※公式サイトより引用 


あの、西田大輔さんの作品、お恥ずかしながら初めて観たんですけど面白かったです!!!
過去4回再演されていたものの全く観たことがなくて、今回家城啓之さんが脚色したものしか観てないからアレなんですけど、コメディなんだけどちゃんとぶれない軸があって、そこを迷子にならずに最後まとめ上がってたのが観ていて本当に気持ち良かった。(何を言ってるか分からないだろうけど伝わってほしい)

あとテンポが良い!!
笑って涙出たのいつぶりだろう(笑)
この作品、映像化がない理由は観てなんとなく察したんだけど、そういうの抜きにしても生の芝居だからこそあの空間だからこそ良いって思えるような作品で、本当にまだ当日券ある日あるから今からでもチケット取って観に行ってほしい!笑
私がここまで言うの結構珍しいよ??笑

実は私も最初はもっと後半の公演のチケットを取っていて。
でも稽古場レポート見て「あ、これ絶対私が好きそうなやつ」と思い、かつ自分が好きな役者さん(染谷俊之さん)の30歳ラストの公演だしと思って急遽16日夜公演取ったんですね。
今思うと「よくやった自分、こんな面白い作品がまた来週も観れるぞ!」って気持ちになってます(笑)

コメディとして笑えたし、
「仕事人」として気づかされることも考えさせられることもあったし、
ただ単に笑えるだけの面白い作品ではなくて
その裏にあるメッセージも含めて胸にグッと来る素敵な作品でした。

インパルスの板倉さん、初めての舞台のお仕事って書いてあったけどそんな感じしないくらい演じ分けが自然ですごかった。
あとやましげさん(山崎樹範さん)が相変わらず上手くて、いや上手いなんて私が言うの烏滸がましいくらいなんだけど本当に上手くて流石だな~という感想。

やっぱり生き生きした役者の芝居って観てる側も元気になりますね!元気になるためのシャワーをガンガン浴びさせてもらった気分です。それだけのものを届けることが出来る役者さん方の芝居が観れることが何よりも幸せです!
紀伊國屋ホール、座席数は400ちょっとで少なめかもしれないんだけど、ワイヤレスマイクを使わない地の声で役者の芝居を感じられる場所で好きです。
そして観劇後「やっぱ芝居って、演劇っていいな」って改めて思うのでした。

 

余談だけどね~この作品ね~舞台セットが可愛いの!

あとものすごく細かいけど、開演する時に客電がバっておりるのと同時に舞台上にある「ON AIR」に明かりがパッてつく演出がものすごく好きでした。(元照明担当としてのチェックポイント)

そうそう、劇場入口手前に演劇に関する書籍集めた棚があるので開場まで時間ある時はぜひ目を通してみてくださいね~。戯曲もあるし演劇論とかもあるので演劇が好きな人は楽しいと思いますよ!

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